2001/06/29(金)

暮らしとパソコン

 ソフトバンクから、「暮らしとパソコン」なる雑誌が出ている。これがまたスゴイ雑誌。シルバー世代のためのパソコン誌なのだが、「ローマ字入力早見表」が付録で、アルファベットには振り仮名、キーボードが使いこなせない人のためのキーボード簡単シール、別冊ドリルでは「はじめまして」を入力するのに30分、「お遍路」特集もあるし(ちなみに次回はお墓の散策をテーマにした記事がのる)、パソコンの買い方も「店員を捕まえ」るところから解説(ほとんど初めてのお使い状態)、「1つのキーに4つの文字があるのが分からない」by 高田さん というコメントはあるし、もう、痒いところに手が届くすばらしい雑誌だ。必見です。正直、感動しました。最近の雑誌ではピカ一。ソフトバンク偉い。IT政策とかいうんだったら、国家自らこういう雑誌に援助すべきだよ。いや、これまじで。

男2+女1

 週刊文春で、男2+女1(ドリカムとかね)の組み合わせはあるのに、なんで逆はないのかっていう疑問に竹内久美子が答える記事があった。俺、このひと嫌いだし、このひとの答えにもぴんとこなかったので、なんと答えていたかはまあいいことにして、俺も理由を考えてみたんで書いてみる。

 これってつまりは、「もう誰か男に支配されてしまっている女性を見たって大衆はうれしくない」ってことなんじゃないの。

 男1+女2だとどう見たって女性2人を1人の男が支配しているように見えるし、「うらやましいぞ」と思いこそすれ、「女の子」いとしいって感じにはならないでしょう。一方、逆の組み合わせだと「男同士牽制しあっているだろうな」「じゃあまだ誰の恋人でもないに違いない」って幻想をまだ持てるんだよね。だから、純潔性をもった女性として偶像視することが一応可能だったりする。

 この辺の偶像視のしやすさの違いが結局のところ理由なんじゃないか。

 まあ、こういう文法で読んじゃうってのが、また俺(あるいは一般大衆)の後進性を意味してるんだろうな、きっと。