2005/01/31(月)

日記

 打ち合わせしに町田へ。別件の仕事がかなりのピークを迎えつつあるのだが、たまには外に出ないと体が腐るので、意地でも外出。

 そういえば、新聞がポストが入っていなかった。なんか数日とらずにおいたら、新聞屋さんが、防犯のために持ち帰ってくれたらしい。うっかりすると、玄関のすぐ外にさえずっと出ないままの生活が続いているんだよな。

 で、打ち合わせの内容はいろいろと興味深く、面白い。

 で、残して出かけた仕事にはいろいろトラブル発生中らしい。遠隔で彼女に作業してもらう。助かる。

 某所に寄って請求書を渡してくる。いろんな人に不義理している。

 帰ってきてからはまた仕事。不具合端末の対処など。おとといのやつほどじゃない。

 食事はパスタ。

 

2005/01/30(日)

日記

 「トリック3」を見る。岡田真澄のお母さんについての番組を見る。

 これだとテレビばっかり見ているようだが、基本はずっと仕事。今日のところは、ながら仕事で出来る程度の微修正が多い。

 請求書作りなども。

 食事は昨日の残り。

 

2005/01/29(土)

日記

 不具合発生中の某機種実機が届く。さっそくチェック。うむ、確かに変だ。resume 処理に入る直前でよく落ちる。

 寝転んで天井見上げたり、ネットで調査したり、ドキュメント読んだり、コンパイルしてはあげて動かしてみたり……いろいろ悩んでみるのだが、不具合修正ならず。

 エラー情報が乏しいんだよな。例外が発生するわけじゃないみたい。Illegal state. というメッセージは出るのだが、curClass, curMethod (カレントクラスとメソッド?)として表示されるのは毎回違う部分。やっぱメモリ関係だよなあ。

 さらなるメモリ削減に取り組む。できる限りの static 化は当然として、その他、複数にわけてた変数を1個にまとめたり、ファイル処理の仕方を少し変えたり……しかし解決せず。

 やっぱ、音関係がうまくいってないんだよな。サウンドの再生停止を繰り返すうちにダメになるっぽいからな。

 あ、ひょっとして。ごりごりごり。あ、直った。やった。

 getAudioPresenter() しては、使用後、null とし(当然、リソースの dispose もやってます)、また、同じ変数に対して、getAudioPresenter() する……ってことを繰り返してたんだけど、どうも一部機種ではこういうやり方ではリソースがきちんと解放されないっぽい。気をつけましょう。

 まあ、一日苦労したけど、解決したからよしとしよう。

 で、食事はあぶらかすの味噌汁+ブリアラ大根。

 結局朝まで仕事。

 就寝前にお風呂へ。湯船で眠ってしまい、顔が水面に当たっては目を覚ますということを繰り返す。

 

2005/01/28(金)

日記

 ずっと仕事。いかんな。1日があっという間に過ぎていく。 食事はらっきょうスープカレー。らっきょうの存在感はあまりない。

 夜、なんだか電池切れになってきたので、気分転換に「竜馬の妻とその夫と愛人」を見る。少し音が悪いせいなのか、前半、少し入り込みにくいところがあるが、尻上がりで面白くなります。コメディ風ではあるが、観賞後いろいろ考えさせる部分も。

 で、また仕事。この期に及んで新機能追加。容量切迫につき、かなりねじ込む感じ。

 

2005/01/27(木)

日記

 今日も筋肉痛。仕事の疲れも少しでてきたし、ちょっと体がツライ。まあ、運動不足なのがいけないのだが。風邪ひかないように気をつけないとな。

 午後、六本木ヒルズにて打ち合わせ。歩くのがつらいな。ご老体の歩行術みたくなる。すり足でよっこらよっこら。悲しいのは、階段がつらいからエレベータを探したりすると、余計歩くことになって、しかも見つからなかったりすること。

 帰宅後、しばらく仕事。

 ジャスコへ。足が痛いので、買い物の量はいつもより少なめ。久々にタコ焼きを食う。

 また仕事に戻る。ああ、容量が厳しくなってきたな。文字数えながらの制作だ。残り数十バイト……。大丈夫なのか。プログラムを少しずつ合理化しよう(本人的には今だって十分合理化されているとは思うのだが)。

 寝る前にチャングム

今日届いた本

 鈴木 理生「東京の地理がわかる事典―読む・知る・愉しむ」。

 

2005/01/26(水)

日記

 深夜から朝にかけて腹痛。昨日食った牡蠣か? でも鍋だから、火は通っているしな。謎だ。

 今日も仕事。でも、途中少し抜けて、ビッグサイト旧友Hと会う。2時間ほど話をする。楽しいひと時。お互いいろいろありますが、まあ張り切っていきましょう。

 帰宅時、すごい筋肉痛。というか、ビッグサイトへ移動時、遅刻だったもんで、かなり走ったのだが、運動不足の身にはかなりきつかったらしい。

 うーん、足が動かん。一度座ると立てない。手すりの重要性に気づく。

 晩飯はとんこつラーメン。

 深夜、インスタント・メッセンジャー で少し打ち合わせ。

今日届いた本

 江東・在日朝鮮人の歴史を記録する会「東京のコリアン・タウン―枝川物語」。

 

2005/01/25(火)

日記

 鍋とか食べてる。でも忙しくて、食事というより食物摂取という感じ。あんまりちゃんと食ってないな。体重も、自然少しずつ減っているみたい。でも、体が退化し、縮んでいく過程なのかも。運動してないもん。

 で、ずっと仕事。バグの嵐。機種依存多すぎ。特にメモリ関係はつらい。画像や音関係のファイルを使った後は、適宜お掃除。でも、メモリ節約とスピードはトレードオフの関係にあるんだよな。 で、メモ的に今日気づいたこと。getGraphics() はあんまりやるとスピードが落ちるけど、全然やらないでいてもメモリ消費していくらしい。1場面に1回getGraphics ということか。

 他に、定期更新作業とかも。

 夜、ちょっとメール障害。

今日届いた本

 あだち 充「KATSU! 15」。

 

2005/01/24(月)

日記

 比較的早起き。ああ、昨晩はあえてメールを見ないように努めていたのだが、今見ると、やっぱり仕事のメールが溜まっている。仕方ない。働こう。

 で、気づくと夜。新聞を読むことさえ忘れていた。

 食事はおでん。それから、賞味期限切れかけのサザエさんの人形焼食う。

 ああ、日記に書くことがないな。働いてばかりだったからな。

 

2005/01/23(日)

日記

 眠い。硬い床の上で寝てたせいか、少し背中と肩が凝った感じも。

 なんとなく寝転びながら新聞を読んだり。

 食事は、味噌汁かけご飯、イカのあぶったやつ、キャベツ・シメジ・赤ピーマン・シャケのホイル蒸し。

 「トリック3」を見る。いつもいいところで次回に続く。

 「シャイニング」の続きを見ようと思ったら、うっかり「トリック3」で上書きしちゃっていることに気づく。ああ、続き見られないままか。これもまた神の思し召しか。

 うーん、日記に書くことがないな。寝てばかりだったからな。

 

# ケン 『> イカのあぶったやつ …舟唄やね。』

# hyakko 『シャイニング。237号室を開ける前で時間が止まったままですが、あそこには何があるのでしょうか気になります、でもやっぱり怖いからいいです。』

# fuji 『シャイニング、傑作なのでぜひ続きを見てください。私はホラー映画というより、よく構成された映像美の映画という印象をもっています。』

# fuji 『ちなみにhttp://www.angryalien.com/にシャイニングその他30秒ダイジェストがあります。ネタばれ注意!』

# kamesato 『あぁ、せっかくバドガールのコスプレして待ち構えてたのに』

# morimon 『http://www.angryalien.com/ ←これ、めちゃくちゃ面白いですね!』

2005/01/22(土)

日記

 相変わらずの仕事。演出関連での諸修正がこれから立て続けに来そうな予感。

 なんとなく、映画「イマジン ジョン・レノン」を見る。画面に映っているレノンを同年代の人間として見ている自分に気づく。We have grown. そのまま昼寝。

 再び起きてからはどうも労働意欲が湧かず、今度は「シャイニング」を見始める。でも見ているうちに眠くなってくる。寝てしまう。ふと目覚める。彼女の方を見る。なんだか怖がっている様子。ああ、俺は怖くなる前に寝てしまったのだな。じゃあ、一旦ここでストップして、また続きは今度にいたしましょうか(しかし、彼女は、その後も恐怖の残像に悩まされるのであった)。

 最近ご飯ばっかり食っている。1人で1日三合くらい。飯椀にして7杯くらいか。でも宮沢賢治は四合だ(出典「雨ニモマケズ」)。戦時中の配給も、最初は三合半だったらしい(ただし、戦争末期にはおよそ 2/3 までに減った)。とにかく、昔の人間に較べれば一日三合なんてそんなに多いわけでもない量なんですな。

 で、調べてみたのだが、ご飯のカロリーって、一合あたり およそ 510kcal くらいなんだね。ということは、三合食っても 1530kcal。成人男性の一般的な一日あたり消費熱量 2000kcal にはまだ余裕がある。でも、一日三合も食うと、結構満腹になる。ご飯は腹持ちもいいしな。後、野菜とたんぱく質を過度にならない程度にとれば、まあ、自然とダイエットになるのではないかと思う。

 少量のおかずと大量のご飯。これが俺流ダイエットの秘訣。というか、俺の過去において、体重が減った時期って、ご飯ばっかり大量に食っていた時期と重なるんだよね。

 で、床の上でごろごろしているうちに寝ちまう。

 

# やっちん 『レノンを同年代の人間として見ている自分に気づく > 子供持つと気分はまんま beautiful boy だよ。/宮沢賢治は四合 > オレも雨ニモマケズ読んで同じこと思った。でも,賢治の時代の人たちって,オレたち以上に体を動かしていた(動かざるを得なかった)んだよねぇ・・・。』

# 桜井 『私が今やっている炭水化物抜きダイエットと正反対ですな……。(ごはんパスタ類抜き、野菜と肉はいくらでも)それで痩せられるのはウラヤマシイです。』

# morimon 『まあ、体質にもよりますし、ある意味、バランス悪く食っているわけですから。』

# morimon 『まあ、でも、レノンは、ジュリアンはほったらかしだったしな。忙しかったんだろうけど。』

# morimon 『賢治は農作業で肉体労働だったろうし。座業の俺とは使うカロリーが違うよな。』

# やっちん 『ジュリアンはほったらかしだったしな > それを見かねたポールがジュリアンを励ますために作ったのが名曲『ヘイ・ジュード』だしね。』

# やっちん 『座業の俺とは使うカロリーが違うよな > 限りなく座業のオレが米四合食うわけにいかないな。でも,米四号食って体動かしたほうが精神衛生上よいような気がしますわ・・・』

2005/01/21(金)

日記

 嗜好が変化しつつある。昔は柔らかいご飯の方が好きだったのに、最近は硬いご飯の方が好み。つぶつぶがはっきりしてないと粘液食っているみたいでどうもしゃっきりしない。この年になっても細かな変化はあるものである。

 ジャスコで買い物。食材と雑誌を買う。

 電気代の明細がポストに入っている。とんでもない料金。暖房する部屋は限定しよう(自然、ノートパソコンが大活躍)。

 最近、テレビや雑誌では「オーシャンズ12」のパブをよく見る。もう12作目か。俺的には「オーシャンズ4」が最高傑作だったな。

 昼飯はパスタ。なんだか、フォークとスプーンがうまく動かせない。基本的な運動機能が低下しているのだろうかと一瞬不安になるが、すぐに、さっき買い物にいって重いものを持ったからだと合点。

 バジルソースのオリーブオイルで胸焼け。気持ち悪い。

 音楽ファイルの整理。彼女の iPod の音楽データがうまく読めないらしい。どうもいまいち信頼性に欠けるっぽい。「初期化しろ」ってメッセージが出るが、MacOS X を iPod にインストールしてあるのもあって、すぐには対処できず。

 iPod はほっぽいといて、その他、分散していた音楽ファイルの整理。一箇所に集める。およそ 2000曲。そんなに多いとも思わんが、それでもコピーと CD 情報取得にえらい時間がかかる。

 寝る前に蒸しサツマイモを食う。美味い。

 

# ヨシヒサ 『変?と思いながら引っかかってしまった・・・』

# morimon 『やった!』

2005/01/20(木)

日記

 いかん、いかんぞ。うっかり早起きしてしまった。太陽が昇るころの時刻に目覚めてしまった。これでうっかり仕事なんか始めたらどうなる。そのまま夜までずっと仕事する羽目になるぞ。意地でも仕事しないのだ。するものか。

 ……というわけで、某所に置きっぱなしで全然使ってなかった Movable Type を、家庭内サーバに移動するという作業をおこなう。む、コンピュータに向かっているという点では仕事とかわらんな。で、移動作業がうまくいったかというと……なんか変だ。BerkeleyDB のバージョンが違うとかそういう話なのかな。まあ、いい。

 そんなことしているうちに、仕事のメールが舞い込んでくる。あかん。仕事が始まってしまった。

 しかし、この仕事の作業ファイル、いい加減巨大化してきましたな。サーバがパンク状態。受け渡しに困るな。どうしよう。アイトラスティーでも使ってみるかな。

 昼飯は点心。晩飯はソーセージ。

 ながらでテレビを見ていたら、なんだか妙ちくりんな教育番組が。小学校高学年くらいの男の子と女の子が出てくるのだが、手にリボンをつけてどっちが右でどっちが左かを確認したり、体の向きによって右と左が入れ替わったることを丁寧に分析したり、友達を遊びに誘う時の作法について考えたり。これは一体なんなんだ……と思ったら、LD, ADHD 向けの番組なんだとか。ふーん。今はなんだか不思議な時代だな。

 夜、チャングムを見てから寝る。

 

# ヨシヒサ 『熊本ではこの時期は7時頃かな!!<太陽が昇るころの時刻』

# tomo 『リンク先がとっても参考になります。どうもありがとうございます。(ペコリ)』

# fuji 『しかし、「みてハッスルきいてハッスル」の内容はむしろ大人でもできてない人がいると思いますが。ま、自分のことは棚に上げて。』

# ケン 『『チャングム』、我が家も見始めました…。本も思わず買いそうです。』

# morimon 『たしかに、「みてハッスルきいてハッスル」のページにある、内容表を見ると、それぞれがそのまんま対人術と社交術の本のネタになりそうですね。』

# morimon 『うーん、参考になるリンクってなんだろう……。』

# morimon 『チャングム、いいでしょう。ストーリーもさることながら、女優陣の演技がいいんだわ。』

2005/01/19(水)

日記

 今日も仕事ばかり。ああ大変だ。諸修正でどんどん時間が過ぎていく。いつも1日が終わると、明日こそはゆっくりできるかなとか考えるのだが、いざ1日が始まるとそうはいかないんですな。世間の中で生きるというのはこういうことなのですかな。

 で、ながらでテレビを見ていたりする。語学番組が楽しい。英語とかハングルとかドイツ語とか。しかし、ドイツ語は、大学時にやったのに全然覚えていないな。まるっとすりっと全部すべて忘れている。いや、最初っからなんにも覚えていなかったのかも。俺が大学院受ける前の年くらいから、第二外国語が入試からはずされたんだけど、もし、そうじゃなかったら、俺は大学院には行けてなかったですよ、100%。

 今日の食事もお茶漬けとか味噌汁かけご飯とか。ご飯比率高し。

 

2005/01/18(火)

日記

 友人Yに男の子が産まれた。なんというか、高校時代の彼を知っている俺としては、ああ、あいつがなあ、みんな大人になっていくのだなあ、まったく劇画・オバQだなあ(そういやコレ、N氏が演劇でやったらしいなあ)、という感慨が湧かないでもない。

 彼女に「Yもパパになったわけだねえ」と言ったら、「母親は自然に『なる』ものだけど、父親はなろうとしなくては、なれないんじゃないかな」との答。ふむ、確かに、女性には出産過程で生理学的変化が起きるわけだが、男性はそんなのないもんね。お父さんは大変なのだ。努力しなくてはならないのだ。

 しかし、今日は外が騒がしいな。ん? なにか警告音のようなものが……「ウーウー火災が発生しました」。なにっ。しかし俺は冷静。いや、実は、うちの隣に出来た超高層マンションで、火災報知器の総チェックをやっているらしいんだわ。ここ数日、毎日毎日コレなんですわ。いい加減もう慣れちゃいました。いざほんとのやつが鳴っても、もう狼少年ですよ。私は逃げませんよ、ええ。

 コンビニに行って、あだち充の廉価本を買う。サイゾーも届いている。夕刊も溜まっている。ていうか、外に出ないから、郵便物がポストに堆積している。

 寝転びながら雑誌や新聞を読む。現実逃避のひと時。

 今日は、なんだか左胸が痛い。肋間神経痛というやつだな。もう体がガタガタなのね。とっかえたいね。

 というわけで、今日もひたすら仕事。気がつくと夜。調整&デバッグ&小機能追加といったことばかりだから、どうも大きく進行している気がせず、達成感のようなものに欠ける。ああ、今日はその他に定期更新作業もしましたよ。でも、あともう1つの仕事に全然手が回ってません。あかん。

 食事は、お茶漬けとかきのこの炒め物とかきのこの味噌汁とかイカのお刺身とか。寝る前に「ラヂオの時間」を見る。面白い。三谷幸喜さんって、ちゃんと自分の作品を客観視できている感じですね。ハズレがない。

 

# やっちん 『父親には努力をしてなる,ものだそうで・・・』

# RGB(0,0,0) 『やっぱりやっぱり猫が好きが好き』

# morimon 『猫が好きは、再放送かなんかで1、2回しか見たことないんですが、面白かったです。』

2005/01/17(月)

日記

 N氏より、福岡土産として大原松露饅頭をいただく。正確には福岡銘菓というよりは唐津銘菓なんだが、俺が幼き頃、この饅頭屋の福岡本店の隣に住んでいたもんで、すごく懐かしいのだ。より正確には、俺の住んでいた建物はすでに壊されており、饅頭屋がその敷地に建て増しされている状態。なんとなくさびしい。昔のマンガ日記参照。

 今年のセンター試験は、出題ミスやら、監督ミスやら、問題漏洩疑惑@2ch やら、不祥事噴出らしいね。なんか、日本人の美点だった、当たり前のことを間違いなくこなすっていう国民性も、最近はうしなわれつつあるのかな。うむ、センター副長がなんだか謝っていますな。……って、A先生かい……。今、入試センターにいるんですね。

 で、いい天気なのに、きょうも家にこもってモリモリ仕事。というか、微修正に忙殺される。ああ、別件の仕事の方に時間が回らない。あかん……。

 仕事しながら地震番組を見る。うむ、身近な人を亡くした人たちは未だにつらそうね。しかし、ちょっと思うのだが、人によっては、死者に自分自身の苦悩を投影しすぎているきらいがあるような。人が死のうが死ぬまいが、同じように悩んだかもしれないじゃないか。いつもその人の死に諸事象を関連付けて考えることで、自分の抱えている問題の中心部分が見えにくくなっているってこと、結構あるんじゃないか。そうするのが弱いとか強いとかじゃなくてね。でも、特に若い人の場合、悩むのも初めてだから、その辺の切り分けが難しいのかもね。

 あ、今日が阪神大震災10周年ということは、もうすぐ地下鉄サリン事件10周年でもあるわけか。

 食事は、牛スジの味噌煮込み。

 

# ゆみねえ 『morimonさんとウチのダンナ、幼少の頃も上京してからの住処もすごく近かったんじゃないかしら (…って、よくあるコトかもしれませんが)。松露饅頭、久しぶりに私も食べたくなりました。』

# morimon 『え、そうなんですか。なんか不思議ですね。どのへんに住んでたんですか?』

# fuji 『あらあら A 先生。ということはもう A 研もなくなっているということですか。』

# ゆみねえ 『今の実家が草香江なのですが、うんと小さい頃は違う土地だったみたいです(なんだ、がっかり)。でも上京してからは、学校のすぐ近くだったらしいですよ。で、詳しい場所聞こうと思ったら、トイレいって寝ちゃいました(しょぼん)。』

# morimon 『草香江 という地名は知らなかったのですが、確かにすぐ近くですね。でも学校区は違うのかな。大濠公園の中の学校とかになるんですかね。僕は舞鶴小学校に2年まで通っていました。』

# morimon 『浅野研、ないんでしょうね。写真つきで報道されていますね。本人、やりたくない仕事でしょうね。』

# ゆみねえ 『すごーい遅レスですが、上京してすぐには荻窪に居たそうです。で、文京区に住んでいたのは仕事に就いてからとのこと。「それにしたって最初は駒場に通ってたんだから、本郷にいたら近くないでしょー」と言われてしまいました。小学校はどこだったのかは聞いていませんが高校は愛媛県だったそうですよ。』

2005/01/16(日)

日記

 今日もずっと仕事。日曜だというのに。でも、休日の方が落ち着いて仕事できるんだよな。せきたてられる感じがないからな。あわよくば、まわりより一足先の進行へ持っていくこともできたり。いや、そんなことはほとんどないのだが。

 途中休憩として、「トリック3」を見る。いや、このドラマ、ひび割れまくりの完成度がたまりませんな。

 食事として昨日のスープを食べる。カレーパウダーと塩を追加してご飯にかけて、カレーっぽく食べたりも。

 夜になると、テレビはだんだんと阪神大震災モード。俺、この地震があった日って、大学院の修士論文の締切日だったんだよね。だから、揺れた時も起きてた。ラジオの速報は聞いてたけど、テレビは全然見なかった。新聞も読んでいる暇はなかった。というわけで、あの時の諸報道ってほとんどちゃんと目にしてないんだよね。だから、今さらながら、当時の被害映像をテレビで見ると、大体が初見だったりして、ほんとえらいことになっていたんだなあと驚愕するのですよ。

 せっかく家を再建したのに都市計画で立ち退きって事例が結構あるらしいね。ひでーな。行政としては仕方ない部分もあるとはいえ……。

 地震で娘を失った女性が、「復興という言葉には違和感がある」「娘がいないのに復興なんて」「ありうるとしたら再生でしかない」といったようなことを口にしていた。うむ。そうなのかもしれない。

 

# fuji 『トリック3今見ております。高橋ひとみの演技はなんとかならんですかね。』

# morimon 『ああ、こちらはBSの再放送見ているんですけど、まだそこまで放映してないです。追い抜かれました。』

# fuji 『昨日見終わりました。4,5話はかなり力が入っていていい出来です。ラストも爽やかでいいっす。』

# morimon 『やっと高橋ひとみの前半部分を見終わりました。』

2005/01/15(土)

日記

 冷たい雨。受験生大変だな。俺、上京してからおよそ10年、大学のすぐそばに住んでたんで、毎年センター試験の日には、開始と終了のブザーを聞きながら、全然成長しない自分にため息をつくのが通例だった。

 しかし、受験ってほんと嫌だよね。よく「社会のつらさに較べたら受験なんてどってことない」みたいなこという人がいるけど、そういうこという人ってよっぽど優秀だったのか、あるいは、のほほーんと受験していたかのどっちかなんでしょうな。俺は、二度と受験なんてしたくない。というか、試験全般が嫌。こんなこと思うのは俺が小人物だからか? あるいは、試験で悪い成績とったりすると、自己イメージとのギャップを感じて、簡単に傷ついたりするから? いかんな、こんなこと言っている時点で、俺も一元的価値観に毒されているということか。

 で、なんだか寒いので、体が動かない。床暖房の上で昼寝をしてしまう。昼寝は日課っぽくなっている。

 起きた後は仕事。今日は土曜日だが、フリーランサーにとって、休日だとかは関係ないのだ。

 自宅内サーバに某CMS ソフトをインストールしたり、別件の月曜チェック用バージョンを制作・アップしたり。

 食事は味噌汁かけご飯。のび太もこれが大好き(某アイドルと体を入れ替えた話の中で好きな食べ物はと聞かれてそう答えている)。それからお茶漬け。飯ばかり食っている。彼女がご飯を1口も食べないうちにお釜は空になる。彼女はカブと手羽の野菜スープを作る。

 そして朝まで仕事。某所で作ったショッピングカートシステムをローカルに移植したりも。

 

2005/01/14(金)

日記

 起きてからもなかなかスイッチが入らず。ついうっかり昼寝をしてしまう。いかんな。もう今年になって2週間だというのに、なにも進んでいないじゃないか。ずっと怠け者のままだ。

 昼寝から目覚めた後、1点修正作業。しかし、まだエンジンはかからず。

 なんとなく食事。味噌汁+ご飯3杯。こういうシンプルな食事は意外に満足度が高い。間食に高カロリーなものを食べるのを避け、この手の食生活をすることで、きっとダイエット可能であると信じる。

 いよいよ仕事に取り掛かる。確率調整部分やらマップの飾りやら。それから、リソースコンパイルに時間がかかる件、場当たり的解決。基本的に機種別である必要はないからな。先にデフォルトリソース1つ書き出して、他はコピーないしシンボリックリンクでしのいじゃう。少しは作業効率が上がったかな。なにしろ、サーバにアップするだけで20分とかかかるからな。少しは工夫しないとな。

 仕事しながら、どういうわけか金魚についてのテレビ番組を見ている。世界最大40cm超の金魚、20年以上生きている金魚、鱗を削られることで白くなった金魚……いや、いろいろと面白いです。マニアックでありながらも、俺みたいな一般人が見てもそれなりに楽しいってのは、それが金魚であるからなんだよな。トカゲなんかだとそうはいきません。

 で、寝る前にりんごを食う。

 

# hyakko 『たしか長寿記録な金魚は飼われ始めてから44年以上経ていたような……。』

2005/01/13(木)

日記

 コンビニに行って、週刊文春とニューズウィークを買う。現実逃避気味に読む。雑誌というものは、5分で読もうと思えば読めるしじっくり読もうと思えばいくらでも時間を費やせる。現実逃避のためなので、後者のモードで読む。時間がどんどん過ぎていく。

 そして次なる現実逃避としてマンガ日記を描く。

 描き終わるころには焦燥感。そろそろ仕事をするしかないな。

 とりあえずロジック考察。それからリソース作り。

 食事はお茶漬けとか野菜スープとかお好み焼きとか。

 夜、チャングムを見る。今回の話、信じることの強さがテーマと見た。

 で、なんとなく朝まで仕事。

 

2005/01/12(水)

日記

 Apple Mac mini ですか! これは物欲。是非ほしい。iPod 以降の弁当箱デザインにさらに磨きがかかった模様。誰かください。いやくれ。あなたはあげたくなーる←サブリミナル。Apple iPod shuffleもいい感じです。USB メモリ代わりに1つ買おうかな。

 お昼、日比谷のルノワールにて待ち合わせ。ここは Yahoo! BBモバイル 利用可能。電源までついてる。便利かも。

 六本木ヒルズへ移動してミーティング参加。いろいろ準備不足気味か。勉強&努力しなくてはならないな。

 帰り、一風堂にてラーメン。

 銀座三越のデパ地下にて、別件外出していた彼女と落ち合う。

 帰宅してから軽くまた食事。半額寒ブリなど。美味。食ってるとなんだか眠くなる。床暖房の上でとけていく私。

 23時頃目を覚ます。遅れ気味になっている仕事の今後の進行スケジュールについて考える。

 少し疲労が溜まってきたかな(そんなに頑張ってもいないんだけど)。またどっか旅行いきたいな。いろいろある娯楽の中で、旅行くらい面白く刺激的なものってなかなかないよね。経済的・肉体的にありうるのなら、一生漂泊民みたいに生きてみたいよね。

 近世・近代以前は、日本にも漂泊民ってたくさんいたわけだ。でも、戸籍に代表される社会的制度が整備されていくにつれて、そういった枠組みから外れるものとして、そういった人間はだんだんと排除されていった。管理する側・徴税する側の存在としての国家にとっては、そうである方がいろいろと都合がいいからってことなんだろうな。

 一般に出稼ぎというと、我々はどうしてもネガティブなイメージで捉えがちだが、その辺の見方自体が、こういった上からの社会的規範に誘導されているものなのかもしれないとちらっと思ったり。実際、現代も出稼ぎしてる人って多いよね。各地を移動しながら働くことって、ちょっと漂泊民的でもあり、楽しい部分も多いと思うし、実は社会の枠組みいかんでは、さらにもっと普通でもっとポジティブな生き方になっていくと思うんだ。

 そういえば、流しの薬剤師なんてのも世の中にはいるらしいね。薬剤師資格保持者って慢性的に不足しているらしく、あちこち転々としながら働いてたりするんだって。サイダーハウス・ルールみたい。

 移動生活を始めると、物欲の形が変わるらしいね。持ち運べるものしかいらないから。嵩があるものは不必要になる。

 こういった生活とか経済のスタイルが人間の考え方に与える影響ってかなり大きいものなんだろうね。

 まあ、とはいえ、1人ならいざしらず、ある程度の人数のかたまりが移動生活を続けるというのはなかなか大変なわけで、(近代的な意味での)家族制度が、こういう漂泊的生き方とどう並立することができるのかというのは、いろいろ考えるべきところのあるテーマなのかもしれない。必ずしも排反であるとは思わないし、そのへんの可能性を模索していくってのは非常にチャレンジングで素敵な生き方なのかもしれない。まあ、現代社会にスポイルされてしまった僕には、そんな生き方は選べませんが。

 

# yuri 『私も欲しい! ipodシャッフルも欲しい。』

# やっちん 『近世・近代以前は、日本にも漂泊民ってたくさんいたわけだ。> 結構最近までサンカ(山窩)という漂白の人たちがいたみたい。ただ,差別の対象だったらしいけど。近世枠組みから外れた川原者という人たちなど半ば国家からそういう対象にさせられる,のか。』

# morimon 『サンカは興味あるよね。三角寛の書いていることは、作り話も多いらしいけど。いろんな説があるよね。ツチグモとかに遡るとも、単なる江戸時代の逃散民のなれの果てだとも。』

# やっちん 『サンカは興味あるけど,一筋縄では考えられないみたいね。原始狩猟縄文人の生き残りとも言うような作り話的なものまであるし。ただその縄文人も定住していた痕跡が見つかっているし,今のいわゆる人権問題も奈良時代の戸籍法からの逃避民まで遡れる,ともいう話もあるね。やっぱりいつの時代も逃避民はいるのだな。現代という時代が逃避させないようにできているのかなあ。』

# moriken 『5年くらい前に、ホンモノのヒッピー(60年代末からの学生運動崩れの果てに世界放浪。国立の「BUZOKU」出身)の取材をしに、長野のとある場所に行きましたよ。岩大と。いまもそこの人たちはすべて自給自足(水も電気も)。これまで食べたどんな高級料理よりがドブに捨てるほど、メシがうまかったです。』

# morimon 『morikenさん、クエーカー教徒ってどう思います?』

# tomo 『Apple Mac mini ←欲しい。今年はお金を貯めたいと思っているのに欲しいものばかりでございますよ。全く。』

# morimon 『yuriさん、tomoさん、Mac mini 大人気みたいですね。自分用の Mac一台ずっと欲しいなと思っているんですが、安いとはいえ、5万円はぱっとは出せないし。+ソフト代もいるし。僕は今回は見送りです。』

2005/01/11(火)

日記

 宅配便で目を覚ます。京都のTさんから「あぶらかす」なる食い物が届く。牛の腸を油で揚げたものらしい。初めて見る。見た目は……巨大干し椎茸? 晩飯はお好み焼きにするということで彼女と同意。

 I君来訪。包丁&食べ物をもらう。ありがとうです。タリーズコーヒーに行ってしばし雑談。

 その帰り肉屋に寄って肉を買う。商店街っていいな。

 行ったことのない焼肉屋を発見。いつもと違う道には新しい発見があるなあ。でもこのお店、名前聞いたことあるな。今度来ようと彼女と誓う。

 道すがら、肉屋で買ったコロッケを食う。なんとなく青春。

 ジャスコへ行って白ネギ他お好み焼きの材料を買う。

 運動不足解消のための「おもり」を買う。手足にリストバンドみたいにつけるタイプ。中学生みたいでしょ。子供ってこうやって普段の隠れた訓練により、気がつくととんでもないパワーがついていたっていうパターンが好きだよね。養成ギプス然り。でも、宇宙最強格闘家の悟空だってこうやって鍛えたのだ。この調子でどんどんパワーがついて、超サイヤ人になってしまったらどうしよう。

 早速つけようとすると「恥ずかしいからジャスコ店内でつけるのはやめなさい」と彼女。でも構わずつける。パワーアップのためには恥を気にしていてはいけない。

 晩飯は予定通りお好み焼き。あぶらかすが美味。

 包丁の切れ味がすばらしい。野性が目覚めそうで怖い。

 「ゲルマニウムが流行っているんだって」と彼女が言う。俺は尋ねる。「淡谷のり子のゲルマニウムローラー?」(わかる人にだけわかる古い話ですな……)。「いや細木数子がブームの火付け役らしいよ」。

 調べてみると有機ゲルマニウムなんてものが体内摂取用に健康サプリとして売っているらしく……。なんかすごくやばそう。

 まあでも、俺のこの手の化学知識は高校レベルでストップしたままなんで、なんとなく周期律表などをネットで検索して、久々に化学の復習をしてみる。

 ああ、高校の時を思い出すな。周期律表を語呂合わせで一生懸命憶えましたな。「変なねー……」「ふっくらブ……」「オナ……」「ねーちゃんポ……」(自主規制)。懐かしいな。しかし、こういうしょーもない記憶って意外に消えないものですな。同級生の顔とか名前はどんどん忘れてたりするのにね。

 で、仕事。まずは定期更新作業。それから、深夜メッセを通じて別件の仕事の情報交換。いろいろ課題山積。俺の力不足ゆえなのですが。それから、去年からずっと続いているこれまた別件の仕事は、現在手がまわらずちょっと停止中。そろそろそちらも山場だから注力しなくては。

マンガ日記

 「健康器具の別効用」 所要時間106分。なんだか妙に時間ばかりかかる。

 

# Y.AYA 『パワーリスト、パワーアンクルといえばやはり「リンかけ」でしょう (最近は「テニ王」らしい)。』

# ヨシヒサ 『ブーメランフック!!』

# tomo 『食べ過ぎに注意してね。美味しいけどカロリー高いです。』

# fuji 『パワーリスト、小学生のときやってました。』

# morimon 『僕はもうパワーリスト飽きつつあります。現に今、つけていません。座業だと、つけてもつけなくてもあんまりかわんないですね。』

# morimon 『あぶらかす、火を通すと、ほんとすごい油が出てきますね。』

2005/01/10(月)

日記

 太ってくるとおなかが痛くなるのだ。机に向かっているとつらいのだ。

 いや、まず前提条件として太ってきているかどうかはまだ未確認なのだ。ただ、年末年始ほとんど外に出ず体も動かさず、でも食い物だけはむしゃむしゃ食っているから、経験則でいうと太っているはずなのだ。でも体重計に載るのは少し怖いので、避けているのだ。

 で、それでなんでおなかが痛くなるのかというと、脂肪による圧迫が原因なのだ。猫背で机に向かっていると、腹の脂肪が行き場をなくして、無理に折り曲げられる形になるのだ。肉の段が押しつぶされるのだ。それが痛いのだ。辛いのだ。

 昼飯はパスタ。

 食後、「トリック3」を見る。いいところで以下次回。

 続けて、「アリ」を見始める。しかし「せっかく太陽がさんさんと差しているのに、見てたらあっという間に時間が過ぎるから、なんだか勿体無い」という彼女の意見を取り入れ、一旦中断。

 去年の年末に参加したとあるパーティの写真を遅ればせながらネットへアップする。参加者に連絡する。

 とある場所の LAN サーバに少々不具合発生。原因調査。よくわからん。DNS 解決がうまくいってなかった時間帯があるようだが、それのせいか。

 読書したりも。今日は仕事あんまりしてません。いかんな。やるべきことはたくさんあるのに。

 ジャスコへ。食材をたくさん買う。ネギが売り切れなのは痛い。鍋にはほとんど必須の野菜だというのに。

 晩飯は、甘エビの刺身(大量)、甘エビの味噌汁、サーモンとワカメとキュウリとカマボコのサラダ。

 で、「アリ」の続き。面白さはほどほど。俺としては、ドキュメンタリー「モハメド・アリ かけがえのない日々」の方がお勧め。

 

# やっちん 『脂肪による圧迫が原因なのだ > といって人はだんだんとゴムパンに走るが,あえてベルトをつけ,痛みも常に意識しております。(経験則)』

# morimon 『新聞で読んだけど、きついベルトつけると、慢性的にストレス物質が分泌され続けることになるらしいよ。気をつけて。』

# やっちん 『やっぱり,ストレス太りだったんだ』

2005/01/09(日)

日記

 SSH まわりの諸設定。俺、このへん、ほとんど無知。T氏に教えてもらったWinSCP を使ってみる。うわ、こりゃ便利だ。WS_FTP に金を払って使っているのがバカらしくなってきます(いや、前者じゃ普通の ftp はできないから、やっぱ WS_FTP 使うわけだけど)。

 しかし、この手の暗号化関係って、選択肢とか設定オプションがいろいろありすぎて困りますな。サーバも対応してたりしてなかったり。

 なんでもそうだが、あんまり選択肢があり過ぎて自由なのは、かえって一歩を踏み出すのが難しいですな。小人は縮みこんでしまいますな。ブルドーザとなって道なき道を進んでいくか。あるいは、幸福なきっかけがないからと自分に言い訳しながら停滞を続けるか。ちょっとした閾値を越えるかどうかで、生き方って変わってくるね。

 あ、なんだか話が暴走している。いかんな。

 で、ごりごりごりと仕事。リソースのコンパイルにやたら時間がかかる。複数端末向けに分けてコンパイルしているけど、ほとんど中身は同じデータなんだよな。しかし、汎用性を考えると、1つ1つ違うものとしてコンパイルした方がいいんだよな。うまいキャッシュの仕組みを考えるべきかも。

 晩飯はカニのキムチ鍋。昨日の鍋の残りに具材を追加していくのだ。創業以来入れ替えていない秘伝の漬け汁みたいなものなのだ。

 「トリック3」の再放送が始まっている。とりあえず録画。仕事しながら見始めたが、やっぱ、こういうのは集中して見ないとな。というわけで、今日のところは仕事を優先して明日にお預け。

 仕事しながら、オーケストラ演奏のハイビジョン番組を見る。

 しかし、俺、コンサート的な演奏を生で聴いたことってほとんどないから、未だああいった音楽聴くときの作法ってやつがどうもわからん。

 演奏している人たちが一生懸命なのとは対照的に観客はなにもせずに聞いているだけってのが、まず耐え難い。

 座って、ずっと眺め、ずっと聞く。

 場の主体性は、演奏者にほぼ独占されている。

 少数の演奏者のまわりに、その何倍もの数の人間が、我慢強くじっと座っている。

 動かないのがルールなのだ。

 うわ、なんて退屈なんだ。

 活動していない脳の部位が暇だ暇だと叫びだす。

 俺は、なにか他のことを考え出してしまう。あの指揮者、口開きっぱなしだなあ、家では服をだらしなく脱ぎ散らかしてそうだなあ、あのバイオリン弾きの顎はよく発達しているなあ、あの金管楽器奏者の唾液はとても粘っこくてとてもクサそうだなあ。

 うむ、もちろん、目を閉じて、体をゆっくり振ってたり、指をタップしたり…という鑑賞スタイルもあるが、それって俺にとってはなんだか心地悪い。

 一観客に過ぎないのに、まるで演奏者の一員であるかのように勘違いしている風な気配がそこに見えてしまうようで。それってとっても気恥ずかしいことなのだ。

 かといって、俺も音楽に参加して一緒に叫んだりしたら怒られる。

 というわけで、やっぱり音楽は、「ながら」聴きに限るような気がする。

 実際、こうやって仕事しながら聴いている今、変な雑念なしに、ほんとすばらしいなあって思うのだから。

 それでいいのだ。

 で、今日も朝まで仕事。

 

# やっちん 『あんまり選択肢があり過ぎて自由なのは >一般的に・・・迷のなかに放り込まれ,かえって不幸な帰もしますな。』

# nyaolin 『他の人がどうかは知らないけど、私は音楽聴くと映像が脳内に出現します。ので、それを楽しんでますよ。』

# morimon 『ちょっと共感覚っぽいですね。』

# morimon 『自由って、自分の内的束縛を外的なものに拡大していけってことですから、なにもない人間には辛いです。』

# fuji 『先日、ボストン室内楽団のコンサートに行ってきました。私と YOME さんは演奏者の bald な頭に注目しておりました。』

2005/01/08(土)

日記

 彼女がどこぞで注文した食材が届く。本物のシシャモも入っている。

 世の中で一般に出回っているシシャモって、実はカペリン(樺太シシャモともいう)っつー別の種類の魚なんだよね。違いは鱗の大きさ。カペリンの鱗はぱっと見わからないくらいの小ささだが、本物のシシャモの鱗は結構大きい。これさえ憶えておけば簡単に区別できるようになります。で、当然味も違う。まあ、かといって、味利きできるほど、俺の舌が肥えているわけはないのだが。でも、実際、美味かったです。

 梱包用に入っていたプチプチマットでつい遊んでしまう。こういうのって、さりげに視覚と聴覚と触覚のマルチメディアです(世の中のマルチメディア礼賛に対するちょっとした皮肉)。世のデジタルクリエータ諸君、刮目せよ。

 「福耳」を見る。映画の内容自体は特に特筆すべきことはないのだが、主人公が(俺と同じく)「たかし」という名前で(俺と同じく)「耳たぶにほくろ」があるというのが、どうもなんというか、俺に目掛けての映画なのか、神からのメッセージなのかという気分になる。

 いや、こういうこと本気で感じてたらヤバイです。オカルトです。でも、若い人だとこういうきっかけで人生を方向チェンジしたりしちゃいそうです。

 大人になると偶然は偶然でしかないというのがよくわかります。でも、確率論的な偶然であると分かった上で、あえて自己暗示かけちゃって、行動につなげてみてもいいわけです。人間、どんなきっかけにしろ、行動するといろんな変化がでてきます。そして、これまた確率論的に、頑張ってやればそれなりの結果につながるという命題は往々にして真です。すべてを見通した上であえてする積極的楽観主義は大人の知恵です。

 ふと思い立ってカーテン取り付け。簾になっていたところを冬向け仕様にチェンジということで。しかしこの部屋のカーテン器具は、どうも機械的にややこしく、夫婦タッグで挑んでも、たっぷり1時間近くかかってしまう。イライラしますな。

 餅を焼いて食べる。醤油をつけて海苔を巻くだけ。でも、そのシンプルな味が素晴らしい。冬って感じです。

 夕方、床暖房の上で少し寝る。

 晩飯は、毛蟹・味噌汁・イイダコのキムチ鍋。美味いです。

 そして朝まで仕事。

 

# T体調 『この手の(「俺に目掛けての映画なのか、神からのメッセージなのかという気分になる。」)現象って、宗教的回心なんかと結構紙一重じゃないでしょうか。』

# morimon 『そうなんでしょうね。やばいパターンも多そうだけど、そこをきっかけにしてポジティブになにかを生み出していく人たちもいるので、こういうのの意味を積極的に評価してもいいかなっていう気分に最近はなってきましたよ。』

2005/01/07(金)

日記

 こんこんと眠り続けていた。明るい日差しが部屋の中を照りつける時刻になってもまだ寝ている。顔がじりじり焼ける。下からは床暖房。部屋がもわんとしてくる。頭ももわんとしてくる。

 起きた時には微妙に偏頭痛。もしかすると、一種の熱射病なのかもしれない。この頭痛は一日続いた。

 日中もなんだかぼんやり。ぼんやりの合間に仕事をしているという感じ。

 洗っていない食器が溜まっているので、食洗機にぶっこむ(食器洗いは、うちでは俺の役目)。3ラウンドでやっと片付く。

 まわりのいろんな人から「メッセンジャー使っている?」と聞かれることが多くなってきたので、ちょっと導入してみることにする。

 実は俺、この手のコミュニケーションツールってかなり苦手。以前、こういうのを使って外国の人間とチャットした時に、英語力がないのもあって、こちらはもう朝でそろそろ寝ないとっつーことをなかなか切り出せず(行儀はいいが本当の気持ちをさらけ出すのが苦手な日本人ですから)、えらい困ったことがあって、まあ、なんとなく、敬遠したままという感じ。

 そういや、あの頃はメッセンジャーという呼び名はなかったような気がしますな。あのソフト、なんていったかな……んーと、そうそう、CoolTalk だよ、思い出した。Netscape3 にバンドルしていたソフトです。Google に頼らずに思い出しました。偉いでしょ。

 Netscape3 が出たのは 1996 年ですから、かれこれ 8 年ないし 9 年前。俺は大学院にいました。今や大昔ですな。

 とはいうものの、この CoolTalk と今のメッセンジャーソフトとが機能的にドラスティックに違うかというと、そうでもないところが、不思議なところ。技術の発展と普及がどのようになされるかという意味では面白いですな。あの頃は、まるで普及しそうな雰囲気はなかったけどなあ。

 食事。ブリの照り焼き、イカゲソ大根。お芋の味噌汁。

 まだ彼女がチャングムを見ていなかったので、俺も一緒にもう一度見ちゃう。

 で、いつの間にか1日が終わり。なんだか薄い一日だった。やるべきことは山積なんだけどなあ。

マンガ日記

 「お雑煮が俺に残した刻印」 所要時間60分。新年早々、マンガ日記が3日飛びました。でも、いいんだ。今年からは、変な完璧主義に囚われて逆になにもしないことになっちゃうより、とにかく今できる行動だけでもした方がいいって考えることにしたんだ。変に自分に期待しないのだ。自分はダメ人間だってことを了解した上で、少しずつできることからがんばるのだ。

 

# nyaolin 『私も今年はそういう主義にしようと思います。』

2005/01/06(木)

日記

 調べ物とか作業とかしているうちにどんどん時間が過ぎていく。彼女がうどんを作る。食う。

 夕方頃より外出。六本木ヒルズへ。

 建物はどえりゃー立派。セキュリティは厳格。訪問先のスタッフは皆有能。私、少し気後れいたします。がんばらなくちゃね。

 帰宅後、別のところに出かけていた彼女が買ってきたおいなりさんを食べる。大阪風らしい。美味い。

 久々のチャングム を見る。週刊文春を読む。そして、床暖房の上でちょっと仮眠……のつもりが朝まで。いかんな、やるべきことはたくさんあるのに。

 

2005/01/05(水)

日記

 朝、3時間ほどの睡眠の後起床。ちょっと定期更新作業。また布団に戻ると夜まで寝てしまいそうなので、そのまま床暖房の上でごろりと寝ようと思う。しかし、新聞読んだりメール整理しているうちいつのまにか昼過ぎ。

 コンビニへ行って、あだち充の廉価本とブロスを買う。

 食器洗い。それからご飯を炊く。水じゃなくてお湯を最初から入れて炊くと早く炊けるらしい。試してみる。でも時間を計っていないので、実際に早かったのかは知らん。

 一昨日、雑煮食ったときに舌を噛んだのだが、その傷が治らない。別に猛烈に痛いというわけではないのだが、舌運びになめらかさが失われ、口に入れた食物を優雅に食うことができなくなった。舌って、別に味わうためだけにあるんじゃなくて、口の中で食べ物を歯やノドに誘導する働きもあるんだな。特に麺類を食っていると、どうもスムーズにノドに流れていかなくて、なんだかストレス。

 新聞で読んだのだが、受動喫煙が子供の知的能力低下を招くという研究結果が発表されたのだとか。 ニコチンが体内で分解されるとコチニンという物質になるらしい。さらに分解されると何になるか。単なる語呂からの推測ではあるが、俺は、チニコン説。彼女はチニン説。

 しかし、受動喫煙→知的能力低下というこの結論、ほんとうにそうなのか俄かには判断しがたいな。子供の身の回りで大人がなにも気にせずタバコ吸っているような環境は、タバコの医学的な害以前に、知的環境としてよくないことも多いだろうし。

 テレビをつけていると津波被害の報道ばかり。こういうのを見てると、俺たちのやっている仕事ってホント虚業だなと思う。とはいえ、落ち込んだ人を勇気付けるのも娯楽の役割なのだが。

 彼女が、カレイの唐揚げを作る。美味。骨までバリバリ。

 自分で言うのもなんだが、俺の魚の食い方はかなり美しい。というのも、カレイに限らず、骨まで気にせず俺は食っちまうからな。頭しか残らない。

 諸々の仕事が並行して進行中。だんだん疲れてくる。気分転換にウイルスチェックとかデフラグとか不要ファイル削除とかバックアップとかしてしまったり(忙しい時にやることじゃない)。

 夜になると、なんとなくだらだらと寝たり起きたり仕事したり。気づくと朝。

 少し資料作り。PowerPoint を持ってないので、OpenOffice で代用。一応、PowerPoint Viewer で正しく見えるかもチェック。

 

2005/01/04(火)

日記

 今日の夢ではヨン様とお話をした。日本語が上手だった。ストーリーもそれなりにある夢だったような気がするが、もう憶えていない。無理に想い出しはしません。夢日記ではないのですから。それに、夢日記を書き続けると精神が壊れるという噂もあるしな。しかし、作家的観点に立ってみれば、あえて壊れてみるという選択肢もあるのでしょうね。

 昨日が遅かったので今日起きたのは昼頃。朝型生活だったのが夜型にシフト中。いかんな。

 で、仕事。昨日の仕事の修正と並行して、Zope とかの CMS についての調査。うーむ、便利なようなそうでないような……。仕事柄、半自動化した作成支援ツールは自前でいくつか作っているのだけれども、こういうツールというのは、自由度と汎用性と便利さとユーザのスキルといった諸パラメータのせめぎ合いの上に成立するものであって、そのへんのさじ加減が難しいですな。しかも、CMS って、実際には技術者が自分で使うためのものではなく、むしろ一般の人々のために技術者が用意する類のものなんだしな。いろいろと難しいな。

 食事はチョコとかせんべいとか彼女から奪った玉子とじ丼とかアイスとか鍋の残りとか。なんか雑食性の野獣みたいな食い散らかし方です。

 BGM がわりにつけているテレビでは、「仕事始め」の話題ばかり。いや、3が日も仕事していた俺が言うのもなんだけどさ、従業員に向けて偉いさんがぶつ新年の挨拶って、いやあね。「厳しい状況の中、今年はさらなる自覚を1人1人が持って、働いて……」なんて内容ばかり。俺があんな訓示垂れられたら、心の中で「あんただけ働け」と言い返すね。組織に要請される自覚なんて勘弁ですよ。

 

# ゆみねえ 『CMSの需要って意外と多いですよね。私も何の因果か方々でそのテの案件ばかりでしたけど企業によって要求が全く違うから各々完全オーダーメードになってしまいました。繁忙時のお菓子食い散らかしは私もやりますね。』

# シロ 『夢日記を付け続けちゃうと現実の出来事だと錯覚するようになって混乱しますよ。「夢日記をつけると狂う」といわれるのはそのためなんですが。』

# yurigouin 『早く作家になってください』

# morimon 『で、繁忙時が終わると、太っちゃうのですよ。悲しいです。』

# morimon 『夢日記がヤバイわけは、そういうことでしたか。夢って、意識して思い出さない限り、すぐに忘れちゃいますよね。それって、やっぱり、現実と非現実とを混乱しないようにする、生物の仕組みなんですかね。』

# morimon 『今年は、作家になろうと努力してみます。というか、公私にわたり、自分の最優先事項として掲げるように持っていくつもりです。』

2005/01/03(月)

日記

 今日見た夢もちゃんと憶えているので、メモしておこう。なんだか夢日記みたくなってきた。

 以下、夢の内容。

 ちょっと妙な人(宇宙人?)と出会い、とある儀式の遂行を頼まれる。

 その儀式とは、地面に何本もの針をあるパターンに従って刺すというもの。

 それを繰り返しているうち、とある女性(中学生の時の同級生のようだ)は、その儀式が俺からその女性に対するメッセージであると思い込んでしまった。

 そして、頼んでもいないのに、その女性は、儀式の邪魔をする人間に制裁を加え始めた。針を投げ、脳天に突き刺すという恐ろしいもの。迷惑に思う俺。

 そして、ある日、俺は、宇宙人(?)と再会した。その様子を見て、その女性は、この儀式が自分へのメッセージでなかったことを知った。その女性は逆上、針を手に、俺を襲う。

 以上、夢の内容。

 で、今日はいよいよ待ったなしの仕事モードなのである。ひたすらやるのである。ゴリゴリゴリゴリ……。

 仕事を一生懸命やると、そのトレードオフとして食事がいい加減になる。そのへんのおやつを食い散らかす。

 でも、晩飯には彼女が作った豪華絢爛お雑煮を食べました。昆布と煮干でダシをとり、カマボコ・鴨・大根・ニンジン・ネギ・椎茸・舞茸・ホウレンソウ・ゆず・お餅が入っている。ああ、体が喜ぶ。

 食後、ちょっと休憩……のつもりだったのだが、うっかりボクシング中継に熱中してしまう俺。いかんな。怠けていますな。

 む、こういうのを正直に日記に書いちゃうからいかんのだ。しらっと、「仕事が大変で大変でえらいことです」とでも日記に書いときゃいいのに。たとえクライアントがこの日記を読んだところで「こんなに働いているのだから仕方ないよ」と思ってくれるはずなのに。

 いや、実際の話、対外的に仕事が忙しいことになっている状況だと、マンガ日記を書くのなんかにも、少々罪悪感が伴ったりするんだよね。自分の本来的な生き方がなにかということを考えれば、そんなことをいちいち気にするのはアホらしいことだというのはわかっているのだが……。俺も小心者だな。

 で、また仕事に戻る。ゴリゴリゴリゴリ。そして、今、午前3時半。まだまだやらなくちゃいけない作業は残っているが、今日はこのへんでやめにしとくか。

 小腹が空いたので、昨日の鍋の残りを食す。

 そして、話は変わるのだが、最近、あちこちで偽札が見つかっているらしいね。ふと思ったのだが、もし、賽銭に偽札使ったとしたら、誰が被害を受けたことになるのだろうか。

マンガ日記

 「休憩について考える」 所要時間100分。

 

# hyakko 『宇宙人、漁夫の利』

2005/01/02(日)

日記

 ミサイルをかいくぐりながら某国へ着陸。海岸を歩く。なんだかよくわからんが、そこで演劇の準備をしたり……というのが2日目の夢。

 起きて新聞を読もうと思ったら……ああ、1月2日って、休刊日ですな。つまらん。正月はテレビ番組もつまらんし(いや、正月に限ったことじゃないか)。

 仕事をしなくっちゃいけないのだが、なんだかエンジンがかからない。

 彼女が作ってくれた牛丼とすき焼きうどんを食った後、現実逃避気味にまた布団へ。

 2時間後、再起床。いよいよ仕事。でも、やっぱり気が乗らない。

 なんとなくネットを徘徊。Amazon にて、スマトラ島沖地震救援金協力してみたり(ただし $10 ぽっち←せこい)。

 現実逃避気味に散歩。海上に見える木々豊かな公園を目指して歩いていったつもりが、どうもそこにはたどりつけず。

 こういうことは臨海地域ではよくあること。普通の陸地なら、方向さえ間違えてなければ、間違いなく目的地に着くけど、臨海地域だと、ずんずん進んでいったら水に落ちて溺れちゃうからな。しかも、開発中の土地が多くて、海沿いのあたりは一般人立ち入り禁止だったりするし。

 いつの間にか国際展示場にたどりつく。数日前には、ここでおたくの祭典が開かれていたのですね。意外かもしれないが、今まで俺はコミケに行ったことってないです。

 歩きながら考える。ああ、働きたくないなあ。でも働かないと暮らしていけないもんなあ。たとえなんとか暮らしていけたとしても、この世の中では働かない人間は無能と看做されてしまうからなあ。いや、そう看做そうとする人たちを逆に啓蒙してやればいいのかな。働いたってしかたないじゃない、気楽にいこうよって。強迫的に働くことを要請する社会の仕組みがおかしいのだ。社会的・経済的に有能かどうかなんて、自尊心とは関係ないじゃないか。でも、世の中をドロップアウトしている人のほとんどは、そうは思えないんだろうなあ。それに、やっぱ、働かないと本も買えないし電気代も払えないし家族も養えないから現実問題として困るよなあ。

 そして悟ったのです。結局、俺の憂鬱の諸症状のほとんど全ては「生きていくためには行動しなくっちゃいけないけど、俺はすごく怠け者である」という、非常にシンプルで馬鹿馬鹿しい矛盾に帰することができるのだということをです。悩むのもアホらしいです。

 あちこちの本屋やコンビニを覗いて回った後、帰宅。

 仕事を再開するのかと思いきや、また現実逃避気味にマンガ日記(昨日の分)を描く。

 そして、いよいよ仕事再開。ソースの書き換え。リソースの作り替え……。うーん。

 現実逃避気味にジャスコへ。ああ、俺の使っている電動歯ブラシの替ブラシ、以前は置いてあったのに、今はもう売ってないなあ。困るなあ。仕方ないので、新しい電動歯ブラシを買う。

 晩飯は中華風しゃぶしゃぶ。

 そして、仕事。段々と集中力も上がってくる。明日がとりあえずの山だな。頑張るべ。

マンガ日記

 「ブルブルいう棒」 所要時間72分。

 

# tomo 『すごい夢だなぁ。ハードボイルドなスパイみたい。(笑)』

# kamesato 『ゴドーさんは来られないって』

# morimon 『実は、ゴド待ち、読んだことも観劇したこともないです。読んでみます。』

# kamesato 『いや、多分改めて読むほどのものでは・・・。そうそう、『きめ方の論理』を読んだよ。面白かった。』

# fuji 『$100 寄付しました(^^ゞ。あと家でも最近ニートの有効活用について考えてます。』

# T体調 『明けましておめでとうございます。 それはそうと、「働かない=無能」ってのはやっぱ日本的感覚じゃないですかね。フランス人とか、労働=働かないと食っていけない人のものと思ってるみたいですから(出典失念)』

# fuji 『たぶん日本人は昔は働かないことに寛容だったのではと思います。http://d.hatena.ne.jp/cowardape/20041222も参照。しかし、勤労の義務ってどこから出てきたんでしょうね。いまいろいろネットで調べてます(^^ゞ。』

# tomo 『不動産を購入して人に貸すと、さほど働かなくても良いのではないでしょうか。』

# RGB(0,0,0) 『絶対音感のある方って、低音もちゃんと音程とれるものなのですか? 私はベースの一番下の開放程度(41Hzぐらい?)だともうヤバいので、音感のよい人が羨ましいのですが。』

# morimon 『やっぱある程度は働かないと、経済格差に喘いでいる発展途上国の皆さんに申し訳ない気がするのですよ。植民地政策でずっとやってきたフランス人みたいには俺はなれないです。』

# morimon 『しかし、これだけ科学が発達しているのに、未だ人間がこんなに働かなくちゃいけないなんて、なんか時々信じられません。』

# morimon 『早く汎用性のある高いロボットが開発されないかな。』

# morimon 『で、勤労の義務の起源はどのへんにあったのでしょう>fujiくん。少し興味あります。』

# morimon 『低音部って、結構いろんなモードが立っちゃって、ノイズ化激しいのかも。』

2005/01/01(土)

日記

 年が明ける。ちょっとした仕事。うっかりミスしちゃう。初ミス。2005年のすばらしい幕開けです。

 この日記もリセット。年が変わるごとに手動調整。もう少し高級な仕組みに書き換えた方がいいよな。

 BS 朝日にて TRICK2 放送中。この番組については、Fくんがよく日記に書いていた記憶が。面白い。ついうっかり朝まで見てしまう。仲間由紀恵ってこんなに美しかったのか。あのぶっきらぼうな物言いが素敵。

 早朝、寝る。で、昼前に起きる。初夢の内容は……

 京都で電車に乗っている途中、忘れ物に気づく。せっかく帰りの新幹線のチケット買ったのに、間に合わないや。駅でどういうわけか中学のときの友人に会う。せっかくだから一緒に観光しようか。京都タワー? うーんと考える彼女と俺。それにしても帰りの指定席券が無駄になったのが惜しいな。

 ……といった感じ。でも、途中、トイレに立った時にはまた別の夢見ていた気がするな。それに、2日の朝に見る夢が初夢だという話もあるしな。

 夕方から外出。初詣のつもりだったが、もう神社は閉まる時間。

 芝大神宮には既にゲートが降り、進入不可。

 増上寺も、境内には入れるものの、施設はほとんど閉じている。地蔵群やら裏の石仏やらをなんとなく見る。地蔵が手に持つ風車が印象的。風が吹くといっせいにくるくる回る。

 で、空を見上げると……東京タワーが迫力ですなあ。そうだ、今から東京タワーへ行こう。

 東京タワーに登るのは何年ぶりだろうか。修学旅行の時に来たのは間違いない。その後も1度くらい来たことがあったかもしれないが、よく憶えていない。だいぶ久しぶりなのは間違いない。

 この、古くからある観光地だけが持つ独特のオーラがたまりません。昔はここが未来と人類の叡智で輝く場所だったのだ。でも、今では大衆化が進んじゃってむしろ陳腐で古臭い雰囲気。時代に取り残された感炸裂。でもそれが懐かしい。再開発地域のどこかスカシてて清潔でよそよそしくお決まりの店舗が揃った高層ビルなんかとは一線を画すダメさ加減。いや、それがまたよろしいんではないでしょうか。

 観光客はアジア各地から。日本以外から来た人が3分の1くらいいるんじゃないかな。

 で、1つ勉強。ここでは「来場」ならず「来塔」という言い方するらしいよ。

 彼女はサザエさんの人形焼なんて買ってるし……。

 で、軽く食事しようと浜松町周辺や、電車で移動した後の新橋・銀座周辺を彷徨ってみるが、さすがに元旦。あんまり店が開いていない。

 ハナマサで野菜などを買った後、帰宅し、肉の残りを焼いて食うことにする。

マンガ日記

 「初詣じゃなかったの?」 所要時間90分。初マンガ日記。

 

# morimon 『年明けテスト』

# tomo 『あけましておめでとうございます!えっ今京都?って思ったら夢だったのね〜。もう少しで電話を入れてしまうところでした。(笑)』

# nyaolin 『トリック好きです。映画も○ですよ。』

# tak 『仲間由紀恵は僕もちょっといいなーと思います。余談ですが、「笑うな」を買って関東行きのバスに乗って帰り、いろいろなごちゃごちゃを整理してたら、もう一冊でてきました。汗』

# fuji 『そういえば家には YOME さんの友達のおいていったトリック3のビデオがあるのでそれを見んといかんです。』

# ヨシヒサ 『あけましておめでとうございます。祝!!マンガ日記再開(^-^)こいつは春から縁起がいいや!!』

# morimon 『みんなトリックファンなんですね。』