2001/06/30(土)
A.I.
今から A.I. 見にいく。いまいちという噂もあるが、はてさて。今年の夏は後、「千と千尋の神隠し」とか「ジュラシックパークIII」とかを見なくっちゃ。
2001/06/29(金)
暮らしとパソコン
ソフトバンクから、「暮らしとパソコン」なる雑誌が出ている。これがまたスゴイ雑誌。シルバー世代のためのパソコン誌なのだが、「ローマ字入力早見表」が付録で、アルファベットには振り仮名、キーボードが使いこなせない人のためのキーボード簡単シール、別冊ドリルでは「はじめまして」を入力するのに30分、「お遍路」特集もあるし(ちなみに次回はお墓の散策をテーマにした記事がのる)、パソコンの買い方も「店員を捕まえ」るところから解説(ほとんど初めてのお使い状態)、「1つのキーに4つの文字があるのが分からない」by 高田さん というコメントはあるし、もう、痒いところに手が届くすばらしい雑誌だ。必見です。正直、感動しました。最近の雑誌ではピカ一。ソフトバンク偉い。IT政策とかいうんだったら、国家自らこういう雑誌に援助すべきだよ。いや、これまじで。
男2+女1
週刊文春で、男2+女1(ドリカムとかね)の組み合わせはあるのに、なんで逆はないのかっていう疑問に竹内久美子が答える記事があった。俺、このひと嫌いだし、このひとの答えにもぴんとこなかったので、なんと答えていたかはまあいいことにして、俺も理由を考えてみたんで書いてみる。
これってつまりは、「もう誰か男に支配されてしまっている女性を見たって大衆はうれしくない」ってことなんじゃないの。
男1+女2だとどう見たって女性2人を1人の男が支配しているように見えるし、「うらやましいぞ」と思いこそすれ、「女の子」いとしいって感じにはならないでしょう。一方、逆の組み合わせだと「男同士牽制しあっているだろうな」「じゃあまだ誰の恋人でもないに違いない」って幻想をまだ持てるんだよね。だから、純潔性をもった女性として偶像視することが一応可能だったりする。
この辺の偶像視のしやすさの違いが結局のところ理由なんじゃないか。
まあ、こういう文法で読んじゃうってのが、また俺(あるいは一般大衆)の後進性を意味してるんだろうな、きっと。
2001/06/28(木)
忙しすぎて
日記書けません。そうそう、今日の教訓。下敷きには気をつけよう。線の綺麗さ・汚さにかなり影響するから。
2001/06/21(木)
今日も朝まで仕事
疲れたからもう寝る。
2001/06/20(水)
いやはや
時間がないない。気は焦る。しかしそういいながら現実逃避にドリームキャストの「ぼくドラえもん」をやっている。俺はダメな男だ。
2001/06/19(火)
産みの苦しみ
細部をうまく決め込めない。イメージがまだ確定しない。……なにがというのは秘密。
2001/06/18(月)
原爆投下時刻
昨日読んだ本によると、広島の原爆投下時刻って 午前8時15分ってことになってるけど、実は、あんまし根拠のあるものではないらしいね。6分説とか、10分説とかもあるみたい。
しかし、それにしても原爆は怖いね。
2001/06/17(日)
死んじゃった
5/24 の日記で書いたペット、死んじゃったよ。東京にいない間餌やりを頼んでおいた人が結局やってくれなくて、10匹くらいが一気に餓死。一応、1匹だけ生き残りがいるが、かなり弱っている。たとえなんとか回復したとしても、1匹だけでは繁殖できないよなあ。
さみしーよ。
2001/06/16(土)
東京帰ってきたよ
そういえば、帰りの新幹線の中、新横浜で降りようとした女性で突然卒倒しちゃった人がいた。女性の隣の人とかは一生懸命処置&対処していたのだが、実は僕はなんにもできなくて、単なる傍観者になっていた。「駅員呼んでくださーい」くらいは言えたのに。反省。
2001/06/13(水)
うーむ
父方の祖母が亡くなった。明日は帰省。2,3日、日記書けないかも。
2001/06/12(火)
小学校乱入殺人事件2
なにぃ、薬物飲んでたってのは、犯人のウソだぁ〜? すっかりだまされてたよ。俺もまだまだだな。……ってこれも警察の作り話だったりするかも。
おやつ
僕の仕事中のおやつはなにかってえと、オグラの「深蒸し厚焼き削り だし」である。その名のとおり、これは、味噌汁とか吸い物を作るときに使う「だし」、つまり、鰹節・サバ節の厚削りである。花かつおの親分みたいなやつである。これがうまい。まず、なんと言ったって香り。だしであるだけに、イノシン酸の濃厚な香りがプーン。たまらんよこれは。それから歯ごたえ。固いからひたすら噛む。噛めば噛むほど味が出る。アゴ使うって脳みそにもイイ刺激与えるらしいし、確かにこころなしか、頭の回転がよくなった気がする。噛み応えもガムなんかよりずっといい(僕は最近すっかりガム嫌いになった)。そして栄養価。高たんぱく低カロリーだからヘルシー(たぶん)。ダイエットにもいいんじゃないか? とにかく、いいことずくめなのだ。
だが、周りの人間には不評だ。クサイらしい。遠くで嗅ぐと、なんだかしばらく洗ってない服みたいなニオイに思えるとか。どちらも生体物質の分解臭だろうから、それはそうなんだと思うが……。
そこで、僕は同志を募りたい。もっともっとたくさんの人がだしを食うようになるべきだ。そしたらきっと、僕が今被ってる「だし」差別もなくなるに違いない!
万国の「だし食い人間」よ団結せよ!
……うーむ、それにしてもうまい。だしはまるで阿片だね……。
2001/06/11(月)
小泉メルマガ
登録しようと思ったけど、うまくできないから、なんでかと思ったら……。がーん、ポートが通ってない。ファイアーウォールごしに接続できない。27231 なんていうけったいなポート使うんじゃねーよ、全く。LAN 経由で見ている人とかでうまく登録できないっつー人、日本中に結構いるんじゃないか?
2001/06/10(日)
逆ブランド
僕は気づかなくて、人に後から教えられたのだが、今日買った「美野里酪農牛乳」なる牛乳パック、雪印製品なのに、パッケージのどこにも雪印マークがついてないのね。成分表示とかがあるあたりに、一応小さく「製造者 雪印乳業(株)野田工場」と書いてはあるのだが……。今や、SNOW BRAND は「ブランド」じゃないということなんだなあ。なんかちょっと不誠実な商売のような気もするが。
2001/06/09(土)
食事中に横で煙草吸うなよ
いやー、まったく、寿司とかオムレツといった、繊細な味のもんを食べるとき、隣の席に煙草すうやつがいると腹立つよね。味わうのを楽しみにしているときに、ヤニの臭いをかがされて、舌べろ麻痺するのはほんとたまらない。聞こえるように「煙草吸ってるのってやなんだよなあ」とか「(ないってわかってるのに)すんません禁煙席ないですか」とか言ってみても、そういう輩って全然平気で吸いつづけるのね。煙草吸っている諸君、ほんと、食事の時だけでいいから、我慢しようぜ。他人がおいしく食うのを邪魔するなよ。
後、最近、冷房効きすぎの店が多いのにも腹立つね。背広来たおやじを基準にしてんのか、めちゃくちゃさみーよ。うっかり、冷房の真下になんかに案内された日には、店出た後も体調悪くなって、頭がんがんするよ。お願いだから、せめて「切ってくれ」といったらちゃんと切るくらいの対処はしてくれ、ジョナサン護国寺店よ。
2001/06/08(金)
小学校乱入殺人事件
ひどい事件だ。さすがにこれだけの事件になると、精神病歴があっても実名報道しまくってるね。
精神病患者の犯罪率は正常者のそれよりも低いというから、このことで、精神病患者=犯罪者予備軍という偏見が広がるとしたら、その風潮には反対したいが(もちろん、なにをもって正常・異常とするかというのは難しい問題だけど)、それにしても、向精神薬を大量に飲んでたという話だし、薬の適切な服用という意味でなんとかならなかったのかね。一定以上飲むとどうしても吐いちゃうとかできないのかな。
しかし、読売新聞夕刊一面の写真はひどいね。全く、写真週刊誌じゃないんだから、上空からの写真とはいえ、刺された子供がうつっているやつを載せるなよな。
2001/06/07(木)
エキサイトフレンズ
試しに遊びでエキサイトフレンズに登録してみたが、誰からもメールがこない。やはり、職業「神」というのがまずかったか。あんまりさびしいので、自分で自分にメールを送ってみたよ。情けなくて、目の奥がなんだかしょっぱいわ。
友達に「なんでこねーんだろー」ってぼやいたら、「本気でやれ! 遊び半分だからダメなのだ。これはナンパと同じなんだから真剣にやらないとくるわけない!」と叱られてしまった。そうかそういうものなのか。めんどくさいのね。どうだっていいや。
2001/06/06(水)
じゅっかい
仕事場のエレベータは、「十階」を「じゅっかい」と発音する。「じっかい」が正しいのでは? ……くそ、この MS-IME も「じっかい」では「十階」って変換しないぞ。ふざけてる。
エレベータついで。間違って違う階のボタンを押しちゃったときには、ボタンを押しつづけると、クリアできることがあるよ。覚えておくと便利。
2001/06/05(火)
日記のネタ
日記のネタがないなあと思って(いや、あることはあるのだが、いざ書き始めるとかなり長くなりそうなものばかりで、ちょっと今は時間の関係で無理だったりする)、仕事場で隣に座っている人間に「今日のネタない?」と聞いてみる。すると「自分で考えなさい。自分で考えなくちゃ意味がない」と叱られる。でもね、昔の作家で、チェーホフだかモーパッサンだかスタンダールだか、あるいは別の人だったか忘れたが、自分一人で考えて書けっつーと1行も書けなくて、でも、なんでもいいからテーマさえもらえば、傑作を書いちゃうっていう人がいるんだよ。だから人に頼るのは正しいのだ。
でも誰だったっけなあ。知っている人、教えてください。
2001/06/04(月)
不要
描いたものの、不要になってしまった芙蓉の絵。今日は時間がないから、これだけ。
2001/06/03(日)
牛肉怖い
最近、狂牛病が怖くて牛が食えない。脳がいかれるってのがたまらん。日本人の体質から言って、やばい肉でも内緒で流通させそうだし。
異常プリオン検出法についての研究も進行中のようだが、ネットで調べた限り、実際に製品検査ができる段階には至ってないようだ。うーむ、やっぱ怖い。
「やっぱウイルス一枚噛んでる説」ってのも一部にはあるようだが、実際のところどうなんだろう(きりひと賛歌でもこんな話があったなあ)。
2001/06/02(土)
メトロポリス
メトロポリスを見た。すごくないけどすごい、すごいけどすごくない。見るべき部分は多いのだが……。リアリティのレベルが統一されてないというのが大きな失点か。でも、値段の価値は十分あると思うよ。
トレインスポッティング
DVD買った。イギリスの俳優は味があっていいね。
2001/06/01(金)
人生のバックアップ
ビデオカメラつきメガネの試作品についての記事が雑誌に載っていたのだが、それ見て、以前にちょっと考えたことを思い出したんで、書いておく。
この「見たものをすべて記録しておく」っていうアイデアって、実は、極端なところまで推し進めると、かなりエライ意味を含んでいるよね。ぶっちゃけていうと、「生まれた時から死ぬまで目に入るすべての場面をずーっと記録しつづけることが可能になる」ということなんだよ。次の10年間で記録媒体の容量って爆発的に増大することは間違いないから、こいつはかなり確実な話だ。とするとどういうことになるか。
たとえば、街ですれ違った美人を夜中にふと思い出そうとして思い出せなくてちょっと悔しいこととか男ならあるでしょう(どういう状況で思い出そうとしているかは問わないことにする)。あるいは、授業中、手がおいつかなくてノートがとれなかったこととかもあるでしょう。ものをなくしちゃってどこでなくしたかわかんなくて困ることもある。子供の頃に住んでいた町の風景、なつかしいけど、細かいところが思い出せなかったり、あるいは、仲良しだった友達の顔を思い出せなかったり。でもね! ビデオカメラで人生を記録しておけば、これらは全て解決するんだよ。まったく恐ろしいことに。人生のすべてが記録されているわけだから。
記録には、僕がなにしていたのか、どういう生活をしていたのか、全部残っている。僕の人生なのに、僕が忘れたことが全て記録されている。「思い出を思い出す必要はない」。何年何月何日って指定すればすべて再生される。補助的に動画解析ソフトを使えば、今までオナニーした回数は何回か、初めてチン毛がはえたのはいつか。会話を交わした人間の数、食べたものの統計……なんだってわかる。
そして、この記録は当然他人が見ることが出来る。たとえば、あなたが科学者なら、アインシュタインの人生って興味ない? ジョン・レノンでもいい。レーニンでもいいや。もし、彼らの人生がそうやって記録に残せていたとしたら、原理的には、彼らの人生を(もちろん制限ありまくりだけれど)追体験できる。思想の源泉が見えてくるかもしれない。
すごいよこれは。まさに「人生のバックアップ」だ。
自分の子供ができたら、生まれた時からそういうカメラをつけて生活させるというのも面白いかもね。
……もちろん、最後の一文は冗談だ。本気にしないように。まあ、そのうち馬鹿な自称アーティストがやっちゃうとは思うが。本心では、上に書いたようなことが起きかねないテクノロジー社会ってかなりヤだなって僕自身は思っているのですよ、ほんとに。
人生のバックアップ2
上で述べたことの本筋からはそれるのだが、ちょっとした副次的考察をしてみる。
もし、上で述べた動画解析ソフトってのがもっともっと高度化したらどんなことになるだろう。たとえば「美人」を検索したいとき。「美人」ってかなり主観的なものだよね。最初のうちは「丸顔」「ぽっちゃり」「和風」といったキーワードを使って検索できるソフトができるだろう。でもそのうち、もっと進化したバージョンでは、すんごく賢い人工知能を使った美人判定が行われるようになるかもしれない。つまり、「全記録」を解析して、僕がどういうのを美人とみなすのかをソフトが判断してくれるようになるだろう。僕の好みの顔を選び出すエージェントになってくれるのだ。「好きな食べ物」「もっとも悔しかった出来事」「もっともうれしかった出来事」……ぜーんぶ、僕の性格にあわせて、適切に判断を返してくれるわけだ。そうやってソフトはどんどん僕という人間の判断様式を吸収していくだろう。かなりの部分で僕以上に僕を知っていることになるに違いない。僕よりもずっと僕の人生について詳しい存在になりかねない。
……んん? となると、一体、この人生は誰の人生なんだ? 僕が生きる理由はなんだ? 誰がこの人生を生きているんだ?