2001/07/29(日)
そこらのガキを叱る
そこらのガキが、地下鉄駅の前で空き缶を蹴って遊んでて、地下鉄に入る階段に蹴りこんだきり、そのままからんからん、落ちるにまかせて、「うへへへ」という顔してやがったから、「こら、そこの子供、ガキ、蹴った缶片付けろよ!」と怒鳴ってやった。子供は怖がって返答しない。近くに親とかがいて血相変えて「どうしたんですか」(あんたら見てないのかよ……)っていうもんだから「缶蹴ったっきり捨てないから」といったら、「すみません」と謝られた。親がいてこれなんだからな。全くもう。坊や、散らかす人間が一人いたら、片付ける人間がもう一人必要なことぐらい、ちょっと想像力働かしたらわからんかい?
しかし、考えてみれば、他人の子供を叱ることなんて、生まれてこの方なかったことだ。俺も相当おやじ化してきたってことか。
参院選
自民大勝だって。日本人の民度低すぎ。俺の身の回りには小泉を支持する人なんて全然いないのになあ。どういうことだ。
2001/07/28(土)
意外に
この日記、読む人がいるらしい。リンクつけられたりしている。ずいぶん間があいていたが、また真面目に書くことにしよう。
夏風邪2
治ったと20日の日記で書いたが、それは甘かった。やはり夏風邪は長引く。この1週間、咳がずいぶんひどくて夜中よく眠れない状態が続いていた。横隔膜の筋肉痛で、咳込んだ後は「ぐわああ」ともんどりうつ。あまり横隔膜が痛いので、なんとかして咳をごまかそうとするのだが、そうすると「くはあん」と悩ましい声が抜けたりして、でもやはり喉の異物感はおさまらずかえってごほごほ、胃酸も逆流、胸焼けしまくりの状態であった。食道から胃にかけても、ずいぶん腫れちゃっているのか、繊毛がうまく機能しないのか、食べ物も飲み物も喉をなかなか通らない状態、非常につらい。微熱も出て来たりして大変です。
皆さん、くれぐれも夏風邪には気をつけましょう。
しかし、今回思ったが、こういう微熱とか咳とか、おそらく老人って、恒常的にこういう症状と戦っていたりするんだよね。大変です。
千と千尋の神隠し
これはすごいです。神の領域です(いや実際八百万の神が出てくる映画なのだが)。これのすごさがわからない人間とは付き合いたくないくらいです。人間がこれを作成しえたということに、もう、涙、涙。いや、ほんとに僕は、始まって5分で泣いてました。
もののけ姫が理論編だとすれば、千と千尋は実践編。もののけは左脳に嬉しい映画でしたが、千と千尋は右脳を刺激します。僕は、見た後、なんかぼうっとしちゃって、なにもできなくなりました。
ほんとすごいです。必見です。
ジュラシックパークIII
僕は、恐竜映画は大好き。ジュラシックパークIIは一般的には結構さんざんな評価だったけど、かなり好きだった。今回のIIIも期待を裏切らず面白かった。恐竜の動きは、もう完璧なところまで来てる。ほんとに生きて動いているとしか思えない。いやー、恐竜はいい。とにかくいい。動けばいい。ストーリーなんてどうだっていい。いや、むしろ、ストーリー的には、変に凝ったところもなかったし、素直で馬鹿で非常によいと思うのではあるが。
2001/07/20(金)
夏風邪
夏風邪ひいちったい。ピーク時には 38度8分あったよ。でも医者嫌いだから医者には行かない。1日ひたすら寝て、自力でなんとかほぼ治した。しかし、夏風邪って長引きがちだから、油断しないようにしよう。みんなも気をつけようね。
2001/07/14(土)
みんなのいえ
かなり面白かったっす。皆必見とは言いませんが見ようかどうか迷っている人は是非とも見るべき。
時計を進める
友達の日記に、「時計を何分か進めておく」っていう話題があったのだが、それで思い出した。実家の俺の部屋の時計、上下反転時計にしてあった。基本的に6時間ずらすということなのだが、単純にずらすだけだと、12時には、短針6時・長針12時を指すということになって都合が悪いので(本当は、長針も6時を指さなくてはならない)、分解して、むりやり針の方向をずらせて作った労作(?)であった。俺以外、みんな「この時計狂ってるよ」と言うのが楽しかったっけ。
2001/07/12(木)
冷房なしで暮らせるか
いや、俺って実は、なしでも暮らそうと思えば暮らせるけど(そのかわり、生産的活動ゼロ、一日中ぼけーっとしてるだけの状態になっちゃって、これがなんか楽しいし、実際学生のときはそうだった)、それはいいとして、普通、暮らせるかって話だが、よく、おっさんとかが、昔は冷房なんてなかったから……というが、これって、昔と今の家屋の作りが全然違うってのを無視していて、実際、大概の古い家屋って、こちらに窓があれば、反対側にも必ず窓があるっていう風になってて、そうすると、結構風が通るもんだから、後、濡れタオルでも首にかけときゃ、結構しのげたりするんで、じゃあ、今の家屋はどうかっていうと、最近のマンションとかアパートって、窓は一方にしかないから、風なんて通るわけないし、しかも、道路に面してたりすると、開けっ放しじゃあ騒音がひどいってんで、もう、冷房つけることを見込んだ設計だったりして、仕方なかったりするのだな。
文明が進歩したからといって生活が進歩したわけじゃないってのがなんだかなあという感じではある。
2001/07/10(火)
「動揺しないで欲しい」
エアガンで子供を撃ってた奴がいたっつー話、もう捕まったらしいけど、校長が集会で「動揺しないで欲しい」って言ってるの。いや、こういう事件があるたびに先生がそういうこと言うのはほとんどお決まりといってもいいのだが、それでいつも思うのは、こういう時って、「動揺するな」じゃなくて、むしろ「動揺すべき」なんじゃないかってこと。よく「平常心で明日から勉学に戻りましょう」みたいなことまで言っちゃう先生もいるけど、違うだろ、それは。こういう事件を目の前にして、子供は、自分の頭でいろんなことを考えなくっちゃいけないんだ。この事件の持つ意味、自分の身の回りの世界について、社会システムのあるべき姿、共同体とはなにか……、いくらだって考えるべきことはある。戸惑ったり混乱したりもするだろう。でもそれだからこそ、自分の体とアタマで世界を理解していくことができる。なにもなかったみたいな顔してルーチンに戻っちゃうよりずっと有意義なことだと思うんだが。
2001/07/09(月)
パール・ハーバー
宇和島では、上映しないらしいね。単なる興行的判断なんだろうけど、なんかあほくさ。映画も相当あほくさいらしい。
男1+女2 補足
前書いた記事に反応してくれた人がいて、そんでもってちょっと改めて考えてみたんだが、男2+女1って「男が女2人を支配している」と見えるとは限らず、「元気な女の子2人に男はたじたじ」って絵とかもありうるね。この場合も女の子を偶像視しにくいんだが。
この「女の子2人いれば男たじたじ」っていう構図、もちろん、「女性は1人だと男に負ける」っていう固定観念が根底にあり、俺自身の後進性を示しているのはいうまでもない。
2001/07/07(土)
壁画
この間フランスで見つかったとかいう壁画、ちょっと見た感じ近代的な作為の臭いがするんだが。特に、マンモスとか。贋作だったりしない?
2001/07/03(火)
原発被曝という本を読んだ
元サイエンティストの卵である俺としては、ちょっと……というところもないでもないが、それにしても放射能って怖いなあ。いくつかの原発がまさに地震の巣の上に建っているというのは結構有名な話だが、ほんと、やばいよなあ。ガイガーカウンター探すか……。秋月電子でキットを売っているらしいが。
2001/07/02(月)
フォーカス
フォーカスが休刊だって。うーむ、一時代の終わりという感じがするなあ。今、雑誌って売れないんだろうなあ。俺も読みたい雑誌ってあんましないもんなあ。
2001/07/01(日)
A.I. 2
なんかスピルパーグの映画テクニックの総覧って感じ。一見の価値はあるとは思うが、仮に俺が映画監督だとしたら絶対にあんな映画は撮りたくねえ。しょぼいところと当代一流の技術力がメルティングポット状態。かなりいい感じのイメージを表現できてるシーンもあれば、いまどきこりゃねーだろーという演出もある。泣ける人もいるかもだけど(実際俺の両隣の女性は泣いていた←男1+女2という意味ではないぞ)、あれは単なる泣かせのテクニックだしなあ。うーむ……。