2005/09/30(金)
日記
コンビニで荷物発送。ついでに納め損ねていた地方税を払う。痛い。国民健康保険も痛いよな。病院なんてめったに行かないのにな。まあ、相互扶助の社会の成り立ちからいって、仕方ないことではあるのだが、俺の場合、収入に少々ムラがあるからなあ。
生ゴミ堆肥入りマットの中の幼虫は、ずいぶんとプクプク育っているようだ。よかったよかった。
ネット書店まとめて検索くんの修正。bk1 と 楽天ブックス が、いつの間にか仕様変更され、検索できなくなっていた。一方、セブンアンドワイは、名称変更に伴いサーバが移動しているようだが、前のサーバに検索をかけてもきちんと転送される。このへん、運営者の良心ってやつだよな。
で、今日気になったニュース:「切った尻尾も内臓も再生できる遺伝子操作マウス」。
夜、部屋の片付けを始めようとしたのだが、どういうわけか、過去のデータの整理にも手をつけてしまう。押入れに眠る学生時代の愛用機 PowerMac4400 を引っ張り出す。……む、起動しない。内臓電池が死んだかな。この電池、結構特殊なやつなんだよな。注文するのもめんどくさいな。ネットで調べると、普通の 1.5V の電池を3本直列につないで、内臓電池の代用とした例が見つかった。よし、俺もそれでいこう。
というわけで、インチキ4.5V電池を制作。つなげてみると、きちんと起動した。ほっ。
げ、音声認識によるユーザ確認が出たよ。そういえば、そういう設定にしてあったんだよな。キーワードは「私の声がパスワード」。発声してみる。あれ、拒否された。もう一度。「私の声がパスワード」。また拒否された……何度やってもログインできない。この数年で、俺の声が変化してしまったということか。なんだか悲しいな。
仕方ないので、普通のIDとPWによるログインを試みるが……パスワード忘れた。えらい苦労して、心当たりのあるパスワードをいくつも試した結果、なんとかログイン。
で、データを現行のマシンへコピー……しようと思ったのだが、ああ、これ、イーサネットにつながらないんだった……。仕方ないので、このマシンで使える唯一の大容量メディア IOMEGA ZIP Disk を利用して、ファイルを移していく。
やあ、広末の画像やら動画やらがたくさん……(捨てられない)。
気がつくと深夜。寝るか。
2005/09/29(木)
日記
映画撮影中に事故……ただし夢の中。監督と俳優2人が指などに怪我。救急車がなかなか来ない。と、その時、背後のビルから、また別の人間が飛び降り。彼も映画監督らしい。自殺ではないかと皆が囁く。呆然としているところで目が覚める。どうも、最近、不吉な夢が多い。
昼飯はパスタ。
カメラの修理が終わっているはずなので、自転車に乗って受け取りにお出かけ。
……む、繁華街を自転車で行くのはなかなか大変だな。人が多すぎて、ブレーキ/加速の繰り返し。
しかし、歩くのとは違って、自転車に乗るというのは随分と動体視力を必要とするものだなあ。人ごみの中、狭い道を走っていると、人とかものに接触しそうになる場面がしばしば。単に俺が運動神経に欠けるということなのかもしれないが。
考えてみれば、自転車なんかより車はさらに速いわけで、世の中の車のドライバー達は、よくもまあ、あのスピードで走って、事故を起こさずにいられるものだなあと思う。それとも、道幅などのスケールが十分大きくて、周りの車との相対速度がそこそこ小さいという条件下では、意外に動体視力は要求されないのだろうか。
で、修理されたカメラを受け取った後も、サイクリング続行。天気もいいしね。
日比谷公園を抜けて皇居の辺りへ。お濠をぐるりと走ってみることにする。
谷川真理と思しき女性が走っている。サングラスをかけていて顔がはっきり見えないので確信は持てないが、多分間違いない。「谷川真理 皇居」でググってみたところ、彼女にとってお濠というのは由縁のあるところらしい。マラソンやる前には普通にOLをやってたんだが、お濠を走るランナーに刺激を受けて走り始めたんだと(高校時代の基礎はあるそうだけど)。
しかし、皇居は広いねえ。緑も美しく、確かに荘厳で静粛な感じを受ける。まあ、俺の場合、だからといって、ことさらに天皇への崇敬の念が湧くなんてことはちっともないのだが。この立派さは別に天皇家固有のものではないし、そもそも昔は江戸城だったわけだし……。
なんとなく、昭和館に入ってみる。れっきとした国立の施設だけあって建物は立派。でも、先の戦争についての、政治的背景や国内外でのさまざまな見解・是非判断といったものに、ほとんど言及しない展示内容は、きちんと歴史に向き合うことを避けている風があり、やはり、なんだかなあと思ってしまう。それに、展示内容が都市部の生活に関連するものに限られすぎているようだ。作った人は、昭和という時代に生きた人々の生活の多様性さえきちんと認識していないんじゃないか。あるいは、人々の「国民」としての一面にしか視点を当てていない限り、これくらいのものにしかならないということか。
とはいえ、それなりに面白いものもあるのだけれど。
サドルに座りっぱなしで、尻が疲れてきた(というか痛い)ので帰る。下のドラッグストアで水を買い、コンビニでモーニングと文春を買う。
夜、なんとなく阪神優勝決定戦を眺める。
# シロ 『虎ファンですが、道頓堀の痴態を見るたびに煽っておいて良識ぶるマスゴミの身勝手さといちびりでしか動けない大阪人の身勝手さを思いファンをやめたくなります。とはいえ本日は心地よいに包まれつつレスを打つ自分がいます。』
# hyakko 『奥が深いのですね。』
# まこてぃ 『こんにちわ!ご無沙汰しています。この前自分の夢が気になって『夢判断』のサイトで見てみると意外と不吉と思った夢が違ってたりしました。http://members.aol.com/lilylove28345/f-dream.htm 他にもよいサイトがあると思いますがご参考までに』
# morimon 『阪神ファンってのは、他の球団のファンにくらべ、かなり複雑なファン心理を持っているかたが多いようですね>シロさん。しかし、阪神は強くなりましたね。』
# morimon 『お久しぶりです>まこてぃさん。「自殺」の夢は、生まれ変わりたい願望ですか……。まあ、実際の話、前日に地震の記事を新聞で読んで、「うちの建物のガラス窓が割れたら、物とか人とかたくさん落ちちゃうかもしれんな」と思ったのが夢に出たんだと思いますが。ついでに、今近くで、ドラマの撮影なんかもやってますし、その、割れたら怖い窓から、撮影しているところをよく眺めたりしているのですよ。』
2005/09/28(水)
日記
某サイトの骨組み作り。とりあえず要素だけ揃える形。
昼飯はシソ巻きおにぎり。
日が沈まないうちに、今日もサイクリングへ。
ふと立ち寄ってみた深川不動尊のあたりは縁日。と言ったって、毎月3回も縁日があるので(1日・15日・28日)、そんなに「特別」感はないのだが。
その後は、清澄庭園→清洲橋→浜町→新大橋→住吉→東陽町といったルート。
ジャスコに寄って彼女へのお土産のケーキを買う。コンビニで「虹色とうがらし」のコンビニ廉価本とTVブロスを買う。
帰宅後、今日走った道を地図で確認する。この作業が結構楽しい。
人間の頭というのは面白いもので、地図を漫然と見ているだけではなかなか頭に入らない細かな地理も、実際にそこを目で見てきた後だとよく理解できる。コンピュータの場合、インプットされる情報量が少なければ少ないほど憶えやすいわけだが、人間の場合は、付随情報を大量に与えられた方が明確に記憶できたりする。
コンピュータの記憶というのは本質的に「単純記録」そのものであるのに対して、人間の記憶と言うのは「クセをつける」「既存情報に馴染ませる」という部分が大きいってことなんだろうな。人間と同じような思考をするコンピュータを作ろうと思ったら、この辺からエミュレーションしなくっちゃいけないのかな……。
晩飯は昨日の残り。
# yamaken 『GPS買うとよいかも > [』
# okyn 『あのへん下町は大小の川や橋があって、小さいお店と高層ビルが混在していて、サイクリングするには楽しそうなところですね〜 縁日懐かしいです。こちらは湿度が高いので自転車外においておくと錆びてしまうそうなので、購入を躊躇しています。。』
# morimon 『自転車に取り付けられるGPSってのがあるんですねえ。でも、俺の場合、それに気を取られると絶対事故しそう……>yamakenさん。』
# morimon 『川や橋を渡るのは非常に気持ちいいのですが、その代わり、橋がないところは渡れないというのはなかなか悲しいものがありまして、方向感覚に頼って適当に進むと、川にぶちあたってしまって、思わぬ遠回りをすることがよくありますよね。』
2005/09/27(火)
日記
「軍用イルカ、ハリケーンで逃げ出す」。なんつー国だ……。
それから、Yちんのmixi日記で知った、「2005年4月25日 福知山線5412M 一両目の真実」。慄然とする。
朝からいくつか調べ物。ちょっとずつやんなくちゃいけないことが増えてきた。
午後は、Apache 設定の試行。いくつかの異なるサーバで期待通りに動作することを確認。
夜、行方不明の書類を探す。あ、こんなところに。ほとんど、エドガー・アラン・ポー「盗まれた手紙」の世界。
晩飯は、鶏肉とトマトとその他ハーブのなんだかハイカラな炒め物+野菜と真鯛アラのスープ。
床の上で転がっているうちにそのまま寝てしまう。でも、少し寒い。秋だな。最近は日が沈むのも早い。
なんだか読んでない新聞が溜まってきている。
# ヨシヒサ 『こういうところに備えをしてないのも何だかなあ。>軍用イルカ』
# morimon 『というか、そもそもの発想がイカれていると思うんだよね。百歩譲って、機雷探索に使うとかはまだわからないこともないのだが、毒矢とはね……。』
# kamesato 『とか言いながら、morimonも自宅では「軍用トンボ、発進せよ」とか命じているに違いない』
# morimon 『軍用トンボは量産化に困難が予想され、結局、養成計画は頓挫しました。』
# hyakko 『私としては、毎日種類を変えてやってくるトンボの複眼を観察するにつけ、背後に何者かの意思と企みを感じざるをえません。軍用イルカについては、同じ国内で捕鯨禁止を主張してる人々の意見を知りたいところ。』
2005/09/26(月)
日記
打ち合わせ@調布市。某大学へ。大学構内は、いかにも武蔵野の地という感じで、クヌギやらコナラやらシラカシやらの雑木がたくさん生えている。季節がもう少し早かったら、カブトムシがたくさん採れたんじゃなかろうか。羨ましいなあ。
打ち合わせも終わって、帰り道、「この落ちているのがクヌギのドングリだよ」と彼女に教えてあげると、かなり関心を持った様子。何個か拾い上げている。確かに、ドングリの中では、クヌギってかなり個性的な形をしているよね。家に帰ったら、植木鉢に植えてみようか。「桃栗三年」と言うから、栗に近い種類のクヌギも三年くらいで結構大きくなるんじゃなかろうか。枯葉が落ちれば、家庭菜園用の腐葉土になるよ……って、そこまで大きくなることはちょっとありえなさそう。
大学近くの布多天神社に入ってみる。1000年以上の歴史を持つ古い神社らしい。確かに境内はとてもいい雰囲気でした。おみくじをひいてみたら小吉でした。
おなかがすいたので、駅のまわりで回転寿司を食べる。久々の外食です。
調布という町は、なんだかとても暮らしやすそうな町ですね。
商店街を歩くと、どういうわけか鬼太郎のキャラのモニュメントがあちこちにある。ヨミダスで調べると、水木しげるは調布在住だそうだし、初期鬼太郎は、布多天神社裏の森に住んでいたという設定だったそうで、いろいろ鬼太郎に縁のある土地なんですね。
ホームセンターでプランターなどを買う。
帰宅後、少しばかり自宅内サーバいじり。いつの間にか深夜。
2005/09/25(日)
日記
詐欺とか横領とか、そんな内容の夢ばかり立て続けで見る。俺は被害者側。きちっと文書記録を残しておけばよかったと、夢の中で後悔している。現実に戻っても何だか悔しい感覚が残っている。
台風を避けるためなのか、家庭菜園のキュウリの葉っぱにアキアカネが止まっている。ここんところ、3日連続でトンボがうちにやってきている。しかも毎日違う種類。秋を感じるなあ。
昼飯はビーフン。
日中は読書など。
台風も過ぎ去っていって、だんだんと晴れてきた。日が沈む前に外の空気を吸いにいこう。
というわけで、俺があやつれる最高速の乗り物=自転車に乗って外出。サイクリングは久しぶり。歩くのに較べると速いねえ。
できるだけ通ったことのない道を選びながらどんどん走っていく。
なんとなく、洲崎神社に入ってみる。こじんまりとした神社。
いつの間にか、東京都現代美術館のあたりまで来ている。せっかくだから見ていくか。確か、ここには、学生の頃に一度来たことがあったっけ。その時はどんな企画展やってたんだっけ。「ポンピド−・コレクション展」だったような気もするが、確信持てず。建物の形とかまわりの公園の風景は憶えているのにね。全く、何のために来てたんだか。
今やっている企画展は「イサム・ノグチ展」と「東京府美術館の時代1926〜1970展」。時間がないし、今日は俺1人なので、あえて「イサム・ノグチ」はパス。また彼女と来た時に見ようと思う。というわけで「東京府美術館」と常設展を駆け足で見る。
しかし、現代美術館という割には、実はあんまり現代美術っぽくないね。面白い作品もあるけど、なんだか、かなりの部分の作品が、既に現代の日常における商業的な表現に追い抜かれちゃっている気がする。だから、作者が製作した当時に面白いと思ったほどには、もう、現代の僕らにとっては面白くない(あるいは、単に俺が無知だから?)。それに、メディアアート関係が少なすぎるよね。
帰宅後、クロチクに付着した綿状のカビのお掃除。ベタベタする感じで、非常に不快。
殺菌剤を使った方がいいのかもしれないけど、あの手の農薬って、やっぱり人間にも害なんだよね? ネットを見る限り、完全防備してやらなくちゃいけないようなことが書いてあるし。
いわゆる農薬ではない殺菌剤として、うちには竹酢液があるんだけど、あれもかなりの発ガン物質含んでいるらしいので、未開封のまま。自然由来といったって、結局は竹から蒸留した色んな有機溶剤やら有機物質の混合なわけで、単一成分でない分、危険性の評価も厳密にはできないだろうし、それもあって、確か農水省としては、「禁止はしないけど、自己責任でね」といった感じの対応をしているはず。
しかし、ふと思ったのだが、植物の病気の治療法って、殺菌だとか消毒だとか、なんだか対症療法ばかりだな。ワクチン療法みたいなのはないのかね……と思って、調べてみると、やっぱり研究されているようだね。でも、植物各種類ごとに免疫の仕組みって違うわけだし、それを1つ1つを調べていくのって、かなり大変なんだろうなあ。
晩飯は、昨日の予告どおり、ゴーヤチャンプルー。美味しい。
2005/09/24(土)
日記
朝、雨の中、ゴーヤの雌花に受粉させる。現在、2つほど食えるくらいに育った実がある。数日中にゴーヤチャンプルーとしていただく予定。
ところで、前から気になっているのが、「受粉する」という動詞の扱い方。これって他動詞としては使えるのかね。「雌花が受粉する」といった自動詞的な使い方には問題ないとして、「俺が(雌花に)受粉する」という言い方はOKなんだろうか。
もし、こういう使い方ができるなら、「雌花に受粉させる」というような使役型を使わずにすむから、まだるっこしくなくていいいんだけど。
でも、ちょっと、俺とゴーヤの間で種を超えた愛の交歓が行われたようにも聞こえちゃうんだよね。
……と思ったら、「授粉」という言葉があることを発見。なーんだ。これからこっちを使おう。
今日もトンボが飛んでいる。昨日のはおそらくセスジイトトンボという種類のやつだったと思うんだが、今日のは、それとは違って普通のトンボっぽい形。でも、写真を撮らなかったから、なんていう種類なのかは調べられないまま。
まだ午前中なのに、眠くなってきた。また布団に入る。起きては寝てを繰り返し、短編の夢を5本ほど見る。
昼からは、今日も野菜屑を堆肥に混ぜ込む作業。
この堆肥作りだが、ネットの情報を見ると、こういう単純な作業についても「原理主義・理想主義」的な人とそうじゃない人がいるのが面白い。
前者は、菌にこだわり、水を厳選し、「純粋な」堆肥を作ろうとする。そうすれば、良い野菜が出来るのみならず、土壌汚染を解消し、万病を一掃するのだという……。崇高(かつ単純)な原理が世界を浄化するのだ。
一方、そういう「崇高」な理屈にあまりこだわらずに堆肥を作る人もいる。それはそれで、それなりの堆肥が出来上がったりする。まあ、昔からの野積堆肥ってそういうものなわけだし。彼らは単純な原理で世の中を統一的に解釈しようとは思ってないし、そうすべきだとも考えていない……。
考えてみれば、政治とか社会の認識の仕方においても、こういう類型ってありますね。
ナントカ論で世界を統一的に変革しようという人達と、もっと現場で1つ1つ解決していこうとする人達と……。
普通は、若い頃に一度前者であろうと試みて、段々とそれではうまくいかないことに気付き、やがてはその志を胸に秘めたまま、後者に移行していくというパターンが多いんでしょうな。
昼飯はパスタ。
夜、MXテレビで田原総一朗と石原慎太郎の対談を見る。
晩飯はシャケのホイル焼きの余り。
# ヨシヒサ 『ゴーやチャンプルーいいなあ(^-^)』
# シロ 『もりもんさんは堆肥作りに当たってはインクリメンタリズムですか?w』
# N@富山 『人工授精と体外受精って言葉がある。人工授精は数の少ない夫の精子を濃縮して排卵近くに子宮に入れることで、体外受精は卵子と精子を体外に取り出して、人為的に受精させて受精卵を子宮に戻すことなんだけど。人為的に配偶子を扱うって点ではどちらも授精でいいんじゃないかと思うんだけどね。試験の時どっちの漢字だったかよく忘れる。』
# ソリトン 『おや?先月までは夜盗虫に萌えていたのに今度はゴーヤ♀ですか。移り気ですなぁ。。。(なんちゃってw)』
# morimon 『熊本だったら東京よりゴーヤはよく育つのでは?>ヨシヒサさん。』
# morimon 『言葉を喋れないカブトムシの幼虫にとっては僕は絶対者なわけですから、そのエサとなる堆肥作りも、いい加減なんだけど少し怖々といった感じになっちゃいますね。>シロさん。』
# morimon 『英語でも使い分けするのかな?>N@富山さん。』
# morimon 『でも、本命はカブトムシですから……なんて言ってちゃいけませんな>ソリトンさん。』
# ヨシヒサ 『ウチの畑でも作ってますよ。割とよく食卓に並びます。でもチャンプルーはほとんどお目にかかれない(;0;)』
# N@富山 『人工授精:artificial inseminationもしくはfertilization , 体外受精:external fertilization。人工授精はinseminationの方を訳したのだろうね。しかしfertilizationって授精、受精どっちの意味もあるらしい。難しいねえ。』
# morimon 『fertilization って、なんだか露骨な言い方ですねえ……。』
2005/09/23(金)
日記
家庭菜園にイトトンボ飛来。かなり端っことはいえ、一応東京23区内にある当地ではあるが、そんなところでも自然生物はたくましく生きているものだなあ。もちろん、決して豊かとは言えないけれども。
うちには他に、ハエ・アブ・チョウ・ガ・ガガンボ・コガネムシ・クモなどもやってくる。ついでにカブトムシの幼虫も大量にいる(ただし、これは養殖モノ)。幼虫、欲しい人にはあげます。
で、今日もだらだらと読書したり土いじりしたり夕寝したり。
晩飯は鮭カマとキャベツとエリンギのホイル焼きイタリアンパセリ添え・モロヘイヤの釜揚げ桜海老あえ。
録画してあった「間違えられた男」を見る。学生の時に見たことがあるつもりだったが、実は初見。終わり方がちょっと淋しいな……。
今日の「ケロロ軍曹」もあまり面白くない。
# ソリトン 『菜園は高所なの?そうだとすると、(風も強いだろうし)虫ってよく来るよなー、なんて思ったものでして…』
# morimon 『高所です。羽根がある虫は理解できるとしても、クモはどうやってきたんだろうと、不思議です。やっぱり風に運ばれてきたのだろうか。』
# ヨシヒサ 『あんな高い所にも虫はいるんですねえ。何か不思議・・・』
2005/09/22(木)
日記
日が短くなった。曇っているせいもあるが、17時を過ぎた頃から急に暗くなる。気温も随分低くなった。半袖だと少し肌寒いくらいだ。夏は気がついた時には終わっている。なんだか青春と似てますね。いや、それは春か。
元々は青春という言葉は陰陽五行思想から来ているのだとか。青春/朱夏/白秋/玄冬 なんですな。
で、今日の食事もビーフシチュー。ご飯にかけたらハヤシライス。
新聞読んだり、ヨミダス読んだり、読書したり、土いじりしたり。
夜、古いデータを使う必要が生じ、押入れの中の Macintosh を引っ張り出す。しかし、ハードディスクは掃除済みで、目的を果たせず。……今使用中のマシンを普通に検索したらちゃんと見つかった。徒労。がっくり。
2005/09/21(水)
日記
カメラの調子がまた変。7/8に修理してもらったばかりなのにな。やっぱ、CCD の問題というより、単なる接触不良なんじゃなかろうか。
というわけで、銀座のサービスセンターへ。「また調子悪いんです」と言って、前回の修理伝票を渡す。受付のおじさんがえらく恐縮する。再修理伝票を作る。「前と同じ住所でいいですか?」「同じ症状ですね?」 わざわざ転記してくれる。「それくらいこちらで書きますよ」「いえいえ」。ブランドへの信頼感というのはこうやって作られていくわけですね……って、最初から故障しないに越したことはないのだが。
帰り道、できるだけ歩いたことのない道を選びながら、ぶらぶらと散歩。
佃にある石川島資料館に入ってみる。ふーん、石川島という名前の由来を初めて知ったよ。人の名前か。昔は人足寄場だったのね。江戸時代、飢饉で世情が荒んだ時期には、職にあぶれて社会からはみでた人間達のためを集める更正・再就職施設としても機能したらしい。
俺は全く知らなかったのだが、昭和40年代までは、このあたり、都電が走っていたんだと。財政上の問題により廃止されたとのこと。それ以後、1988年に有楽町線が通じるまで、バスとタクシー以外に公共移動手段がない陸の孤島であった……。今でこそ高層マンション群が立ち並ぶ近未来都市的地域なわけだが。
ホームセンターに寄り、プランターを買う。それからジャスコに寄って衣装ケースを買う。米ぬかも買う。
帰宅後、彼女に対しては堆肥という名目のカブトムシ用発酵マット作り。
昼飯はマダイのハーブ焼き。晩飯は牛スネ肉のシチュー+エリンギと自家製野菜のサラダ(タプナードソース)。
今日届いたCD
Mr.Children「アイ ラブ ユー」。基本的に俺はあんまり音楽を聞かない。しかも、CDを買ってもここに書かないことが多い。もっとも、他の人が見て楽しいような個性的な趣味は持ち合わせてないしな……。ミスチル以外のアーティストである程度まとまった枚数があるのって、ビートルズとビル・エヴァンスくらいしかないな。
# やっちん 『ビル・エバンスって,また渋いな。この季節,ジャジーな曲がよく似合う。』
# morimon 『ビル・エヴァンスは、友人に薦められて聞くようになっただけで、ジャズ界の中での位置づけはいまいちよくわかってないです。』
2005/09/20(火)
日記
堆肥混ぜをしていて、建物の出っ張りで腰を強打。あのあたりで作業する時は少し気をつけよう。というか、こういうことを繰り返さないように、モノの配置とか作業形態を改善しなくては。
長期的になにかをやろうと思うときには、環境構築とシステムの整備が重要ですよね。
昼飯は、ソーセージを茹でたもの。
あだち充のコンビニ本を読んだり、新聞を読んだり。ニュース見たり、漫画読んだり、文春読んだり、読書したり。
晩飯は目玉焼きライス。
2005/09/19(月)
日記
夢の中で占い師に「飢えか食うかで死ぬ」と言われる。飢え死にあるいは食中毒死ということだろうか。もしかすると、絶食の後に牛肉食いすぎて死んだ杜甫みたいな死に方なのかもしれない。
ちょっと二日酔い気味。酒、弱くなっています。彼女がまだ寝ていることをいいことに、スポーツドリンクを奪って飲む。
本当なら今日は、筑波エクスプレスに乗って筑波に遊びに行こうという計画があったのだが……果たせてないね。朝、ちゃんと起きられるようにならなくてはな。
ジャスコに行って大量に食材を買う。バースデーチケットがあったので5%引き。
端の方が黄色くなりかけているゴーヤを収穫。今日の晩飯はゴーヤチャンプルー。
# どら 『飢餓も飽食も肝臓的には負担の多いことのようですよ!(私は肝脂肪です)』
# morimon 『ありゃ。この年になると、体には気をつけないといけないということですね……。俺も検査したら絶対なんか見つかりそう。』
2005/09/18(日)
日記
今日も土いじり。堆肥に放り込んだ幼虫達はなんとか生きているようだ。何とかこーとか言っても、この生ゴミ堆肥の7,8割は普通のカブトムシマットで構成されているからな。発熱もそれほどでもないようだ。彼らの生命力に期待。
地元のおじさんから新米とお芋が送られてくる。じゅるる。家庭菜園が盛り上がり中の俺達にとって、本当の農業をやっている人というのはまさしく畏敬の対象。
夕方から駒場へ。Sさんの研究室を訪ねる。この人、37歳で大学に再入学し、今じゃちゃんとアカデミックポストを得ているという面白いオヤジさん(別に彼の面白さの本質はそういうところにあるわけじゃないけど)。俺は大学院生時代に多くのことをSさんから学んだ。今の俺の世界認識の仕方ってのは、もしSさんに出会わなかったら大分違ったものになっていたと思う。
Sさんにカブトムシ6匹を進呈。これでうちに残ったのは41匹。とりあえずは容器不足問題は解消。衣装ケース×2+ペットボトル×1で育てる体勢が整った。とはいえ、この数のまま成虫になると大変なので、他に里親になって下さる方がいれば、ぜひぜひ。
で、Sさんと Dove c'e` la fonte というイタリアンレストランにて食事。非常に美味。
いろいろと雑談。
で、23時過ぎに帰宅。
2005/09/17(土)
日記
改めてカブトムシの幼虫の数を確認。47匹。すべて3齢幼虫。
8/24の段階では65匹くらいいたはず。2匹は人にあげたよな。それから、また別の2匹は発熱中の堆肥に投入したために死亡した。差し引きで61匹残っているはずだが、14匹足りない。
さては淘汰されたか。適正密度の3倍くらいで詰め込まれていたから、まあ、しかたあるまい。あるいは、8/30 まで生きていた成虫♀がマットの中を動き回っているうちに期せずして虐殺してしまったのかもしれない。
で、密度軽減のため、まだ発酵途中の堆肥に20匹を投入。ほんとは後10日くらいは待った方がいいのだが、この辺、俺はかなりせっかち。周辺部はそれほど熱くないので熱死はしないとは思うが。
民主党新代表は前原誠司に決まったらしい。なんだかなあ。「やられそうになったら先制攻撃しろ」って言ってる人ですよ……。
どこぞの超大国のリーダーもアホですなあ(ブッシュのトホホ写真に賛否両論!)。あんたは小学生ですか。
で、全く話は変わるのだが、「てきとう」っていう言葉って、理科系文書などで堅い文章語として使う時(以後「適当」と表記)と、一般の口語として使う時(以後「テキトー」と表記)で、全然意味が違うよね。
「適当」は、「適切でふさわしいさま」だし、「テキトー」は「いいかげんにひょいっとやるさま」なわけだし。
俺、理科系出身だから、かなりの場合、「適当」の意味で使っちゃうんだよね。感覚としては頭に「∃」の記号とそれに続く条件が浮かんできたり(←理科系の人しか分からん表現ですみませんです)。
たとえば、さっき、水を飲むためのコップを探していて、「てきとうなコップがないなあ」とつぶやいたのだが、これは「適当」の方の使い方であり、決して「テキトー」でいいというわけではなく、ベストではないにしろ、まあ、適当な範囲におさまると言えるコップを探していたわけであり……ええい、ややこしいな。
彼女も、メールなんかで「適当なところで切り上げて」という言葉を使いそうになる度に、「テキトーなところで切り上げて」と誤解されるかもしれないと思って、適当に言い換えをするらしい……って、ほんとにややこしいな。
で、深夜、もう一度カブトムシ幼虫のチェック。発酵途中の堆肥の熱は、熱死するほどではなさそう。少し気になるのが、堆肥に入れたニンニクやタマネギといったあたりの野菜クズ。かなりニオイがきつい。殺虫効果があるという話もあるしな。忌避するくらいならいいんだけど……。
# moriken 『>前原 今回の選挙結果を見て、20代右傾化無党派層をとりこむべく、さらに過激なことを言うのではないかと心配です。3回くらい取材してますが、あまり人の目を見ないんですよね。そういう人でいいのか……。』
# morimon 『民主党は反自民票の受け皿となることを望んではいないんですかね。結局は「第二自民党」なんですね……。』
# moriken 『思想というと大げさですけど、ある共有された考えがあるわけじゃないですからね……。ドイツや北方欧州とは言わなくとも、せめて米英式政党の対立軸(状況に対する信念とか)でも見られればいいんですが、それも出せないのが民主党の弱いところですよね。』
# morimon 『開き直って、「政策のデパート! 平和主義から核武装まで! なんでもあるよ!」とアピールしてみるという手も……いや、単に烏合の衆なわけですね。』
# moriken 『それはそれで強烈なアピールになりそうですねw 解党するかもしれませんがw』
# ヨシヒサ 『「適当」の使い方ってホント、難しいですよね(>0<)私は最近は「テキトー」は出きるだけ「いい加減」という言い方をしてます。』
# morimon 『数学人にとってそれは魂を売ったに等しいこと……なんて言ってみたりして。』
2005/09/16(金)
日記
N氏の講義にちょっかいを出すべく山梨の某市に向かう。
山並と川がとてもきれい。ここに来るたびに「時間があったら河原に下りてみたいね」と彼女と2人で話しているのだが、未だ果たせず。
教室へ。ゲスト扱いということで俺達にも講評(というか感想レベル)のマイクが回ってくる。
しかし、若い人達を見るといろいろと考えちゃいますな。
俺達が大学生・大学院生だった時期は、なんとかこーとか言っても、バブルが始まり、平成が始まり、冷戦が終わって、共産主義国が崩壊し、そのうちバブルも崩壊し、インターネットが普及し……といった具合に結構変化に満ちた時代でしたね。その中にはポジティブなサインもあったし。
一方、今の学生にとっての現在と未来は……あんまり明るい展望はないかもね。で、若さゆえの不幸だか、あるいは幸福なのかもしれないが、その状況を当たり前のものと思って受け入れてしまっている。大人の責任は大きいですね、K先生……。
しかし、若い頃を振り返ってみると、俺の人生ってかなり奇跡と偶然で出来上がっているという感じがする。多分、生まれるのが2,3年早かったら、全然違う人生歩んでいただろうな。たまたまあの大学に入って、たまたまドイツ語がテスト科目から外れたために大学院に進学できて、たまたまインターネットに触れて、たまたま人と出会って、たまたま仕事をもらって……。でもきっと、みんなそうやって生きているんでしょうね。
もしかすると、「幸福な偶然」というのを若い人に与えるのも大人の役目なのかもしれません。
まあ、それはさておき。
講義終了後は八王子の中華店で食事。ごちそうになってしまう。美味しかったです。
で、続いて入った天狗でもごちそうになる。すみませんです。
帰りの中央線は、山手線の人身事故がらみで新宿にてしばらくストップ。
なんとか有楽町まではたどりついたが、その先の電車はなし。久々にタクシー帰り。
今日届いた本
網野 善彦「日本の歴史をよみなおす」、ベネディクト アンダーソン「想像の共同体―ナショナリズムの起源と流行」。
# kamesato 『金曜はどうもありがとう。いやしかし、実際に教員が出来ることなんて、ほとんど何も無いよね。学生に「幸運な偶然」が起こったときに、邪魔をしないってのが使命みたいなもんで。こういうこと言うと怒られそうだけど。』
2005/09/15(木)
日記
出掛けにモーニングを買う。打ち合わせ@杉並区へ。久々のマトモな外出という感じがする。
乗り換え駅の高田馬場は若者だらけ。学生街っていいですね。彼女に言わせるとお店も学生向けになっちゃってて、大人向け店が少ないらしいが。というわけで、やはり学生でいっぱいのニューヨーカーズ・カフェに入ってちょっと休憩。
有楽町で降りてビックカメラへ。エスカレーターの壊し方(というか安全装置を作動させる乗り方)を発見。彼女はつんのめってこけそうになる。俺は逃げる。
帰ってきてからカレー食って「チャングム」。合間に読書。
# tomo 『私も先日京都のLOFTでエスカレーターに乗ってる最中に止まってつんのめったんですよ〜。こけずにすんでよかった。』
# morimon 『それも誰かのイタズラ……じゃなくて事故だ、事故事故、事故で止まった可能性があるかもしれませんね。』
# hyakko 『アナタです、アナタ。まったく世の中には危険がいぱいですね』
# tomo 『アナタでしたか。今後はそのようなことはしてはいけません。(何故か便乗している私)』
2005/09/14(水)
日記
今日はレトルトではないカレー。スジ肉が柔らかくなってて美味い。
新聞読んだり、各方面へのメール書いたり、土いじりしたり、日記書いたり、またカレー食ったり、ブロスと文春読んでたりしているうちに夜。
2005/09/13(火)
日記
食事は今日もレトルトカレー。目玉焼きを乗せる。
日中は新聞を読んだり読書したり、あるいは土いじりしたり。
また夕寝。
今日は少し暑いね。残暑って感じ。
彼女は、レトルトでないカレーを作り始めた。
深夜、夜の魔力に操られるように、共同体の成立過程について考える。以下、ナイーブな思考メモ。
■■地縁血縁といったなんらかの不条理性に基づき、ある集団が形作られる。
↓
集団内の構成員に利害問題が生じる。
↓
●議論などの手段によってそれが容易に解決できる場合→原始的デモクラシー集団の成立。
●容易に解決できない場合。
↓
集団統合維持のためのフィクションの必要性。
↓
・構成員間の利害よりも国家的プライオリティ(外交が存在する場合は、多かれ少なかれ存在するだろう)を優先し、時には個々の利害問題は抑圧する→国家主義の成立。
・各利害問題は原則として議論により解決すべきという概念を統合のためのフィクションそのものとして利用→個人を主体とする近代的デモクラシー集団の成立。
・地縁血縁の神話化。
・その他のフィクション……。
・様々なフィクションを混ぜてチューニング。
■一個人が様々なサイズを持った集団に同時に属する可能性。1人の中に様々のサイズを持った多層的なアイデンティティ。それぞれの人間の上に多層的にクロスオーバーする集団。
ところで企業を統合させている力ってなんだろう。お金のやり取りで個々が納得すればフィクションは要らないのかな。あるいは、フィクションとしての夢か。「会社主義」か。
# RGB(0,0,0) 『スティグリッツ先生とかはそのへんを「コスト」の一言で済ませているようです。力学におけるラグランジアンみたいなものかとおもいますた。』
# morimon 『経済学における第一近似はそうなっちゃうんでしょうね。でも、集団の統合維持における構成員の心情ってのはそれだけじゃないですよね。いや、それさえも繰り込んじゃえるっていうのかもしれませんし、大きな視点としてはそんなに間違った近似じゃないんでしょうけど……。』
2005/09/12(月)
日記
今日はちょっと二日酔い気味。最近お酒飲んでないからな。
昨日の選挙結果を思うにつけ、元気がなくなりそうになる。俺もそういうところ「愛国者」なのね。
ヨミダスを読む。「ビタミンC添加飲料に発ガン性の過酸化水素/容器の金属と反応(して発生)」という記事があったのだが、これホント? 今はそういう話聞かないけど……。むしろ、ビタミンCは抗酸化作用があるから、過酸化水素を打ち消すみたいな話の方が多いんよね。
疲れると横に。
テーブルの上と食器をまだ片付けてなかった。粛々と洗い物。
食事はレトルトのカレー。
2005/09/11(日)
日記
雷と大雨。誰かの怨念か。和傘をさして投票に出かける。
やっぱ小選挙区制はキツイなあ……。選択肢が限られすぎる。というわけで「一番ヤバイのは御免だ」という非積極的な理由で投票。
Oさんが来宅。パスタなどを食しつつ、選挙速報を見る。
自民圧勝ですか……。2日前の日記に、1986年当時と今の時代の相似性について書いたけれど……1986年も衆参同日選挙で自民が300議席超を獲得して圧勝した年。なんだかね。まあ、今の時代の方がよっぽどキナくさいわけですが。
そしていつの間にか朝。
# やっちん 『一概には比較できないが,もっとキナくさかった1920年前後と昨今の事情が被る…,みたいな論調をどこかで見た気がするが,そういう話知らない?』
# morimon 『恐慌前後の時代ですね。http://www.csfb.co.jp/client_entrance/research/economic/eco030207.pdf とかが詳しいかと。』
# シロ 『なんというか…郵政よりももっと大切なことがあるのに。やり方が汚すぎる。そしてそれに惑わされた国民ももう少し考えてほしいと思う今日この頃。』
# やっちん 『おぉありがとう。60%だってね,支持率。みんなが踊っているのか,踊らされているのか・・・』
# morimon 『こーゆー時、左側の人間と言うのは、ポピュリズムという手法を自ら用いるのにためらっちゃうところが弱点なんだなと思いました。とは言え、ポピュリズムは長く続かないものでしょうし。息の長い小さな共同体再生から始めるしかないのかなと最近は思い始めています。』
# シロ 『左側の人間はポピュリズムよりも寧ろ本格的な体制の変革を求める傾向がありますからね。それにしても小泉は色々な意味で「ウマい」ですね。だからこそああいう人間が生理的に好きになれません。』
2005/09/10(土)
日記
ずーっとヨミダス文書館を眺めている。とりあえず、1986年9月分についての見出し及び興味ある記事については一通り目を通し終わった。面白すぎる。知らなかった事件がいっぱい。自分の住んでいるあたりのちょっと昔の様子も興味深い(湾岸地域なので変化が激しい)。冷戦終結に向けて色んなお膳立てがそろいつつある。経済アナリストの分析は大体外れている(バブル時代が来るとも知らずに)。
ヨミダスは有料だけど、無料で見られるものとして、「よみうり写真館」というのもあるよ。昔の風景が見られて、これもかなり面白い。
しばらくは、ヨミダス読んでいるばかりの毎日が続きそうな予感……それじゃいかんよ>俺。
もう1つ面白いサイトを見つけた。データベース「世界と日本」。各種外交文書・演説が集めてある。通読するものではないかもしれないけれども……。
昼飯はその辺の残り物。晩飯は昨日の刺身の残りを焼いたもの。なんとなくわびしさが漂う献立であるが、それもそのはず、彼女が外出して、俺1人の食事なので。
というわけで、ネットを眺めているだけの1日が終わる……。
2005/09/09(金)
日記
読書して昼寝(正確には夕寝)。寝る時間の方が多いかも。あまり読書は進まず。
昼飯は昨日のグラタンの残り。
昨日書いた死にかけゴーヤの実は、なんだかぐにゃだらーとしてきたので摘んでしまう。残念。
夜、店内の改装が完了したジャスコへ。衣料品売り場が拡充している。食材をたくさん買う。
晩飯は晩飯はメダイのお刺身。マイタケと小エビとニンジンの葉のカキアゲ。ワカメの吸い物。
投票日が迫っているからというのもあるが、ふと、1980年代以降についての政治や社会の大状況について、もう一度確認してみたいと思う。時代の空気を追体験してみたいのだ。
「できるだけ当時の記述のまま」でネットで公開されている資料を探す(普通にネットで検索すると同時代的なものというより、現在の視点で濾過・再解釈されたものになってしまうから……)。
うむ、無料で見られるものとしては日本労働年鑑が役に立ちそう。
そして、有料ではあるが、コストパフォーマンスが高いのは、読売新聞のサービスであるヨミダス文書館。これを使えば1986年9月以降の新聞記事を検索できる。この手の検索サービスは、1件の検索あたりいくら払うという形になっているのが多いのだが、ヨミダスは固定料金(月額525円)。非常に素晴らしいコンテンツだと思う。
で、さっそく購読登録、1986年9月あたりからの記事をなんとなく眺めてみる。
この時代は、中曾根政権末期。いわゆる「タカ派」的な空気が覆っているという点で、今と相似な部分が結構ある。
たとえば、「新しい教科書を作る会」の前段階的なものとして、「日本を守る国民会議」による歴史教科書作りが行われたもこの時代。
また「藤尾文相発言問題」(「文藝春秋」上で「日韓併合は韓国にも責任」と発言)もこの時期である。
この藤尾発言に反応しての読売の社説はどうなっているか。
曰く、「放言もここまでくると、政治家としての資質を疑わざるを得ない」「これらの条約が日本により一方的に押しつけられたことは明らかである」。
俺の記憶では、この時代は(少なくともマスコミにおいては)ほぼこういった捉え方が主流であったように思う。それが「常識」だったのだ。
しかし、今の状況は大分違う。たとえば、(読売の直接的意見という形ではないが)最近の「日韓歴史共同研究、認識の違い浮き彫り」「朝鮮総督府」といった記事にあるように、両論併記という形をとるようになってきている。いつの間にか、時代の空気は確実に変化しているのだ。
と考えると、19年という時間は結構長い。というわけで、忘れっぽい僕らには、このヨミダス文書館はお勧めであります。
あと、ちょっと思ったのは、大学ってのはいかに恵まれた環境にあるかということ。この手の検索サービスって、大学図書館なら自由に利用できることが多いみたい。大学にいる人たち、こういうのは宝の山ですよ。というか、毎日、昔の新聞を読むという行為を大学在学中の4年間続ければ、物事の認識の仕方という点で、受ける影響は大きいでしょうね。時代が違うと、同じような事柄について語っている言葉でも、全く中身が違ったりするのですよ。
それから、これは余談なのだが、サンケイ新聞って「全国紙としては唯一、縮刷版 を発行していない」らしいですね。
# okyn 『時代の違いによる認識の違いって面白いですね。私も日々自分で考えているようでありながら、その時代の空気に洗脳(言葉は悪いですが)されながら生きてる感じがします。うーんうまく表現できません。。。』
# morimon 『洗脳というと、誰か旗振り役がいるかのようですが(実際、いるのかもしれませんが)、まあ、人間ってのは単純に、物事をすぐに忘れちゃうというだけなのかもしれません。その割には、「歴史」とか「伝統」という言葉はよく使われるわけで、そういった言葉によって喚起されるイメージってのが、どれくらい根拠のあるものなのかってのは、いつも意識してなくちゃいけないと思いますね。』
# morimon 『読売新聞の写真検索も面白いですよ。うちのあたりは埋立地だから、昔の姿見ると結構びっくりする。https://db.yomiuri.co.jp/shashinkan/』
# okyn 『うちのあたりは警察予備隊の演習地だったんですねえ。。。石川島播磨重工もありましたね。いま埋め立て地のあたりが海だったころ、深川の祖母(85?)が海水浴に向かう客にお弁当を売ったという話をきいたことがあります、昔は本当に海だったんだなあと。。。確かにすぐ忘れてしまうだけかも、で歴史とか伝統とかは都合に応じて持ち出すものなのかなと思います。』
2005/09/08(木)
日記
多くのメールが新サーバ経由で届き始める。とはいえ、サーバの引越し情報がネット全体に行き渡るには1週間ほどかかるらしい。
日中は基本的に読書。天皇制について考える。
昨日の暴風で、成長しかけのゴーヤの実3つのうち、俺が受粉させたのは茎がねじれてしまい、これ以上の成長はあまり期待できない様子。他2つはなんとかなるかもしれない。それ以上に被害を受けているのはキュウリ。食えるような実がこの先育つのかどうか。
家庭菜園の後方支援として、彼女への名目上は堆肥と呼ばれるカブトムシマットの発酵促進作業にいそしむ。
遅い昼飯はベーコンと青しそのパスタ。食ったら眠くなる。
夜も読書。
深夜、例によって「チャングム」。食事はグラタン。
というわけで、今日もマイペースで1日を過ごしたわけだが、なんだかそろそろ次々と色んな仕事が動き出しそうな予感が。俺の「ロンバケ」も終わりつつある。
2005/09/07(水)
日記
キュウリ・ゴーヤ・ブロッコリーに甚大なる被害。台風の中心から遠く離れたここ東京でも、恐ろしいほどの暴風。この間の台風とはパワーが段違い。吹き飛ばされそうになりながら、今日一日をやり過ごすための対策を行う。しかし……キュウリの支えは、ほぼ完全に倒壊、ゴーヤも茎・実ともに大きなダメージを受けている。もしかすると再生不可能かも……。がっくり。
脱力後、また少し寝る。
日中は読書。風が強い。
晩飯はパスタ、トマトとピーマンとナスとエリンギの炒め物、ソーセージ。
夜、彼女と俺がメール受信などに使っているドメインを、新サーバに移行する作業を行う。レジストラまわりの手続きってほとんどやったことがなかったのだが、そんなに難しくないんですな。新サーバでのメール振り分けやら httpd サービス周りの設定をやっているうちに早朝。
コンビニに行ってモーニングと文春を買う。
2005/09/06(火)
日記
TVは選挙と台風とハリケーンのニュースばかり。つい眺めてしまう。
「カトリーナ」はブッシュのつまずきの始まりとなりそうな感じもする。これが元になって、これからゆっくりとした揺り戻しが起きる可能性もあるという気がする。
今日の昼飯は、昨日の味噌汁+鶏肉のバジルとマスタードのパン粉包み焼き+キュウリスティック+ゴーヤチャンプルーの残り。随分豪華。
コンビニに行って、あだち充のコンビニ廉価本を買う。
昔の知り合い達とメールのやりとり。みんな色々変わっていきますね。
で、なんとなく、今日から生活態度を改めようと思い始める。正直、バーナード・ショウの「一番影響を受けた本」的な状況がゆっくりと生じているからというのもある(かなり婉曲表現)。
まず、出来る限りコンピュータに向かう時間を減らそう。必要最低限のメール・日記書き・仕事、それからクリエイティブな行為のみに使用を限定する。
そして、きちんとした読書のための時間を持とうと思う。
それから、しばらく(おそらく1ヵ月程度)、よほど描きたいことがない限り、マンガ日記は休止中ということにしようと思う。描くのなら、むしろ今は、きちんと作品として成り立つものを描くべき時期に来ていると考えている。そのために時間を割くつもり。自分を律しなくちゃな。←この件については、皆さんなるべくコメントしないでください。なにもないうちから色々応援されたり意見されたりする類のことではないですから。
というわけで、しばらくネット上では色々と愛想がなくなるかもしれませんが、まあ、そういうことでよろしくです。
晩飯は、シソ入りチャーハン。
で、夜は読書。
今日届いた本
小熊 英二「対話の回路―小熊英二対談集」。
# やっちん 『「カトリーナ」はブッシュのつまずきの始まりとなりそうな感じもする>思いもよらぬところで足元すくわれた感がある気がします。みんな色々変わっていきますね>変わらない(変われない)自分に焦りが・・・。偶然にもオレも現在生活態度見直し中。』
# morimon 『一方、小泉の方は……つまずかないですね。なんか隠し玉を持っている人いないのかな。レイプ疑惑なんてのもありますけどね。』
2005/09/05(月)
日記
珍しく外での作業。バグが残っていたか……。というか、少々、設計上の問題なのだな、これは。元々は、自分の作業を楽にするために、場当たり的に作ったものだったから……。で、また場当たり的に修正。
和傘を持って街を歩くと、なんとなく皆がニコニコとして俺の方を眺めているような気がする(気のせいかもしれんが)。こちらも笑顔で応えるのもなんとなく気持ち悪い感じがする。俺は、敢えて強面を作る。
ジャスコへ。野菜と豚肉を買う。客へ衆院選投票を促す館内放送がかかる。一応、選管にお願いされての放送ではあるようだが、ジャスコで聞くと、無党派層へ「民主党へ入れろ」とアピールしているように聞こえてしまいますな。
晩飯はゴーヤチャンプルー。昨日の味噌汁の残りやキュウリの残りも食べる。
今日買った本
あだち 充「クロスゲーム 1」。面白い。あだち充お得意の「好きあっているけれど、2人の間にはまた別の誰かの存在が厳としてあり、そのあたりが時にタブーとして働いて……」という構図が1巻にてカッチリと成立した。考えてみれば、「KATSU!」は、最後までそのパターンにならなかったという意味で、珍しい作品でした。
2005/09/04(日)
日記
キュウリとゴーヤを収穫する。期待以上にデカく育った。キュウリは23cm程度かな。ゴーヤは20cmに少し足りないくらい。どちらも市販のものより太目のプロポーション。こんなのがプランターで育つとは。素敵だ。
昼飯はパスタ。自家製バジルソース。でも、バジル+トマト+オリーブオイル+チーズの組み合わせの味には少し飽きつつある。
さっき採ったばかりのキュウリも食う。キュウリの味がする。素晴らしい。
食後、ミニトマトを50個ほど収穫。
夜、鉄腕ダッシュを見る。ダッシュ村に少しあこがれる。
カブトムシの幼虫の一部をペットボトル飼育に移行しはじめる。今のままだと、衣装ケース2つでは少し育てきらないくらいの数なので……。
晩飯にゴーヤ……と言いたいところだが、冷蔵庫を見ると早めに始末しなくちゃいけない食材がいくつか残っているようだ。ゴーヤ試食は明日に延期。で、結局メニューはナスダイコンマグロオクラの味噌汁+キュウリのスティック+オクラの冷奴+真ダラのムニエル。
2005/09/03(土)
日記
昼飯は味噌汁かけご飯。それから点心。
新聞を読んだり昼寝したり。
夜、突然思い立って、LAN 内サーバのアップデート作業。大きなトラブルもなく完了したのだが、一部のソフトの再設定に時間をとられる。
気がつくと外が明るくなってきたので布団に入る。
ところで、ネットで話題の「コンビニ弁当で豚に奇形?」のニュース、ちょっと怖いですな。まあ、実際のところ、本当にコンビニ弁当が原因なのかは全く俺にはわからんのだが。
# orie 『少し話は変わりますが、狂牛病は人間が作った可能性大と言う記事が3日くらい前に出てました。こちらも、えさに原因があるんだとか。人間は時々愚かなモノです…』
# morimon 『家庭菜園で全てまかなえるといいんですけどね……。食料生産の効率化と安全性の両立というのは難しい問題ですね。』
2005/09/02(金)
日記
今日は寝坊。午後に起きる。メールなどの返事でいつの間にか夕方。誕生日のお祝いメッセージが多い。いや皆さんありがとうございます。
昼飯は昨日の残り。
昨日死にかけだったカブトムシの幼虫、今日は完全に死んでいた。合掌。いい加減な飼い主でごめんなさい。死体は堆肥作りに生かそうと思う。
夜、ジャスコへ。オクラと真鱈を買う。レシートには、カタカナで「オクラ/マダラ」と書かれる。ドグラ・マグラに語感が似ている。
晩飯は豚のロースト。
2005/09/01(木)
日記
今日は俺の誕生日。35歳になっちゃった。なんだか、いよいよ人生の折り返し地点に到達しちゃった感がありますな。全人生で出来ることが今までやってきたことの2倍程度でしかないとしたら、少し淋しいですね。もうちょい密度の高い人生を送れるよう努力するか。
テレビではハリケーンの惨状。とはいえ、現時点でメディアで伝えられる事柄というのは、全体のごく一部なのかもしれない。メディアが到達できない場所というのもたくさんある。もちろん、アメリカに限らず全世界でも。想像力が大切なわけですね。
小泉首相の選挙CMがテレビで流れている。彼の言っていることをぶっちゃけで超訳すると「断固として改革するっていうのが前の約束だったワケで、そういう俺を国民は選んだわけだし、俺はウソつかず今もその線でやっているわけだから、選んだあんたたち国民も俺を裏切るなよ、裏切ったらお前らがウソツキなんだからな」という内容。これって一種の脅しのように聞こえるのは俺だけ?
昼飯は昨日の残り。
コンビニで雑誌類を買う。読む。
今日も堆肥をかき混ぜる。幼虫4匹がまだ生存していることを確認。1匹は行方不明。一齢だったし、もしかすると死んだか? で、ヌカを追加してみる。
溜まっている日記(テキスト版)を書く。結構時間がかかる。
一部、売り場改装されたジャスコへ。衣装ケースを買う(堆肥作り=カブトムシマット作り用)。
晩飯。ケーキがどこからか出現。2人で誕生日のお祝い。鴨のスモークやワインとともにいただく。
例によって「チャングム」。
堆肥をプランターから衣装ケースへ入れ替え。む、だいぶ熱いぞ。幼虫、やばいかも。掘り出して通常のマットへ移動。1匹はほぼ死にかけている。足をゆらりと動かすのみ。やっぱり、発酵すませてから投入すべきだったね……。
# ケン 『おたんじょうびおめでとう。』
# トマトジュウス 『一言では言い表せないものがありますね、この35歳という年齢は。僕も5ヵ月後に追いつきます。』
# kamesato 『実はまだ四分の一くらいしか過ぎてなかったりすると、それはそれでキビシイものが・・・』
# 是臼 『オメデトウございまふ。ぼくはちょっと前に30になりました。もう年です……』
# nyaolin 『おめでとうございます。実年齢よりだいぶ若く見えますよ。』
# orie 『おめでとうございます。35歳ですか、相変わらずその年齢より遙かに若く見られるmorimonさんでしょうか。』
# あやつか 『おめでとうございます!』
# mitchie 『おめでとうございます。またお誕生会しましょう。』
# archaic 『おめでとうございます!』
# moriken 『おめでとうございます。ぜひ密度の濃い方向へ邁進してください。』
# morimon 『皆さんありがとうございます。まあ、なんとかボチボチやっていきますです。』
# takamacky 『一日おくれちゃったけど、お誕生日おめでとう!』
# morimon 『いやいや、誕生日のお祝いでしたら、前後6ヵ月受付中ですので。ありがとうございます。』
# tomo 『ハピバースデーmorimonさん!』
# okyn 『お誕生日、おめでとうございます〜。元越中島の住人です(今は富士の麓に)、mixiから来ました。マンガ日記読んでます。となりの45Fにもあそびにきてくださいねー』
# ソリトン 『出遅れた…Happy Birthday!で、ゴーヤのお味は?』
# morimon 『さらなるお祝いの言葉、本当にありがとうございますです。』