2002/04/30(火)

日記

 目黒にお部屋を見にいく。夕飯はインド料理(つーか、カレー)。戻ってから家賃を払う。その後メディアージュに向かうも、またもやアザーズ見損ねる。ところで、eMac、ちょっと欲しいかも。今日届いたウイルス:W32.Klez.gen@mm×2。猛威と言ってもいいな。

 

2002/04/29(月)

日記

 溜まっていた新聞を読む。読んでないのは夕刊ばっかり。夕刊ってついつい読みそびれてしまうんだよな。MacOS X & MacOS 9 のインストール作業をしながら昨日買った「乞食の子」を読む。めちゃくちゃ面白い。こんだけ面白けりゃもっとあちこちで話題になってても不思議じゃないのになあ。やっぱり、題名がまずいのか、それとも俺が知らなかっただけか。でも、実は偽作の類だったり……はしないよな。

 

2002/04/28(日)

日記

 読書。夜、アザーズを観るつもりでメディアージュに行ったが全席「完売」で叶わず。かわりに久々の本屋&HMV。晩飯は魚料理&ローストチキン。どういうわけか歩くと膝が痛む。今日買ったモノ:DVD「ヤンヤン夏の想い出」。今日買った本:岩平佳子「ブラック・ジャックになりたくて――形成外科医26の物語」、頼東進「乞食の子」。今日届いた本:筒井康隆編「21世紀文学の創造1・現代世界への問い」、三浦建太郎「ベルセルク」1〜22巻。

ヤンヤン夏の想い出

 子供が主人公のありがち映画かと思いきや、全然そうじゃないんだな。邦題はミスリード。別にヤンヤンが主人公というわけじゃないよ。台北に住む一家族のそれぞれの人間のエピソードを積み重ねた、実に丁寧な映画というのが本当のところ。

  絵的にも、アップの使用を抑制し遠くから淡々と映し出す画面といい、ガラスに映る光と影といい、非常に美しい。日本で撮影されたシーンも「これが日本?」ってきっと感じると思うよ(駒場東大前駅が出てくる場面もあったな)。

  テーマを子供に語らせてしまっている部分があるのがちょっとうざいとは思うけれど、全体的には好印象。いいものを見たという感じです。

 

2002/04/27(土)

日記

 GW休暇開始。でも副業に励もうと誓う。とかいいつつ、読書&DVD。今日はメーデー。最近では、4月にやったりするのね。今日の豆知識:そういえば、海難時も「メーデー、メーデー」って言うよね。実はフランス語で「われらを助けて」という意味らしいね。今日届いたウイルス:W32.Klez.gen@mm。

太陽を盗んだ男

 むちゃくちゃなのが面白いというやつだな。粗だらけだけど。で、今日のシンクロニシティ:映画の中でもメーデー。

 

2002/04/26(金)

日記

 連休中定期更新分の作業。終わった終わった。ジョナサンで飯食って帰る。

 

2002/04/25(木)

日記

 今日の定期更新&連休中定期更新分の作業。

 

2002/04/24(水)

日記

 金曜更新分の仕事+コンピュータセットアップ作業。今日届いたモノ:「シメイホワイト」6本。

AB型の歴史

 AB型の血液型は、1000年以下の歴史しかないという話が、まことしやかに流れているらしい(たとえばここ)。今日この話を人から聞かされて、俺はんなわけないと思って、ミイラの血液型とかをネットで調査してみた。結果、奥州平泉の藤原氏のミイラ(ここここ)やら、トリノの聖骸布(ここ)やら、紀元前の中国のミイラ(ここ)やらがAB型だということで、明らかにこの話は嘘だと結論できた。

  とはいうもののなんでこういう話が広まったのか。どうやら、これは元々はヨーロッパを中心とした視点からの話だったようだ。昔、ヨーロッパにはAB型の人間はいなかったのだが、B型の因子を持つモンゴロイドとコーカソイドの混血が進むことで、AB型が誕生したというストーリー。で、そのことについて述べた文章(たとえばここ)を読んだ人間がいい加減な理解・翻訳で日本に紹介しちゃったというのが真相ではなかろうか。

  ところで、日本の血液型分布って、A:O:B:AB が大体 4:3:2:1 になってるんだけど、これくらいバラけているのって世界でも珍しいんだよね。日本人っていろんな民族が混血した上で成立してるんだってのが、このことからもわかるよね。

 

2002/04/23(火)

日記

 定期更新作業。今日も夕飯は魚。守護ロボ占い。編集者H田さんから教えてもらった。バラダックやらメカンダーロボやら。しかし、山拓はアホですな。まんま、厨房のヤンキーじゃないか。

髪型

 最近、髪の毛を洗ったままほっとくと、いつの間にか「七三分け」になってたりする。これもおやぢ化の一症状か。がっくり。

 

2002/04/22(月)

日記

 GW進行。金曜更新分の作業。ほぼ終わる。今日はちょっと神経が変だった。デスクトップのウインドウを閉じた瞬間急に回りが暗くなった気がし、停電かと思ったのだが、実は、ウインドウの白地が背景色に変わった分ディスプレイが暗くなり、視界も暗くなっていたというだけだった。

 

2002/04/21(日)

日記

 読書したり考えたり寝たり。今日届いた本:合田道人「案外、知らずに歌ってた童謡の謎」(著者悪乗りしすぎ。買って損した)、小池桂一「ウルトラヘブン」、江川達也「"全身漫画"家」、夏目房之介「手塚治虫はどこにいる」。今日届いたウイルス:W32.Klez.E@mm。添付されてたファイルが「伝言ゲーム」という題名の詩だった。感染マシン中にあるファイルを無作為に選んで添付するらしいのだが、ちょっとした偶然ではある。

経歴詐称

 うーむ。この資料によると、現在、俺は「Advanced Technology and Systems Co., Ltd. 勤務」ということになっているらしい。まったく自覚してなかったよ。反省。ところで、一体どこの会社だよ、これ。現在は修正済み。でもフリーランサーよりも空白のままの方がよかったんだがなあ。そうそう、Advanced Technology and Systems Co., Ltd. って、実は、俺が使っているプロバイダの運営会社だったよ。俺がそこに勤めているものと大学時の先生が勘違いしたらしい。やれやれ。

 

2002/04/20(土)

日記

 高原がエコノミークラス症候群だと。ビジネスクラスに乗っていたというのだが、体がでかいから体感的にはエコノミークラスだったのだろう(そういう問題じゃないか)。今日届いたモノ:DVD「太陽を盗んだ男」。今日届いた本:ロバート・ホワイティング「東京アウトサイダーズ」。今日何気なく買った本:森永卓郎「日本経済50の疑問」。さらさらっと斜め読み。ついでに書くと、今日、相棒のところにはコンピュータが届いた。セットアップの手伝いも少々。

 

2002/04/19(金)

日記

 GW進行で来週の分の仕事をやる。夕食の魚がうまかった。週に3回は魚を食おうと思う。「頭がよくーなる」らしいからな(あれって、実は、10年くらい前に作られた曲らしいね)。心臓病だか卒中だかの予防にもなるという話も新聞に書いてあったし(1週間くらい前に読んだのにもう正確な内容を忘れている)。最近、納豆もよく食う。大学入る前は好きじゃなかったのだが、好みというものは結構変わるもんだな。トマトも嫌いだったが、今では好き。ナスもそのパターン。いや、正確にいうと、子供の頃は、味噌汁に入っているナスとか大好きだったんだが、いつ頃からかそれを気持ち悪いと思い出し、嫌いになり、で、大学に入ってから再びうまいと思い始めたのだな。編集者のHさんも同じようなナス嗜好歴をたどったらしい。

自転車

 そうそう、ついでに思い出したから書いておく。よく、自転車の乗り方って体で覚えるから、一度乗れるようになったら忘れないっていうよね。でもあれって嘘だぜ。俺、幼稚園か小学1年生のころ、一旦補助輪なしで乗れるようになったの。でも、ある時その自転車が盗まれちゃって、そのせいで、その後、2,3年乗らない時期があったの。そしたら……乗れなくなってた。悲しかったね。子供の時期はそれだけ可塑性があるという意味でもあるが。

 

2002/04/18(木)

日記

 写真家サイト定期更新。結構早く終わる。中華料理屋で飯食った後帰る。

 

2002/04/17(水)

日記

 明日の定期更新に向けて作業。それにしても、有事立法あっという間に通っちゃいそうだな。やばい時代だよ。今日届いた本:「ドラえもん」全45巻。大人買い。しめて17550円也。意外に安いよね。

 

2002/04/16(火)

日記

 定期更新作業&昨日の作業の続き。面倒くさくていらいらする。なんとか完了。仕事終わった後、始発電車を待ちながら、ロイヤルホストにて食事&語らい。

 

2002/04/15(月)

日記

 スクリプト書きは大体終わり。後は、流し込む要素を用意し、大量生産するだけ。しかし、なんだな、Perl とかのスクリプト言語の基本って、必修科目として高校か大学初年級くらいで誰もが1度は学ぶべきではなかろうか。この辺を合理的にやれる人って意外に少ないんだよなあ。コンピュータのもっとも便利な使い方の1つのはずなんだが。

 

2002/04/14(日)

ブレイブハート

 DVD。メル・ギブソンの顔が象徴するがごとく、大味過ぎて、俺的にはダメ。

 

2002/04/13(土)

日記

 起きて、本読んで、居眠りして、部屋の片付けして、飯食って、寝た。

 

2002/04/12(金)

日記

 新規コンテンツ用の作成支援スクリプト書き。ワンソース・マルチユースってのは実はなかなか大変。まあ、なんとか目処はついた。今日のシンクロニシティ(というほどのものではない):電車の中で、隣の2人の女性が江戸東京博物館の話をしていた。その横で俺は、鈴木理生「江戸の町は骨だらけ」を読んでいた。この本、かなり面白い。

 

2002/04/11(木)

日記

 写真家サイト定期更新作業。ちょっと今回は量が多い。朝までかかってしまう。中華料理屋でみんなとちょこっと飲んでから帰る。

 

2002/04/10(水)

日記

 昼過ぎに起きる。自宅でしばらく仕事。移動してまた仕事。人のコンピュータの設定手伝いをちょっと。副業が大学院時の友人らに発見された模様。汗。今日届いた本:保坂智「百姓一揆とその作法」。今日の発見:「新庄の成績+阪神の成績=一定」則。

 

2002/04/09(火)

日記

 通常の週一更新作業。友人の子供が生まれた。めでたい。今日のシンクロニシティ:英語翻訳についての本をたまたま昨日買って、で、とあるところに僕が書いた英語の間違いを指摘するメールが今日友人から。今日届いた本:河野一郎「誤訳をしないための翻訳英和辞典」。今日の豆知識:菜の花を英語で言うと?

 

2002/04/08(月)

日記

 WindowsXPのインストール作業&その他の仕事。XP のマルチユーザ環境はどうもつかいにくいな。いろいろ中途半端なんだよな。ついレジストリをいじりたくなる。ついでにHDDもなんだか調子よくない。いつの間にか朝。今日届いた本:河野一郎「翻訳のおきて」。今日届いたモノ:DVD「ブレイブハート」。

 

2002/04/07(日)

日記

 昼頃起きる。読書したり居眠りしたり。ビューティフル・マインドを見たからってだけでもないのだが、ちょっとナッシュ均衡解について調べる。手持ちの本、岩波講座応用数学「社会科学における数理的方法」にきちんと解説されていた。ナッシュの名は出ていないが、不動点定理を使うっていうんだから多分これのことだろう。この本、学生の時にノートまできちんととって読んでいたのだが、全然内容憶えてなかったね。あの頃の俺が馬鹿だったから頭に入ってないのか、今の俺が馬鹿だから覚えてないのか。夕方、ビックカメラにて SCSI カードを購入。AGFA の古いスキャナをつなげるため。しかし、カードを差すとマシンがブートしないという症状が出て一苦労。この AGFA のスキャナ、5年以上前のものなのに、AGFA のサイトには 2001 年製のドライバが用意されている。すばらしい。さすがヨーロッパ(ベルギー?)のメーカー。恐れ入る。まあ、エプソンあたりもそうなんだろうけど。今日届いた本:野平俊水「韓国人の日本偽史」、木下直之「世の途中から隠されていること」。今日の頭の体操:「走った方が雨に濡れずにすむ?」。そうか、いつも時間に比例する部分と距離に比例する部分にきれいにわけられるわけじゃないんだな。直方体の時ならいいんだが。

シンクロニシティ

 最近、シンクロニシティづいてる。一昨日起きたシンクロニシティ。2日前、友人の日記サイト見つけたんで、メール出したら、これまた知り合いのジャーナリストのサイトを教えられ、そこを見ると、先月の31日の日記に僕のことについてちらっと書いてあった。ふーんと思っていたら、一昨日、学部時の友人から、僕の名前をその日記で見つけてびっくりしたとのメールが。たまたまその日記を読んでたということなんだけど……。単なる偶然なんだけど、こういう偶然が重なる時って、なにをしてもうまくいくような気がしてくるんだよね。そう思うのは幻想に過ぎないんだけど。でも、そう思った方が気合も出るというものだ。ただし、人が死ぬのだけは勘弁。

 

2002/04/06(土)

日記

 宴会。お刺身が余っちゃったのがなんかもったいない。しかし、動き出してからもう丸3年もたったということで、感慨。今日届いたモノ:「ヒューガルデンホワイト」6本、「ステラビール」6本。

シッピングニュース

 癒しの物語だという捉え方が多いみたいだけど、あんまりそういう風に見ないほうがいいと思う。普通の人間劇として十分面白かった。コミカルなところ(いや、むしろペーソスというべきか)もいい味出している。風景がきれい。「フィオナの海」とか「ウェイクアップ!ネッド」を思い出した。

 

2002/04/05(金)

しかし、辻元辞職以来

 まさに、パンドラの箱を開けちゃった状態だな。「これでニュースになるの? じゃあ、今まで握ってた情報どんどんニュースにしてやれ」という感じか。みみっちい疑惑がどんどん出そうね。このままだと、近いうちに解散かも。

CODE

 レッシグ「CODE」はちらっとしか読んでないんだけど、あそこに書かれているようなことってやっぱ、実感する時あるなあ。以前、某コンテンツ制作関係で、コンテンツ制作上のルールみたいなのを紙で渡されたんだけど、それがまあ、読んでも読んでもよくわからない。その時はその時でなんとかやり終わったわけだが、その後、雛形の「CODE」、つまり、サンプルソースみたいなのを作ってくれないかと頼んだわけだ。で、それができあがってみて、そのソースを覗くと、なるほど、ルールはすべて「CODE」として記述されてるわけ。文章で書いてあるよりわかりにくいところもあるけれど、それこそ実用的で実際的なルールがそこにはあるわけ。つまりはこういうことなんだよなあって感じるよ。で、時にそれは融通が利かなくて、冷徹で……。

 

2002/04/04(木)

ネットコンテンツ・所有概念・パッケージ性

 ネットコンテンツには、実はパッケージ的なものって少ない。コピーされやすい、回線の都合上全部ダウンロードしてから見るっていうのが難しい、そもそもパッケージ的なものにするための規格が作りにくい……などなどいろんだ理由があるんだろう。でも、とにかく、今のネットコンテンツって、言うなれば、観光地の「望遠鏡」でしかない。買うといっても、手元に何が残るわけでもなく、そんなに面白いものでもない。

 でも、実はこれからブロードバンド化されるにつれて、再びパッケージ性の概念が重要になってくるんじゃないかと俺はにらんでいる。つまり、ネットでは希薄だった「購買→所有」というメタファーをいかに復活させるかというのがキーになってくると思うんだ。みんな実は意識してないけど、パッケージって重要だよ。

  教科書とかソフトとかコピーする人はやっぱりいるわけで、俺も昔はそうだったけど、でもいつの間にか俺はやらなくなった。それはなんでかというと、コピーしたものってなんだかパッケージ性が希薄で、所有しているという感じがしないから。細かいマニュアルがなかったり、箱がなかったり、実用上はそれはそれでやっていけるのかもしれないけど、やはりモノへの愛着も湧かないし、ふとしたことで散逸しやすかったりする。

  パッケージ性がきちんと成立していることは、オブジェクトとしてきちんと機能するということでもある。メソッドやプロパティが内外侵入しあったりしないということ。これって実はすごく大事なことだと思うし、人間がモノをモノとして扱う時の基礎って結局これなんじゃないか。たぶん、今までのネットコンテンツは、そういった意味での「モノ」としては不十分な形でしか成立してなかったと思う。

  だから、ソニーにしてもヤフーにしても、「ブロードバンドコンテンツエンジョイサイト」を作って、そこにアクセスしている間だけいろいろ見られるよっていうようなのを目論んでいるようだとアウト。パッケージ性についてきちんと意識しなくちゃダメなんじゃないか。

  簡単にコピーできるデジタルメディアであるからこそ、あえて簡単にコピーしたくらいでは真似できない「パッケージ」的なものをきちんと作ることが重要になってくると思うよ。それはデジタル時代のブランドイメージでもある。

  さて、どうなることやら。

で、今日は

 先日の続きで作成支援環境をちょっとづつ修正しながら、同時に某写真家さんサイトの定期更新。まあ、なんとか終わる。

 

2002/04/03(水)

朝には

 なんとか終了。帰り道、朝飯代わりに築地で寿司を食う。めちゃくちゃうまい。昼過ぎに寝る。夕方には起きる。その後、自宅にて作業。今日届いたモノ:結婚式の引き出物として「望遠鏡」。

 

2002/04/02(火)

せっせ

 せっせと仕事。作成支援環境を整えながらだから、目に見えて進むというわけにはなかなかいかない。で、やはり朝までかかる。3日に続く。

 

2002/04/01(月)

日記

 エープリルフールだと言うのに、嘘が浮かばない。明日の仕事の山に向けてほとほどに助走開始。