2006/04/04(火)

彫刻と畑と能とお墓と味噌と桜とビール

 寝坊気味に起きる。

 外出中だった母親が戻ってきて食事の用意をしてくれる。アジの干物+味噌汁+ハムエッグ+金平ゴボウ+マカロニサラダ。

 昔の話を聞く。進駐軍のまくビラを喜んで拾った話。神都線の話。母方の祖父のさらに上の代の秀吉(ひできち)さんの話。父方の祖父が薬屋をやっていた頃の話。屋号の話。

 今日も母親の実家へ。裏庭を散歩。子供の頃の思い出が蘇る。

 古い掛け軸や彫刻を見せてもらう。橋本平八の作品。へー。有名な人なんですね。

 納屋を見せてもらったり、畑を見せてもらったり、ビニールハウスを見せてもらったり。家庭菜園の参考になりそう。

 土筆が生えている。

 もう一度お墓参り。

 今度は、父親の実家に行く。このあたりの町は昔から能が盛ん。伯父に話を聞く。色々と資料もいただく。とても興味深い。

 花屋をやっている伯母さんにも挨拶。

 父方の祖父母の墓参り。川の近くにお墓がある。同じ敷地内に祖母方の実家のお墓もあるらしい。ただし、ついでの「連れ参り」するのはあまり良くないとのこと。

 二軒茶屋餅角屋本店(麦酒蔵)へ。民具館を覗く。地元の中学生らしき女の子達がなにやらくつろいでいる。

 みそ・たまり蔵資料館を見る。資料館とはいうものの、実際には味噌の製造所そのものを公開しているという形。味噌と醤油の香だけでご飯食べられそう。

 偶然、母親の知り合いの方がここに勤めていて、その方に色々教えていただく。

 レストランが開くまでの時間つぶしに、宮川まで。桜は7、8分咲き。屋台も出ている。ほんの少し散歩。今年の分の花見としてはこれで十分。

 帰りの鉄道の時刻を確認しなきゃな。メモ代わりに時刻表を撮影してあったのだが、カメラの電池が切れている。ダイソーで電池を買う。入れる。19:25 が最終電車か。

 麦酒蔵で食事。六枡御膳を食べる。ビール(ペールエール)も大ジョッキで飲む。ここは料理もビールも本当に美味い。

 一旦実家に戻った後、荷物を持って伊勢市駅へ。両親に見送られて快速みえに乗る。

 ビールのせいで尿が近い。麦酒蔵で1回、実家で1回、伊勢市駅で2回、快速みえの中で1回。

 鉄道の中では、物思いにふけったり、読書したり、居眠りしたり。

 いいタイミングで、大して雨に降られることもなく、23時半頃に帰宅。新幹線で雨雲を追い抜く格好。

 軽くシャワーを浴びた後、熟睡。

今日届いていた本

 浦沢 直樹「PLUTO 3」、三浦 建太郎「ベルセルク 30」、貞本 義行「新世紀エヴァンゲリオン (10)」。