2006/06/01(木)
再挑戦可能な社会?
いや、全くどうでもいいのですが、「再挑戦可能な社会」という言い方、すごくイヤですね。
若くて元気な人ばかりならそれでもいいかもしれないけど、実際は、世の中には、「挑戦」するだけの「体力」がない人も大勢いるわけで……。そういうことに思いが至らないというのは、どういうもんなんでしょうか。
「勝ち」とか「負け」とかでばかり世の中を見ていると、こういう言葉の使い方になってしまうのかなあ。
各論の中ならともかく、これが「格差社会」について語る第一の言葉として出てくるというのは、ちょっと政治家の目配りの仕方としてありえない気がする。
福祉や社会保障と言われるもののごく一部しか見えてない印象を受けますね。
父親が上京中
で、きょうは寝坊。いつもより2時間遅れで起床。
昼飯は、昨日の残り。
突然父親から電話。今、東京にいるらしい。うちに来るとのこと。
少し掃除。掃除機&軽い雑巾がけ。それから、お茶とビールとつまみの用意。
軽く飲みながら、近況など。
夕食は、近くのイタリアンレストランへ。初めて入る店。
父親の仕事の話を聞く。ヤバイ人間を相手にして渡り合った時もあったらしい。
「長く生きてくればそういうこともあるわな」と父親は言う。
いや、別に父親の仕事がヤバイとかそんなんじゃなくて、普通の堅気の仕事なんですけどね。
その頃まだ小さかった俺達兄弟を抱え、母親も大変だっただろうな。この辺、母親にも別角度からの取材をしないとな。
父親にご馳走になってしまう。他にももらっちゃったものもあるし……。本当はこちらが歓待すべきなんだが。いつもすみません。
駅まで見送る。
簿記3級の本に一通り目を通し終わる。試験を受けて合格することを意味しないが。俺としては、大体の考え方がわかればいいということで。
今の時代、ほとんどの計算はパソコンがやってくれるし、実際的なまとめ方ってのは、計算の表現方法の一例、あるいは、実装の仕方の一例でしかないからな……なんて思うのはずっと理系だった人間の驕りか。
いや、世の中の多くの人間がこういうやり方をきちんと身につけているというのは、尊敬に値することですよ。
今日聞いたところによると、うちの父親は簿記2級に合格しているらしい。偉いなあ。
傷む前に、ブリの切り身を焼いておく。明日食べよう。
# yuri 『ほんとほんと!! すごく高い俯瞰からモノを見てるのが嫌。』
# 翡翠 『むにゃむにゃと思うところあり。。。』
# ケン 『オランダや北欧レベルとは云わないが「生存権」の保証も、コトバに踊らされない「実務」として、日本国政府は取り組まなければ…などと云いつつ、エロマンガ読みながらコメントを投稿する今日この頃。』
# morimon 『政治家としては、目立つ人ばかり見ているんでしょうけどね>yuriさん。』
# morimon 『まあ、この日記も、「むにゃむにゃ」ですから。』
# morimon 『本当にそうですね>ケンさん。最近は、エロマンガ島はイロマンゴ島と表記するらしいですね。』
# にゃお 『私も理系だったもので簿記なんて計算技術だと思っておりました。今ではその深い世界にどっぷりはまり込んでますがw習うより慣れですよん。』
# morimon 『「表現の妙」みたいなところがありますね。私としては、うちみたいな小規模な事業についての決算までの流れがわかればいいなという程度なんですが。』