2008/02/06(水)

ホームレスと

 寝坊。いかん。

 午前中は会議。遅刻すみません。

 昼飯はお弁当。

 午後、打ち合わせ。

 合間の時間に、某設定の続き。半歩進む。

 夕方、打ち合わせ。

 アップルストアにて、Air を見る。薄いな。

 スパイスピエロなる店でスープカレー。女性客が多い。

 ジャスコへ。なんだか異臭。

 少し離れた所にホームレスを見つける。

 目が合う。彼は俺の方に向かって「お願いします」と繰り返す。

 近寄って、「どうしたんですか」と話しかける。

 「このパンを」

 「買いたいんですか」

 「このパンを」

 異臭がただよう。年は50くらいか。鼻が潰れている。顔全体に出来物や腫れ物。言っている言葉の意味もよくわからない。残飯をもらいに来たのか。片手には30円を握っている。パンは125円。

 「100円あげます」

 「いやこのパンを」

 「これで買えますよね。レジで買ってください」

 「ああ」

 俺は、そそくさと買い物に戻る。

 彼がこの後パンを買ったのかどうかはわからない。

 しばらく後に彼がいたあたりに目をやると警備員の人が立っていた。

 本当はどうすべきだったのか。もっとたくさんのお金をあげればいいのか、無視するのがいいのか。店員に声をかけ、「捨てる食べ物ないですか」と尋ねてみればよかったのか。

 長期的には、政治家になるとか大金持ちの慈善家になるとかというやり方もあるだろうけど、とりあえず、誰もが毎日腹が減るし、外は雪が降っていてとても寒い。

 そもそも、俺は10年後や20年後、どうやって生きているのか。

 

# 翡翠 『戸惑いますね。昔、バス停でタバコの吸殻あさってる人がいて、でも火がなくて、その時すっとライターで火を差し出した兄ちゃんがいて、スマートだなぁと思った。』

# morimon 『「喫煙者」という地平でうまく対等性を見出しているのがイイなあと。価値のやりとりが絡むと対等な関係性が成立しにくいのが難しいですね。』