2003/06/24(火)

日記

 更新日……ではあるが、今日の更新にはあんまりかまっていられませんな。で、相変わらずの作業の続き。トップページやナビゲーションの一部はほぼ完成したが、一番面倒な部分が残っている格好。よくないですな。晩飯はミックスフライ弁当みたいなやつ。その後、朝まで仕事で、朝飯は野菜スープとパンとメロンジュースと粥。しかし、ジョナサンの飲み物、ちょっと氷多すぎ。6割くらいは氷じゃないか。ひどい。これで300円とるのか。で、G5 出ましたな。これで二世代前は名実ともにじーさん(G3)か。

マンガ日記

 「美女のカバンの中身」 所要時間77分。

ICタグ

 いわゆるICタグってのが普及に近づいているらしいね(たとえば朝日の記事)。要するに、バーコードのデジタル拡張版で、「読み取り機を数十センチまで近づければ商品情報を確認できる」というものなのだが、ちょっと待て。「数十センチ」ってちょっと遠くすぎやしませんか。この距離って、通常電車の中なんかなら、全くの他人同士が近づきうる距離だよ。ということは……読み取り機さえ持ってれば、他人が今持っている「モノ」の情報がわかっちゃう。「生理用品持ってやがる。きょうはアノ日だな」、「純情そうな顔してコンドーム持ってるよ」、「小学生のくせしてこんなエッチな本持ちやがって」。うわー、プライバシー漏洩事例がどんどん出てくるぞこれは。それから他にも問題点はある。このICタグって、ちょっと小さすぎるのよね。たった 0.4ミリ。これって気づかれずに他人の体やモノの中に潜ませるということも可能な大きさ。それができるということはどういうことか。最近玄関に業者がつけるマーキングが問題になっているけど、これに類したことがもっと大々的に広範囲にできてしまうということ。人単位、家単位、乗り物単位……なんでもござれ。ぱっと読み取り機を近づければ、どんな人間、どんな家、どんな乗り物……情報が全部読み取れちゃうし書き込めちゃう。それも当事者の知らないうちに。これはやばいよなあああ。で、考えてみたのだが、やはりこういった諸問題の防衛策としては、誰もがICタグを無効化する仕組みを持ちうるようにするしかないんじゃないか。やばそうと思ったら、半径数十センチ内のICタグ情報を強制消去するわけだ。それができないと、上記のような問題は絶対生じるんじゃないかな(それとももっと偉い人たちがそんなことはないように考えてくれてるのか?)。というわけで、今日の格言:「便利さはいつも同じだけの不便さをひきつれてやってくる」。これは昔からの俺の信念でもある。