2003/10/10(金)

日記

 朝からネットの調子が悪い。メールでプロバイダに連絡。折り返し電話がある(……って俺、メールには電話番号書かなかったんだけど……。データベースを調べたな。親切だが少しヤな話でもある)。やっぱ障害が発生しているらしい。銀行へ。結婚式の入金&新居の家賃引き落とし手続き(まだやってなかった)。昼飯は牛丼。仕事場では昨日の SOAP 関係の続き。仕事中にこんなことやってていいのかという噂も。フリーランスと言うのは、金もらいながら勉強するってことが本来ありえない職業だからな。まあとにかく、PostgreSQL から取得したデータを SOAP 経由で Java から拾うというところまではなんとなくできるようになった。しかし、ソース書き換えて deploy しなおすごとに、tomcat の再起動も必要だというのはどういうことなのか。なんだか面倒。うまいやり方があるのかな。で、ひょんなことから、コンテンツ制作上のことについて、編集者やライターとちょい議論(口論?)。仕事の内容そのものから外れた反論にはすこしがっかり。人間関係は難しい。まあ、知らないということを盾にとれるのは、年上の人間とか発注者の特権ですな(って、さすがに一般ユーザよりも知らないのはまずいか)。やっぱりそれなりの権限を持った人間で、デジタル人間とアナログ人間の間をつなぐエージェントとして動ける人がちゃんといないとな。コンピュータを使うことのメリットとデメリットをきちんと教える教育ってのは子供のうちから必要なのかも。たとえばこんな話。コンピュータがいろんなデータをうまく処理できるっていうのはある程度そのデータが規格化されているからこそ。そこで敢えて例外的なデータを扱う作業を行うことになると、往々にして、コンピュータのかわりに、人間が非人間的な手作業を膨大にやんなければならない羽目になる。で、それは「面倒だよ」と言うと「仕事で面倒って言葉を使うな」っていう反論が返ってくる……。違う、仕事の質が変わってくるということなんだよ。毎月千単位で作っているページをコンピュータの手助けなしでやる羽目になりかねないということなんだよ……。じゃあ、あなたやりますか。でもこの業界には、うまく頭を使えば1分ですむことでも、徹夜で3日間作業しちゃって「やったよ頑張った」と思ってしまう人たちもいるから難しい。黙って横で見ててもいいんだけど、やっぱりイライラしてくるし、しかたないな、俺がコンピュータに処理させるための作業をしてやるかってことになる(今回のやつの場合、たぶんシステム的には対応できるけど、データの格納の仕方には少し頭をひねらないと……)。しかし、仕事が終わるとこれが「デザイナーさん対応してくれてありがとう」って話になる。うん、デザイナーさんも頑張ったのはもちろんだけど、その作業を軽減化するために俺がやった作業も結構あるんだよ……。長期的にヒューマンリソース節約の意味で効いてくるのはむしろこっちの作業かもよ……。インフラ関係では「見えない仕事がいい仕事」とは言いますが、それと同じようなものですな。で、終電で帰る。一つ前の駅で降りて焼肉屋へ。

マンガ日記

 「顧客データベース」 所要時間53分。