2004/08/02(月)

日記

 朝のさわやかな目覚めもむなしく、再び眠りへ。起きたのは昼頃。疲れ気味か。

 ここ1週間程手つかずになっていた仕事をやる。某サイトのリニューアルへ向けての「ツナギ」的な制作支援環境(というほど大げさなものではないが)の制作。1ヵ月もしたら不要になるはずのもので、ちょっと虚しい感じもある(リニューアルそのものにはそもそも俺はノータッチ)。

 作業そのものはスムーズに進行。それでも気がつくと夕方。

 夕食。冷蔵庫にあるものを適当に集めて食う。

 東京見物中の時系列日記を作成。旅行あるいはそれに準ずるイベントにおいては、こういう日記を作成することにしている。

 写真の整理をする。ついでに過去の写真を見る。

 最近はメモ代わりに写真を撮りまくることが多いが、2年くらい前はそうでもなかった。旅行中でも、朝から夜まで1枚も撮ってないというような日があったりする。整理し損ねているだけではないかと思っていろいろ探してみたのだが、やっぱりない。ファイルの通し番号から判断するとやっぱり撮っていないらしい。その割には、頭の中にその時の光景が鮮明な映像となって残っている。こうやって書いている間にも、まさか憶えているとは思ってもいなかった光景が突然はっきりとよみがえったりする。

 逆に、写真記録はたくさん残っていても、内的な記憶は希薄な体験というのもたくさんある。

 記憶というのは一筋縄ではいかない。思い出して再解釈することで、変形し汚染されていく部分というのもある。豊かな想い出のためには記録すべきかせざるべきか。思い出すべきか思い出さないべきか。

 こんなことを考えている間に深夜。寝るか。