2004/08/04(水)
日記
寝坊気味。外出前にちょっと細々とした作業。
FAT32 のサブフォルダ数制限は、2の16乗=65536個であるということを知る。8文字.3文字 の規則に則ってない場合、2個分消費するので、さらにその半分。UDF1.5 や UDF2.0 は無制限? でも、ある数を超えたところで妙にアクセスが遅くなるんだよな。
地下鉄にて移動。説明会に出席。いろいろ大変そうです。
晩飯は、N君行き付けのお好み焼き屋へ。うーむ、なるほど。写真のライティングについて習う。
N君の部屋を見学。彼の高校時代のスクラップブック的写真集を見る。彼の青春時代が写っている(いや、もしかするとまだ青春継続中かもしれんが)。撮影時には目立たなかったちょっとしたディテールが、時代を経て、その時代の雰囲気となる。普通だったもの――今は消えてしまったもの。それが胸に迫る。写真というのはスゴイ。
文章の場合、意図的に記述されるものの多くは、その当時に特別であったものについてだから、逆に、その時代に普通だったもの、時代の通奏低音といったものは、直接には残りにくい。行間から読み取るべき対象となってしまう。
我々は日々の微分に反応し、生きている。積分された大状況をはっきり認識するというのはなかなか難しいのかもしれない。未来への不安と過去へのノスタルジーは、我々のそういった制限付の世界認識のあり方と深く関わっている。
制限を超える強い想像力を持つ。歴史を俯瞰し大きな視座を得る。それができたら一種の超人なわけだが……。