2005/02/27(日)

日記

 久々に小説を読んだり。新書とかに較べると、小説はコンテクストが重要な分、体力がある時じゃないと読めないんです、私。でも、今、あんまり体力ないんです。というわけで、比較的すっと読めそうな、小川 洋子「博士の愛した数式」。ずっと前に買ったっきりになっていた本。U君もお勧めだったような。確かに素敵な小説です。

 この博士、ちょっとサヴァン症候群ぽいですな。ラマヌジャンを思い起こさせるところもある。こういうタイプの数学者って実はやっぱりあんまりいないような。俺の知っている数学やっている人たちは、さすがにもうちょっと世慣れた感じの人が多いような。というか、これほどまでに浮世離れしていると、現代生活はさすがに営めません。

 とはいえ、理科系の研究者の卵であったこともある自分は、やっぱりこの博士の方に少しシンパシーを感じたりもする……。

 この小説の中に人々が求めようとしているのは、ある種の聖性なんでしょうな。今の時代、どういうわけか、知的障害者とか子供とか被差別者とか社会的弱者にもそれが求められる。それが癒しということらしい。

 でも、博士の頭からはフケがぽろぽろ落ちるのですよ。そのことが大事なのでしょう。癒しに向き合うのも、本当はそんなに簡単じゃないのですよ。……む……本の内容から大分それてしまったな。

 昼飯はサーモン入りのパスタ。それだけでは足りないのでうどんを追加で茹でて食う。

 お客様感謝デーのジャスコへ感謝されに行く。食材を買う。

 食事の前に粘土細工。目鼻口を小さく作りすぎた。表情が出しにくいな。

 晩飯前にセブンイレブンへ。久々にビールを買う。ヱビス3本でマグカップがもらえるようなことが書いてあったがもらえず。気が弱い俺は、自分からくださいとは言えず。

 晩飯はアンコウ鍋。美味。

 食後、「カンパニー・マン」。途中で寝てしまう。明日続きを見るか。

 

# シロ 『差別や罪の起源が「神聖視」ですからね。私、文学部出身で西洋思想をかじっていましたが、西洋思想…まぁ哲学と言い換えてもいいですけど「どっから集めてきたんだ」という変人のオンパレードでした。』

# morimon 『シロさん、奥が深い……。たしかに哲学やっている人には変人多そうですね。』