2005/09/25(日)
日記
詐欺とか横領とか、そんな内容の夢ばかり立て続けで見る。俺は被害者側。きちっと文書記録を残しておけばよかったと、夢の中で後悔している。現実に戻っても何だか悔しい感覚が残っている。
台風を避けるためなのか、家庭菜園のキュウリの葉っぱにアキアカネが止まっている。ここんところ、3日連続でトンボがうちにやってきている。しかも毎日違う種類。秋を感じるなあ。
昼飯はビーフン。
日中は読書など。
台風も過ぎ去っていって、だんだんと晴れてきた。日が沈む前に外の空気を吸いにいこう。
というわけで、俺があやつれる最高速の乗り物=自転車に乗って外出。サイクリングは久しぶり。歩くのに較べると速いねえ。
できるだけ通ったことのない道を選びながらどんどん走っていく。
なんとなく、洲崎神社に入ってみる。こじんまりとした神社。
いつの間にか、東京都現代美術館のあたりまで来ている。せっかくだから見ていくか。確か、ここには、学生の頃に一度来たことがあったっけ。その時はどんな企画展やってたんだっけ。「ポンピド−・コレクション展」だったような気もするが、確信持てず。建物の形とかまわりの公園の風景は憶えているのにね。全く、何のために来てたんだか。
今やっている企画展は「イサム・ノグチ展」と「東京府美術館の時代1926〜1970展」。時間がないし、今日は俺1人なので、あえて「イサム・ノグチ」はパス。また彼女と来た時に見ようと思う。というわけで「東京府美術館」と常設展を駆け足で見る。
しかし、現代美術館という割には、実はあんまり現代美術っぽくないね。面白い作品もあるけど、なんだか、かなりの部分の作品が、既に現代の日常における商業的な表現に追い抜かれちゃっている気がする。だから、作者が製作した当時に面白いと思ったほどには、もう、現代の僕らにとっては面白くない(あるいは、単に俺が無知だから?)。それに、メディアアート関係が少なすぎるよね。
帰宅後、クロチクに付着した綿状のカビのお掃除。ベタベタする感じで、非常に不快。
殺菌剤を使った方がいいのかもしれないけど、あの手の農薬って、やっぱり人間にも害なんだよね? ネットを見る限り、完全防備してやらなくちゃいけないようなことが書いてあるし。
いわゆる農薬ではない殺菌剤として、うちには竹酢液があるんだけど、あれもかなりの発ガン物質含んでいるらしいので、未開封のまま。自然由来といったって、結局は竹から蒸留した色んな有機溶剤やら有機物質の混合なわけで、単一成分でない分、危険性の評価も厳密にはできないだろうし、それもあって、確か農水省としては、「禁止はしないけど、自己責任でね」といった感じの対応をしているはず。
しかし、ふと思ったのだが、植物の病気の治療法って、殺菌だとか消毒だとか、なんだか対症療法ばかりだな。ワクチン療法みたいなのはないのかね……と思って、調べてみると、やっぱり研究されているようだね。でも、植物各種類ごとに免疫の仕組みって違うわけだし、それを1つ1つを調べていくのって、かなり大変なんだろうなあ。
晩飯は、昨日の予告どおり、ゴーヤチャンプルー。美味しい。