2006/03/23(木)

日記

 アンモニア臭少々。今日の昼飯はカスベの煮付けだったのだが、買ってから調理するまでにやや間があったせいか、食べてみると少し鼻にツンとくる。

 そうだ、こういう時こそ科学的知識の出番。アンモニアといえばアルカリ性。酸性のもので中和だ!

 というわけで、レモン汁をかけてみる。ふむ、ほとんど臭いは消えた気がする。

 でも、考えてみれば、中和して減るのはペアの OH- なんだよな。NH4+ は残っているんだよな。つまりはアンモニアが完全消滅したということではなくて、中和の結果として、気体としてのアンモニアの再放出が抑制されることになったということか。で、鼻は、アンモニア気体が鼻粘膜まで飛んでこない限りは、臭いとして感じないというわけで。

 となると、「中和したから臭いが消えた」という言い方は、論理の飛躍を含んでいて、少々不正確なのかもしれない。

 誰か詳しい方のコメント求む。

 モーニング読んだり、文春読んだり、新聞読んだり、フィギュア・スケート見たり。

 うっかり、「ボトルシップ」を倒して踏んづけてしまった。中の幼虫は大丈夫なようだが……。

 で、ちょっと調べ物など。

 晩飯は、かすべの煮付け+小女子の卵焼きと辛味大根+ミズナとまいたけとあげのお椀。

 いろんな人の近況。おめでたい話も。

 

# やっちん 『硫酸かけて,硫化塩として硫化アンモニウムを生成させ,NH4+を消す。しかも硫化アンモニウムは肥料にもなるしね。…って,カスベが食えんですな 。失礼です。』

# T体調 『酸処理で臭わなくなるのはアンモニウム塩の状態にすれば蒸気圧が下がるからであって、OHの中和とはやっぱ関係ないような… ところで、「アンモニアの臭い」って鼻粘膜上の水に溶けたNH4+を感知してるんでしょうかね。だとすると塩化アンモニウム水溶液を鼻に入れてもあの臭いがするのでしょうか。』

# morimon 『確かに魚はいい肥料になりますよね。魚粉なんてのも使いますよね>やっちんさん。』

# morimon 『それ、僕も思いました。一旦臭いが消えた食べ物でも、鼻から牛乳状態になったらとんでもなく臭いのかもしれない。まあ、別の感知の仕方をしている可能性もあるわけですが>T体調さん。』

# hyakko 『歯ごたえがもっさりしたピータン、と思えば、それなりに美味しいかと。』

# morimon 『ピータンというのは、アクセントをちょっと間違えると、ヒヨコの名前にしか聞こえません。』

# o 『あ…なんか東大の人っぽい会話。それにしても、飯がうまそうです。』

# morimon 『まあ、普通は、こういう会話をするとむしろ飯が不味くなることの方が多そうですが。』