2006/04/02(日)

ズボン忘れる

 朝飯はハナナ。昼ごろには出発。

 新幹線の窓からは桜があちこちに見える。

 昼飯に、KIOSK で買ったサンドウィッチとおしずし。

 新幹線の中では少し眠る。

 車内検札、スタンプ押した後、2枚の表を内側にして返すのね。インクが客の手につかないようにってことなんだろう。いろいろ気をつかっているんだな。

 名古屋駅ではお相撲さんの姿を見かける。でかいな。後から知ったのだが、伊勢神宮で奉納相撲があったらしい。

 接続の関係で、ホームでしばらく待ちの時間。雷が鳴り大雨が降り出す。

 快速みえに乗る。やがて雨は止み、太陽で照らされたキラキラの田園風景が広がる。世界が薄橙に染まり、とてつもなく美しい。

 伊勢市駅からはタクシー。運転手さんと雑談。市長選のこと。つぶれたお店、新しいお店。お相撲さんのこと。

 お通夜の前にとりあえず晩飯をいただく。仕出弁当。ボリュームたっぷり。

 礼服に着替える。げ、礼服の下、ズボンだけない。げげげ。

 今はいているのも黒いズボンなのだが、やはり礼服とは黒さが違うので目立つ。今日のところはこれで誤魔化すことにする。恥ずかしいけど、こういう親族ばかりの場だと、俺らしいってことで許容されるから、気分的には随分助かる。

 そういや、伯母さんの時にはネクタイを忘れていた。必ずなにかしら忘れますね。

 お通夜が始まる。椅子の生活に慣れてしまって、正座もあぐらも辛い。

 お坊さんのお経。それから「念仏ばあさん」によるご詠歌。西国三十三所御詠歌など。こういうものがあるのかと、彼女は興味深げに聞いている。

 今夜は実家に宿泊。