2004/07/06(火)

日記

 無気力も解消傾向か。単純に電池切れだったような気もする。最近まともに食事をしてなかったからなあ。1週間ほどで2キロも体重が減っているのだ。こりゃ、力も出んわ。人間の体というのはやっぱり物理的かつ化学的複合体なわけだからな。燃料不足じゃ動きませんということか。

 今日は定期更新作業。地下鉄にて移動。

 作業の合間に、昨日届いた小熊 英二「市民と武装 ―アメリカ合衆国における戦争と銃規制」を読んじゃう。ふーん、アメリカの民兵組織では、最初のうちは、将校を投票で選ぶのが普通だったのか。面白いな。しかし、多民族国家におけるナショナリズムというのは、民族≒国民と看做されがちな日本でのそれとは、随分と様相が違うものですな。いずれにせよ、そろそろ国民国家を乗り越えた次なる政治/社会システムというのを模索すべき時代に来ているような気もする。そこでやっぱりキーとなるのは、情報と経済と人間の流動性だろう。

 相変わらずウィルスメールが毎日来るので、送信元となっているらしきプロバイダに連絡して、対処を要請する。

 終電前には帰る。

 今日はこの夏一番の暑さだったらしい。帰宅してから彼女に聞く。「暑かった?」「そんなには」。この部屋はやっぱり涼しい。冬、あんだけ寒かったから、償いということで。

 今日はカブトムシがやたら活動的。ブンブン飛び回る。気温が高いせい?

 

# 是臼 『民兵の話はホヤホヤのトリビアだったんですね。』

# ソリトン 『国の境界と言うのは確かに曖昧か…文化と言うのも差異ではなくなりつつある?そうすると国家もサービスを提供する一経済主体という見方がより強まるんだろうかな?(などと真面目ぶってみる)』