2006/02/07(火)

日記

 また養老孟司の本が売れているんだね。でも、俺、なんであの人がそんなに人気があるのかがわからない。自分が無知な分野についてコメントを求められたら、「わからん」つって何も答えなかったらいいのに、いっつも「そもそも」論で、論題をずらして回答してるんだよな。なんだか、読むたびにイヤな後味が残る。あの人って「文系」的なものに対して、ややこしい「コンプレックス」があるんじゃなかろうか。

 こんなこと書いている俺も、まあいろいろアレなわけですが。

 録画してあった「イングリッシュ・ペイシェント」を見る。面白い。一見メロドラマ風だけど、裏のテーマとして「ナショナル・アイデンティティと一個の人間」なんてのも見て取れます。タイトルにもそういった意味が込められている。ただ、あまり説明なしに物語が進むので、ぼーっと見てるとちょっとわかりづらかったりするかも。

 食事は昨日と同じく、ポトフの残り+韓国風サバの味噌煮+豚とナスのオイスターソースあんかけ。自家製サンチュも添えて。

 「第三の男」を見る。彼女は見るの初めてらしい。

 

# okubon 『僕は一度も養老孟司の本読んだことないんだけど、っていうか実用書以外ほとんど本よんでないんだけど、バカの壁って何が書いてある本なんだい? 第三の男は面白い映画だったな。かなり昔みただけだけど。 』

# morimon 『俺もちゃんと読んだことないですよ。主に新聞とか雑誌のコメントを読んでの印象です。「バカの壁」を簡単に説明すると……「あ、この人には、いくら説明しても通じないな、そもそもの所が見えてないもん」って思うことってあるでしょう。アレですよ。見えないもの・見たくない情報は遮断されちゃうんですよ。』

# fuji2bu 『私も「バカの壁」読みましたが、印象には残ってないです。しかし、今、アメリカでその壁を感じています。。』

# morimon 『僕がアメリカに行ったら、まず英語の壁に立ちすくみそうです……。』