2002/05/04(土)
日記
寝てばかり。いかんな。今日届いた本:島田雅彦「フランシスコ・X」。今日届いたウイルス:W32.Klez.gen@mm。
夢
「下手の考え休むに似たり」ではないが、いろいろ妄想しているとついそのまま寝ちゃったりするんだよなあ。しかし、夢ってなんであんなに面白いんだろう。覚醒時に映像を頭の中に描いても、あそこまでリアルにはならないからなあ。不思議だ。
俺が就寝時によく想像するのが、走っている電車から窓の外を眺めるイメージ。完全に覚醒している時だと、どうしても自然な感じにイメージが流れてくれなくて風景が途切れちゃう。つい言語的に「ビルの次は山で、家が見えて、田んぼが見えて、道が見えて」といった分析をしてしまうのもよくないみたい。でも、眠りかけの時には、まるで実際に風景を見ているかのようにありありと映像が浮かぶ。
完全に起きている時には頭の中でなんらかの抑制が行われていて、寝ている時にはそれがとっぱらわれるということなのかね。それとも、覚醒時には外的ノイズに撹乱されちゃってダメなのか。ひょっとすると、寝ている時の映像イメージって実はそんなにリアルってわけじゃなくて、ただそれをリアルと認識する頭の回路が昼と違う基準で反応しているってだけなのかもしれないけれども。