2005/04/27(水)

日記

 子供兵士がお互いを殺しあう。そんな夢を見た。何発もの弾が少年の頭部を貫通していく。少年の顔がぐしゃぐしゃになっていくのを見てしまった。横にいる誰かが言う。「こういう状況については『ノット・バイ』という本に詳しいよ」。で、夢から覚めてから、実際にそんな本があるのかなと思って検索してみた……やはり存在しなかった。

 で、基本的には今日も仕事。でも結構のんびりとしたペース。途中読書したり、マンガ読んだり。

 それにしても、最近、ずいぶんあったかくなってきましたな。俺としてはカブトムシが蛹になる準備を始めないかとハラハラドキドキの日々。まだ全然そぶりも見せてくれないが。

 夕方、ジャスコへ。食材やら週刊文春やらを買う。

 晩飯は、太刀魚としめじを焼いたものと玉子焼き。

 夜、CS で「エデンより彼方に」を見る。うーむ、メロドラマ。というか、キャラにリアリティがないよなあ(特に脇役)。あの状況でそんな会話普通せんぞ。

 夜食に生シラスなどを食う。鯛のアラと野菜のスープも食う。

 しかし、どんどん死者が増えていますね。現代的システムの危うさ・難しさを感じる。

 今の時代、表面に現れるのはいつもリダクション済みの数字。重さとか、動きにくさ、硬さとかいった量を体感できない。本当の全体は見えずとも操作できる。最初に設計し運用し始めた人たちにはある程度見えていたんだろうけど、でも運用しているうちに、人は入れ替わり、だんだん全体像は失われていく。改良と称して、あえてそうしていなかった部分を改悪したり。そして突然事故が起きて……。

 我々の身の回りから量感とか質感が失われているっていう事情、電子マネーなんかも同じだよなあ、デジタルの中にアナログ感を再現するというのがこれからのインターフェースの重要な点だよなあとぼんやりと考えてみたり。

今日届いた本

 浦沢 直樹「PLUTO (2)」、細野 不二彦「ギャラリーフェイク (32)」。いつの間にか最終巻。