2005/05/27(金)

日記

 夜のお散歩に適した季節になりましたな。早めに出先の仕事が終わった俺は、同じく別の仕事で外出中の彼女に電話、合流後、なんとなく散歩をすることにいたしました。

 いつもは地下鉄に乗ってしまうところをひたすら歩く。ああ、地上はこういう風景なのか。全く、地下鉄って外の風景が全然ないから、町を知るという意味では寂しい乗り物ですね。窓の代わりに液晶パネルかなにかで外の風景映し出せばいいのに。

 そして俺達はてくてく歩いていく。見知らぬ商店街を通り、印刷関係の小工場が並ぶ町並みを過ぎ、飲食店街を抜けて、お堀の方へ……。

 東京はいいなあ。どこまで歩いていっても町が途切れない。絶対どこかに駅があるから散歩していて迷子になる心配がない。

 おなかがすいてきた。なにげなく、通りがかりで見つけた市ヶ谷近くの「ダージリン」というインド料理屋に入る。む、お客さんは俺達だけ。あんまり流行っていない店なのかな。少し心配になる。でも、結構美味しいぞ。値段もリーズナブル。そして、俺達が呼び水になったのか、その後次々とお客さんが入ってきた。

 ……ただ、少し食べ物が出てくるのが遅いかもね。俺達はのんびり気分だったので、それで全然構わなかったのだけれども。

 今まで知らなかったのだが、市ヶ谷駅には、江戸城外堀についての資料館風展示がある。なかなかきちんとした作りで面白い。床には大きく江戸時代の地図。「御三家の敷地は広いねえ」「ここって江戸城の検問所なわけだな」「今、大きな道になっているところは、大体は昔は川だったのだなあ(一番の理由は土地買収の関係だ)」なんて会話。

 いやあ、今日はすっかり観光旅行気分になって帰宅しましたよ。テレビブロスの占いによると今日は良くない日だったはずだが、その逆、とっても楽しい日でした。

マンガ日記

 「普通の人たちそれぞれに違った日常がある」 所要時間106分。今日は手抜き。下書きのみ。すんません。後日またペン入れするかもしれません(気が向けば)。

今日届いた本

 一色 まこと「ピアノの森 4 5 6」。このあたりの話、連載時にもリアルタイムで読んでいたが、こうやってまとめて読むとホント素晴らしい。何者かになる前の若者達のキラキラ感。電車の中で読みながら泣く。