2005/10/04(火)
日記
天気が悪い。憂鬱になる。外出もできない。いや、別に晴れていても外出しないかもしれないが、可能性の芽が摘まれるのが嫌。
考えてみれば、俺における多くの欲望の根本は、「可能性を手元に置いておきたい」という気持ちから来ているなのかもしれない。
新しいパソコンがあると嬉しいのは、今までやったことのない新しいことができるかもしれないから。新しいソフトをインストールすると嬉しいのも同じ理由。DVD や書籍を買うのも、いつでもすぐ読める状態にしておきたいから。勉強欲もそうかもな。新しい世界につながるかもしれないと思えるし。
……往々にして、あんまりその可能性を活用することなく日々は過ぎていくわけだが。
青春というものが羨ましいのは、あれが可能性の塊だからだな。
コンビニで、あだち充のコンビニ廉価本を買ってくる。読む。次が最終号か。
昼飯は昨日の残り。
新聞を読む。この時期、スポーツ欄には、引退に関する記事が多い。俺よりも年下の人間が体力の限界を感じて引退するんだもんな……。なんか悲しいな。
とはいえ、俺に関していえば、子供の頃から基本的に怠け者で体を動かすのが嫌いだったので、ずっとひ弱な男であった。そもそも、体力がピークに達した時期なんてもんがあったのかどうかも定かではない。とすると、逆に、これからでも体を鍛えれば、まさしく今こそ人生で一番体力がある時代ということにもなっちゃうかもしれず、これは、虚弱者の特権ですな。
生ゴミ堆肥はかなり発熱中。雨で気温下がっているのにな。水加減の問題なのかな。
いつの間にか夜。彼女は、某案件で取引先と連絡がとれず困っているらしい。それを横目に俺は動画のエンコード作業など。
晩飯は、キムチ+ラフテー+トマト。