2007/04/14(土)
高校生学力テストに違和感
高校生学力テストについての記事を読む。前回より正答率が上がっているのだそうで。まあ、それはよしとして。
新聞には、いくつか問題例が掲載されている(ネットには載ってないみたいね)。そのうち、日本史Bの問題に違和感。
「次の品物は1950〜1960年代にかけて発売されたものです。あなたはこの品物が国民生活にどのような影響を与えたと思いますか。」という問題文と炊飯器の写真。
で、正答例は、「労働時間の短縮」「家事労働の軽減」。
まあ、常識的にはそういう答になるでしょう(実際の話、近代化に伴ったライフスタイルや労働の形の総体的な変化まで含めて考えると、前者については本当にそうなのかという疑問はあるけれど)。
気になるのは、誤りの例として記載されている答。
「ご飯を炊くのが楽になった」
……え、これが誤り? 正解じゃないの? どう考えても正解だよ。
こういう「子供っぽい」答じゃだめで、学校のテストでは、もっと「大人っぽい」言い方をしないといけないということなのか?
学問の本来の意義を文部科学省はわかっているのだろうか。決して「めくらましの知識で自らを装飾する」ためじゃあないんだよ。
こういう答をした子供が「自分は間違っていた」と思わなくちゃいけないというのはまさに不条理だよな……。
いや、そんなことよりも注意しなくてはならんのは、国民投票法案か。全く……。
というわけで、今日も朝から作業。
昼飯は伊勢うどん。
しばし昼寝。
気分転換にカブトムシ幼虫の土入れ替え。糞だらけの古い土は、家庭菜園の土として再利用。
幼虫の数は36匹(初めて数えた)。いつの間にか容器の大きさに応じた数になるもので。
で、また作業。だんだんと疲れてくる。ちょっとずつ進行してはいるのだが……。
晩飯はキムチの炒め物。
録画してあった「あらしのよるに」を見る。絵はとても美しい。