突発的海鮮丼

　今日も寝坊。

　彼女はコンサートへ。俺は、初めて某無料バスに乗って（やや不正な利用）、近隣に新しく出来た電気屋まで。

　ここ、前は違うお店だったのだが、いや、まったく印象が変わりましたね。とりあえずポイントカードを作る。

　駅前のスーパーでメンチカツパンを買う。油で気持ち悪くなる。

　電車で移動。上野まで。公園は人だらけ。彼女と合流する。

　アメ横へ。35cm くらいの中トロの冊が 3,800円のところ 1,000円。ウニとイクラもつけて、2,000円。思わず買ってしまう。他にサクラエビ、ナッツ類、貝柱なども買う。

　これを２人だけで食ってしまうのも勿体無い気がしたので、誰かの家に押しかけて一緒に食おうかと思い、各方面に電話する。しかし、さすが連休中、みんな留守番電話で誰にもかからない。やっとこさ２度目の電話でＺさんに接触成功。「ご飯だけ炊いておいてください」。いや、迷惑かけます。

　町屋へ。ビールも買って、Ｚさんのおうち訪問。海鮮丼を食う。美味い。

　近くに住むＨさんも合流。彼のバイクがまたすごい。

　Ｈさんはバイクを戻しに一度帰宅。ライダーにアルコールはご法度なので。

　Ｈさんがワインを持って再登場。だが、Ｚさんちにはコルク抜きがない。だが、物作り用の工具類は色々揃っている。なんとかならないかと試行錯誤が始まる。ネジを入れてみたり、ドリルで穴を開けたり、キリを使ってみたり……。

　２つ穴を開けて、なんとか実用に耐える程度に注げる形となる。コルクの粉末が舌の上でサラサラと独特の風味を醸し出す。

　やがてＺさんの先輩でもあるＮ氏も合流。我々夫婦の気まぐれが５人の小宴会となってしまった。

　Ｚさんは尻が好きだということがわかる。

　終電の時間が来たので駅まで。皆で見送ってもらう。

　こういう無計画な行動は、連休らしいようで、そうでないようで……。