2007/08/15(水)
初帰国
飛行機に乗るまでの時間は観光。今日も日本語ガイドつき。なんて贅沢なんだ。
今日は光復節(つまりは日帝支配からの解放日)なので、公共施設は無料。こりゃお得。日本人がそうやって単純に喜んでいいのかという気も少しするけれども。
市庁の前面は、ムクゲの飾りで覆われている。これも今日が光復節だからなんですな。
何百人だか何千人だか、警察官の集団が厳戒態勢で街中をドドドドと動きまわっているのも、今日が光復節だからなんですな。
街を歩くと、急速な社会変化の様子がそこかしこに感じられる。この国は日本の2倍くらいのスピードで変化しているんじゃないだろうか。そうすると、日本とも共通する諸問題も同じ速度で迫りくるわけで、大変だよな。
下半身の障害者が、車椅子に乗らず、平らな台車のようなものに上半身を載せて這いずり回っているのを見る。物乞いをするのにその方がアピールしやすいからという見方も後から聞いたが……。
徳寿宮/仁寺洞/景福宮/民俗博物館/延世大学といったところを見て回る。じっくり見たいのだが、なにしろ時間がない。国内旅行に比して2倍くらいの駆け足な感じ。
というわけで、夜には帰京。
事前の勉強があまりできなかったのが悔やまれる。いや、その方が実は先入観なしに見られていいのかもしれないが。もっとも、俺の場合、部屋には結構韓国関連の本が転がっているから、断片的な予備知識は少しはあったりもするのだが。
10分単位の細かな記録もあるけれども、ここには記載せず。