2004/01/01(木)

日記

ディズニーランドへ。今日は午前2時より一般営業なんだと。結婚のお祝いに姪と甥からもらったチケットを行使する機会。入場してみたらやっぱり人がたくさん。年越し組の人たちがそこらで雑魚寝してるのはいかにも正月。つまりはホームレス状態。ここはディズニーランド。米帝の独占資本による経済は搾取の構造でもあり、こうやって搾取されつくした人々が……(違うって)。正月の特別パレードとかを待っているんだと思うよ。行列なしではアトラクションに乗れないのは正月の深夜だろうと同じ。こーゆーのはロシア人の気分。とりあえず「蒸気船マークトウェイン号」に乗りながら本日の計画を練る。まず、「イッツ・ア・スモール・ワールド」。グローバリズムの権化たるディズニーが世界各国民族風に飾られた人形を展示しているっつーのもなんだか皮肉な感じがしますな。その後、「スプラッシュ・マウンテン」の FASTPASS とるつもりが、うっかり間違えて「ビッグサンダー・マウンテン」のやつをとってしまう。暗いから間違えた。「ミクロアドベンチャー!」。3D映画。これを出るころには太陽がお目見え。なんとなくの初日の出。「カリブの海賊」。なんだかあっけない。チェロス食う。食事の予約を入れる。「ジャングルクルーズ」。首狩族ですか。政治的に正しくありませんな。ナレーターの解説は面白いのだけれども。食事へ。イーストサイドカフェにてセットメニュー。肉が美味い。体力復活。「ホーンテッドマンション」。なかなかよく出来ている。「ピーターパン空の旅」。待っている間に、2人で物語のプロット作りをする。まわりに家族連ればかりなのもあって、こんなところで考えるストーリーはうっかりすると重松の家族小説風になってしまう。こりゃいかん感が漂っているうちに俺たちの番。空飛びました。「ビッグサンダー・マウンテン」。安全装置が働いて乗る直前にストップ。待合の窓から子供をぶら下げてたヤツのせいだきっと。マイケルと呼ぶことにする。係員曰く「しばらくしてからまた来て下さい」とのこと。買い物をした後来たら「ビッグサンダー・マウンテン」運転再開してる。乗る。キャー。でも意外に素直で怖くない。最後、グリーティングパレードを見てディズニーランドを去る。2002年11月7日に行ったシーに比べると、やはり少し子供向けという感じも。後から作ったものの方が、ノウハウの蓄積もあるだろうし。でもいろいろと勉強になる。チケットをくれた姪と甥に感謝。ところで、夢と魔法の「王国」ディズニーランドの「王」は誰なんだろう。やっぱりディズニー本人なのか。で、ファインディング・ニモを見るためにお台場へ。チケットを買う。チケットと一緒におみくじスクラッチカードをもらう。末吉……。余計なもの渡してくれるなよ。せっかくの大吉がなんだかリセットされた気分。映画までの時間、正月らしく寿司を食う。店の窓から雀を眺める。で、ニモ。寝不足につき、最初の数分をはじめ、ところどころで居眠り。でも、途中を飛ばしていてもストーリーがきちんと追えて、楽しめるのはさすが(なのか?)。ディズニーランドでコーヒーを飲んだ影響で、小便が近くなってて、最後の1時間はかなり我慢気味。帰って、1つだけ仕事をして、すぐさま寝る。午後8時半。

マンガ日記

 「ファインディングじゃなくてスリーピング」 所要時間70分。

今日買った本

 重松 清「愛妻日記」。