2006/04/28(金)
コバエと電気掃除機
いろいろわからんことを電話で問い合わせ。今更だが、電話ってほんとに便利だな。動かずに色んな情報が手に入る。
まあ、もちろん、ネットの情報もインスタントで便利なんだが、ちょっと細かなことになってくると、意外にそのものズバリの情報が見つからなかったりして、結局、確信を得るまでに時間がえらくかかるってことも多いんだよな。
ネットでとりあえずの概観としての知識を仕入れ、残りはそれ以外で……という感じが一番合理的なのかもな。
しかし、こうやって調べものをしていて、つくづく感じるのは、一般的社会人ならばごく常識的に知っているようなことについて俺ってほんとに無知だということ。まあ、俺の人生、思いもしなかった道ばかり歩んでいるから、その辺仕方あるまいと、冷静に思う。
ジャスコのATMに寄った後、郵便局へ。ちょっと情報不足があって目的を達せられず、一旦家に戻り、また電話で問い合わせ。再び郵便局へ。
昼飯は、納豆・山芋・大根おろし・刻みネギのねばねばうどん。
最近のダイエットの成果か、少しズボンがゆるい。ベルトをしよう……と思ったが、常用しているやつが見つからない。仕方ないので、10年ほど前に使ってたベルトを使ってみる……うわ、こりゃきつすぎる。昔はこんなに細かったのか。
後から、常用のベルトを見つけて、つけかえる。ゆったり。少し安心。
堆肥やカブトムシの飼育ケースにコバエ(ショウジョウバエではない)が何匹も発生している。こうなったら「最終的解決」に踏み出すしかないな。非情なる手段を決行するのだ。
- 手当たり次第、手でペチペチ叩いて殺していく。
- 土に湧いている奴らは、上から土をかけて生き埋め。
- もたもたしている奴らには、ヤカンのお湯を浴びせかける。
- それでもやっつけられない奴らに対しては、近代兵器「電気掃除機」を振り回し、次々吸い取っていく。
掃除機はマジ強力。コバエが飛んでいるところへ刀の如く振り回してやると、あら不思議、コバエが消える。こうやって空中で掃除機に吸われていくコバエを見ていると、結構笑える。ま、可哀相な話ではありますが。
彼女は、ケラケラ笑いながら掃除機を振り回す俺に対して、一体この人は何をしているのだろうと不審に思ったらしい。
こんなことしているうちに、段々コバエを叩くのがうまくなっていくのがわかる。あまり汎用性のなさそうな技術ではあるが。
ふと思い出した。昔の家にはどこでもハエタタキという道具がありましたな。最近はあまり見ないよね。
家庭菜園にはテントウムシも来訪中。コバエといいテントウムシといい、もう冬は遠くなりました。
夜は、なんとなくぼけーっと地元の町の広報誌バックナンバーを読む。スキャンされてCD−ROMになっているんだよね。
へー、俺の地元の町は、1966年にやっとこさ、呼び出し式じゃない自動電話が使えるようになったのか。
広報誌には、わざわざ、ダイヤル電話の使い方・ダイヤルの回し方について図解つきの丁寧な説明が載っている。これにはちょっとびっくり。そうか、当時はダイヤル電話は最新式の機械であり、最初は誰も使い方なんてわかんないというわけで。
1966年以降に生まれた俺にとっては、ダイヤル電話なんてずーっと昔からあるものにしか思えなかったのだが、実はそうでもなかったのね。
広報誌曰く、「電話番号のなかの0も必ずダイヤルしてください。もしはぶいたり忘れたりされると相手につながりません」「正しい使用法を早く身につけましょう」。ふーむ……。
考えてみれば、今では、そういうダイヤル電話も、ほとんど過去の遺物となりつつありますな……。1966年の最新機器も、30〜40年しかもたなかったってことか。
晩飯は、ギンダラの西京焼+お椀+ゴマとネギの玉子焼+昨日の残り。
# o 『あははは。10年前のベルトって…。あ、私もクローゼットにあるがします。コバエを掃除機で吸うって、それはまるでウジ虫を掃除機で吸い取ってるのと同じ(一昔前に経験済)で、掃除機の中で生きてるのかなっておもったりしません?穴から出てきそうだよ…。ちなみに私の実家は、いまだに黒電話。』
# morimon 『吸い込み口の穴から出てくるのが怖くて、とりあえず一晩は、口にティッシュをつめておきました。でも、大丈夫な感じでしたよ。』